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そこに、いつごろ創建されたのかわからない古い塔が、一面に生い茂った葦原に囲まれて立ち尽くしている。風が吹くと葦原がざわざわに唸りだす。なぜか、懐かしさに一杯になる、あの塔…。ずっと探し続けている。塔の秘密を解き明かすのは誰? 
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およそ金融マンで信頼できる人間など、一人もいないと思っていたので、2011年に城南信金の吉原毅という人物を知って、とても驚いたこと忘れられません。

信頼できる人、尊敬できる人を発見すると、それだけで気持ちが落ち着きます。真面目にコツコツ地道に生きていこうって気になります。



でも、「原発に頼らない安心できる社会をめざして」などと銘打っている金融機関など他にありません。吉原毅さん一人の考えでできるものなのかと思っていましたが、たまたま、城南信金ってどういうところなのか、と知りたくて調べてみました。

原発に頼らない安心できる社会をめざして
 
http://www.jsbank.co.jp/13/1-13-2.html

で、なるほど、社会貢献活動は伝統なのだと分かりました。
3代目の理事長である小原鉄五郎という方の考え方であり、「小原哲学」などと言われている経営理念が継承されていたのでした。

きっかけは1918年の米騒動を見て、貧富の差をなくして安定した社会を作りたい、と、考えていたことです。小原哲学に関しては、以下のサイトを読まれたら、まさに尊敬できる人物だとわかると思います。

国策に従うのではなく、どこまでも国民の側に立っており、貧しい人々に寄り添っている金融マンだと言えます。

なお、城南信金の起源としては、明治の頃、都内にあった「入新井信用組合」ですが、信組を設立した加納久よしという人物が、またまた尊敬に値します。

運営に当たっては、「一に公益事業、二に公益事業、ただ公益事業に尽くせ」と指導したとあります。凄いです。公益のみです。徹底しています。

このような土壌があって現在に至ったのだと、納得できるところです。以下に二人のことや、
金融語録などが載っています。たぶん、いや、きっと、あなたの気持ちも落ち着くかと…。

加納久宜小原鐵五郎

http://www.jsbank.co.jp/8/1-8-5.html


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