そこに、いつごろ創建されたのかわからない古い塔が、一面に生い茂った葦原に囲まれて立ち尽くしている。風が吹くと葦原がざわざわに唸りだす。なぜか、懐かしさに一杯になる、あの塔…。ずっと探し続けている。塔の秘密を解き明かすのは誰? 
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今日の朝刊に訃報が大きく掲載されていた。驚いて、どうしてだかウィキペディアを読んでみたら、逝去した日がもう書き込まれている。早すぎる。なんだか辛い。

日高敏隆さんの本と出合う前は、動物のことなどまるで関心がなく、動物の生態を知ったからって、どうなるものではない! などと思っていました。

バードウォッチングを好む友人がいますが、何が面白いのかと訝しく感じて‥。渡り鳥はいつ日本にくるとか、餌はなにを食べているとか、「そんなこと知ってもつまらん!」と、友人には言わなかったが心の中でうそぶいていた。

ところが、日高さんは、動物たちは何故そのような行動をとるのか、その行動をとるのはどういう意味があるのか、を伝えようとしていると。

「私が本当に知りたかったことはこれなんだ!」という感じです。現象とか単なる事実を知りたいのではなく、現象や事実の背後にある原理というか、法則みたいなことが知りたかったのだと、ハッ! と気づかされたのが彼の書いた本だったのです。

以来、著書が出版されるのを待っていた‥。でも、もう彼の新たな文章を読むことはできない‥。

(一度だけ講演に出かけたことがあります。エニアタイプは4w5です)


なお、海外のエソロジー(動物行動学)の著書をいち早く紹介してくれたのは、日高さんの功績だと言われています。それでも、知らない人たちからは知られていない。

もっと多くの人たちに読んで欲しいもの。そんな訳で取上げてみました。 ご冥福をお祈りいたします。


①彼の文が載っているサイト。http://homepage3.nifty.com/nemotoman/hidaka.htm

②彼が講義している様子がみられる動画(70分くらい)
http://mausu.spaces.live.com/blog/cns!88911E98105E4439!8411.entry 

③バックナンバーにある私がまとめた文。日高敏隆さんが動物行動の研究をしていたユクスキュルを紹介しており、そこで知りえたものです。
http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/active/page15/15-1~/15-34.htm

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