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そこに、いつごろ創建されたのかわからない古い塔が、一面に生い茂った葦原に囲まれて立ち尽くしている。風が吹くと葦原がざわざわに唸りだす。なぜか、懐かしさに一杯になる、あの塔…。ずっと探し続けている。塔の秘密を解き明かすのは誰? 
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20代後半頃に、キューブラー・ロスの「死ぬ瞬間」を読んで、死とか輪廻転生などに興味を持ったことがあります。また、神秘学にも興味を持ちましたが、丁度その頃に手塚治虫の「火の鳥」とも出会い、さまざまな宗教書から、いつしか「輪廻転生」はある、と思うようになりました。

一時は、死ぬのが楽しみ! というような気分になったこともあります。死を怖がらないのですから、怖いものは一つもない、という気分でしたから、結構、充実できた時期でした。

ところが、エニアグラムと出会ってから、それらが瞬く間に私の中から忽然と消え失せてしまいました。エニアグラムが目覚めさせてくれたと言えるかもしれません。

今では、死ぬのが怖くなり、生きることの怖さも感じています。でも、どこか憑き物が降りたようなイメージで、気持ち的には当時より安定しているつもりなんですが…。

3年くらい前に、私と同じタイプでウイングも同じと判明した男性と知り合いましたが、輪廻転生を信じているようで、「死ぬのが楽しみだ」と言うではありませんか。全く違和を感じなかった男性でした。その後、彼と会ったことはないので、今でもそう信じこんでいるのか知りません。

ところで、中東地域での自爆事件が後を絶ちません。つい最近はロシアでの女性二人の自爆事件で、一人は17歳という。本人の意志でしたことなのか、洗脳されていたのではと、不審に感じています。

「このボタン(爆弾装置)を押すと私は天国に行く」と微笑みを浮かべて語る男性の動画があります。「最も大切なことは爆薬が神の祝福を受けていることだ」と言い、死を怖れていないだけでなく、天国に行けると確信している様子なのです。


これは、YouTubeの「あるテロリストの軌跡自爆テロの一部始終ビデオ」にあり、イスラム過激派の男の自爆寸前の様子が見られます。爆弾が神の祝福? 悪魔の呪いではないのでしょうか。また、死を怖がらないなど、本当に恐ろしいことです。

少しズレるかもしれませんが、以下の報道(4/9AFP)を知り、少しホッとしています。

「臨死体験は血中の二酸化炭素(CO2濃度が高いと起こりやすくなる可能性があるという論文が8日、スロベニアの医学専門誌「Critical Care(救命救急治療)に発表」とありました。

なんだ超常現象じゃなかったんだあ、やっぱりなあ、という感じです…。




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