そこに、いつごろ創建されたのかわからない古い塔が、一面に生い茂った葦原に囲まれて立ち尽くしている。風が吹くと葦原がざわざわに唸りだす。なぜか、懐かしさに一杯になる、あの塔…。ずっと探し続けている。塔の秘密を解き明かすのは誰? 
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苗字を珍しがられて、「どこのご出身ですか?」と尋ねられることがよくあります。ごく最近も、「ペンネームなんですか?」と質問されました。

竜頭(りゅうとう)は本名で、戸籍上の苗字ですが、「姓の全国順位データベース」によると、25890位です。

日本人の姓
(=名字・苗字・氏)は、30万くらいあるみたいで、世界一と言われています。でも、読みにくい苗字が多くて困りますね。

あまり聞かれない苗字ですが、ある郷土史家が、ルーツは「渡来人」なのではと調べてくれたことがあります。江戸期以前からずっと神社の神官をしていた家系なのですが、神官は珍しい苗字が多いと聞いたことがあります。

ところで、中国語で「龍頭」と書けば、「蛇口」のことを意味します。でも、香港に旅したときに名刺を差し出したことがありますが、やくざ、という意味もあるそうで、この名刺を見られたら「怖がられる」と言われてしまいました。

最近知ったところでは、中国語に「龍頭企業」という言葉があるみたいです。「業界をリードする企業」という意味だそうです。

日本語では「りゅうず」という呼び方が一般的です。よく知られているのは時計にあるネジまきのことです。でも、龍頭という言葉は結構いろいろなところで見かけます。

龍頭峡、龍頭山、龍頭神社、龍頭ケ滝、龍頭岩、龍頭泉などです。どうやら「水」と関係のある語らしく、「流れ」を意味しているとも言われています。

楽器の箏()にも、りゅうずという名称がついています。架空の伝説の生き物「龍」に見立てて各部の名称がつけられているのです。

それは船にもあります。船体の骨格に当たるところを竜骨と呼びますが、船首の先端を飾っている彫り物なども、りゅうずです。また、釣鐘の頭の部分もりゅうずがあります。

五月人形の兜などにも、竜の頭の形をした飾りがついています。これらは、みな魔除けとか厄払い、艱難除去のためなのだそうです。

龍頭観音」もあるそうで、観世音菩薩の三十三の化身のうちの一つで、「天龍夜叉を表し、雲中の龍の背に乗って現れる」と紹介されているサイトも発見しました。

苗字そのものに「魔除け(まよけ)」という意味があるのですから、きっと苦難や災難から逃れられるのではないか、と思うのですが‥‥どうやら護符の効果を信じない、また言霊があるとは思えない気質が災いしているみたいです。

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竜頭 万里子 (りゅうとう まりこ)
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講師・カウンセラー・ライター
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