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そこに、いつごろ創建されたのかわからない古い塔が、一面に生い茂った葦原に囲まれて立ち尽くしている。風が吹くと葦原がざわざわに唸りだす。なぜか、懐かしさに一杯になる、あの塔…。ずっと探し続けている。塔の秘密を解き明かすのは誰? 
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 講座で、8・3・7という3つのタイプを取上げていた時のことです。理論にある「女性を強く意識しているタイプ」(以下クリック)について説明していると‥、

     http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/static/theory5.htm

受講生A:強く意識するってよくわからないけど、タイプ7の男性は母親と妻と、どちらを大切にしているんですか?
講師:大切にしているかどうか、それは個々に違いがありますからね。母親に腹を立ていたら大切にしたい気持ちがあっても、実際には大切にできないでしょう。
受講生A:じゅあ、妻と娘ならば、どちらを強く意識してるんですか?
講師:タイプ7にとっては、まずは母親で、次は妻という存在が大きいと言えるので、娘は、その次になるかもしれませんね。大きな存在のほうに向きますから‥。
受講生B:それ!わかります。昨夜、私と息子が口ゲンカしていると、夫(7w8)が、「オレの女に手を出すな!」って、息子にスゴンだんですよ! 

 エエーッと一同大爆笑です。タイプ7は、息子に対して親として接するのではなく、「妻の配偶者」という接し方をしています。そこが理論にある「女を強く意識している」でもあります。

 また、8のウイングがあると、タイプ8のように妻を守る意識が強く、ウイング6が、このようなセリフを言う可能性は低いと見ています。

 そして、タイプ7は「長男気質」ゆえ、子どもタイプです。親になっても、実際には親的な立場になりにくい気質です。娘はかわいがるので親らしい振る舞い方をしているように見えます。が、意識としては親らしい接し方ではありません。また、
息子に対しては父親というより、兄弟のようなライバル関係に立ちやすい人です。 
 
 そして、娘はかわいがるほうですが、娘によっては生意気にみえる人がいます。そんな娘ならば、かわいがる対象にならないのは言うまでもありません。母親も憎らしい人に見えたら、また、妻も夫を愛さないのであれば、憎しみの対象にもなりえます。

 というよりも、すぐに「愛」が「憎」に変りやすいのです。「強く意識する対象」とは、対象の言動に過剰反応するのですから、安定した穏やかな関係になりにくいと考えられます。

 ここが、どうも分からないみたいです。タイプ7の娘ならみな一律にかわいがれるというものではありません。息子でも、その父親(タイプ7)にとって従順で愛らしく見えている、かつ自慢の息子であれば、可愛がります。 

 なお、少年少女期は母親の存在が大きく、青年~中年期以降は、恋人や妻の存在のほうが、じょじょに、母親より大きくなります。ライフサイクルを常に考慮しなくては、性格分析はできません。

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