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そこに、いつごろ創建されたのかわからない古い塔が、一面に生い茂った葦原に囲まれて立ち尽くしている。風が吹くと葦原がざわざわに唸りだす。なぜか、懐かしさに一杯になる、あの塔…。ずっと探し続けている。塔の秘密を解き明かすのは誰? 
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20年くらい前の知り合いに、タイプ7w6の男性がいました。きさくで優しいという印象の男性です。

彼はホモセクシャル(同性愛)で、男性(2w1)と同居していました。ところが同居している男性のほうはバイセクシャル(両性愛)なんです。

しかし、タイプ7ですから「女性を強く意識するタイプ」ゆえ、女性たちとおしゃべりに興じていると本当にうれしそうでした。

同居男性とのことで悩んでいると、仲良しの女性たちに軒並み電話して相談をかけていたと聞いています。私のところにも深夜3時頃に泣きながら電話してきたことがあります。

つまり、性愛の対象者は男性ですが、性愛の対象者ではないが「女性好み」であることがくっきりと出ていたのです。

エニア理論にある「女性を強く意識する」と、性志向は別物なのです。ややこしいのですが、そこを区別して見る必要があります。

こんな例も知っています。旅行先で知り合った女性(A)のことです。彼女(A)はヘテロセクシャル(異性愛)ですが、同居している男性がややこしいのです。

肉体的にまた戸籍上でも男性なのですが、性同一性障害があり、本人にとって「自分は女性」なのです。ところが、この女性(肉体的には男性)はホモセクシャルなのです。

従って、あまりいい言葉ではないが、レスビアンです。ですから、性愛の対象者は女性で、Aとセックスをしています。見かけ上は普通の夫婦関係みたいです。

ところが、実態は‥‥夫婦でありがならそうではなく、でも正常(?)な夫婦みたいに見えます。なにが正常なのかわかりませんが‥。

2人とも2w1と判定できる人たちで、「男性を強く意識するタイプ」です。当会の理論にあるように、ファザコン性が見えます。父親の話をよくしました。また、子どもをとても欲しがっていました。人見知りもせず、オープンでした。なにしろ旅先で知り合った人に、そんな話までするんですから。

性志向と、性同一性障害と、エニアグラム性格学の「9つのタイプが強く意識する性」という3つが、層みたいに重なり合っていると考えられます。

なんだか、宇宙とか自然の玉ねぎ構造とよく似ています。それゆえ、ややこしそうに見えますが、心というものは特別に不可解なものではないと思うのですが。
あなたはどうは思われますか? でも、やっぱり、ややこしいものなのかなあ‥?


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