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そこに、いつごろ創建されたのかわからない古い塔が、一面に生い茂った葦原に囲まれて立ち尽くしている。風が吹くと葦原がざわざわに唸りだす。なぜか、懐かしさに一杯になる、あの塔…。ずっと探し続けている。塔の秘密を解き明かすのは誰? 
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 こんな記事が23日に載っていました。 
「政府は2010年度予算編成で、公益法人や独立行政法人の過剰資産を財源として活用する方針を固めた。対象は国からの補助金を原資にした基金や内部留保など。

 法人ではないのですが、上記のような原資から得た利益から、給与を得ていたことがあります。給与の額は普通か少し低いほうですが、私に与えられた仕事がほとんど有りません。

 何十年も前のことです。その組織はネットで調べてみましたが健在でした。その頃、募集をかけている企業がなく、私は就職先がなかなか見つかりませんでした。不景気というのではありません。田舎だからと考えられます。

 珍らしく募集しているところが見つかったので、急いで就活に行きました。そこは県から得た原資を定期預金にして、その利息で事務局の事業と経費をまかなっているところでした。

 その頃、郵便局の利率は8~9%くらいほどありました。記憶が定かではありませんが、原資は4億円くらいだったのではないかと思います。そこから得られる利息収入は、利率9%だとすれば、3600万円になります。

 そして、当時の職員の年収は300
万~100万くらいです。現在と物価が違うので単純比較はできませんが高給とは言えませんでした。それでも無駄金だったことに変わりありません。

 職員は私を含めて4名ですが、なんと仕事がほとんどありません。仕事内容を熟知している人間であれば、一人で事足りるようなところです。仕方なく、書類の整理や掃除などをゆっくりとやっておりました。

 こんなに仕事の無い職場で、なぜ募集をかけたのか、当初は知らずにいました。仕組みを知ったのは数ヶ月も経ってからです。仕事がないのに職員を採用するのは、既得権を維持するためであり、仕事があるように見せかけているのです。

 仕事が多すぎるのも疲れますが、無いのも疲れます。1年弱で辞めました。転職したかったのですが、見つからなかったためです。世の中にはこういう金の使い方があるのだなとあきれました。

 たぶん、氷山の一角に過ぎないだろうと予想します。「必殺事業仕分け人」たちに、洗いざらい調べてもらい、不必要なところはカットしてほしいと思っております。

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