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マンガ「ボーイズ・オン・ザ・ラン」と「ルサンチマン」は、結構、面白く読めたマンガでした。作者の花沢健吾さんのエニアタイプは、タイプ7w6の可能性が高いと思います。
女性への関心の高さがかなりなものと感じられたのでした。それで、インタビュー記事はないかと探すと、「2007度版・このマンガが凄い」にありました。転載してみますね。
インタビュアー(A)…普通に活発な子どもですか。
花沢健吾さん (花)…若干 暗めですけどね。思春期に入ったら、急激に女の子としゃべれなくなってしまったんです。
A…高校は共学ですか?
花…共学です。でも、恋愛みたいなのはないんですね。好きな女の子はいましたけど、じっとり見ているだけ。とにかく、女の子に慣れていないので、会話ができない。
A…「ボーイズ」でも、「ルサンチマン」でも、男好きですけど同性からは嫌われるタイプのヒロインがこっぴどい目にあいますね。
花…ええ、とりあえず女をやっつけたいっていうのがありまして。せっかくマンガで外部へ向けて発言できるチャンスなので、そこで恨みをはらしたいなと。
A…恨みって、何かされたわけじゃないですよね?
花…ないんですよ! なにもされなかったことが憎いんです!
A…次作の構想は練っていますか?
花…やっぱり骨格にあるのは女性に対しての愛憎なんで、いちど徹底的に描いてみたいなっていうのがあります。
「何もされていないのに憎い」っていうのは、なかなかに興味深い心理ですね。根源的なところから来ているものと考えられます。「女性を強く意識するタイプ(8・3・7)」だと絞れるものです。
そうではなく、女性に酷いことを言われて傷ついた、あれがトラウマになって女に恨みを持つようになった、などと述べる人たちのほうが一般的です。大抵の人たちは、そうなった理由づけをしたり、根拠を探すからです。
正当な理由があるように見えても、根拠を指し示しても、なにもなくても、どちらであっても同じに扱います。つまり、「女性を強く意識するタイプ(8・3・7)」と絞ります。ただ、この場合は、判定の根拠が薄いとか、絞れないはずだ、と言われてしまうでしょうね。
でも、よくよく考えてもらえればわかると思いますが、何も無くても恨みを持ちやすいのですから。それならば、ちょっとしたことでも大きく傷ついてしまう、ということです。
女性に過剰反応をするのが、この3つのタイプです。本当は理由など要らないのです。そのようになった根拠も要らないのです。気質なのですから、生まれついての傾向なのですから…。
アレルギーになりやすい体質に生まれると、ちょっとしたきっかけで発現しやすい、というものと同じです。
そして、上記にもあるように、この3つのタイプは、女性たちと関わりたいのです。基本的に女好きなんです。それなのに、その女たちから相手にもされないとしたら、期待は裏切られ失望が大きくなり、ついには憎らしい、とまで発展してしまう、そんな傾向をうちに秘めているのです。
なお、女好きならば軟派するだろうと思っている方が多いのかもしれませんが、女性を意識し過ぎると気楽に声かけなどできないものです。
従って、「じっとりと見ているだけ」になりそうです。むろん、全ての837がそうなるのではありませんが。でも、この表現がとてもグッドで思わずニャッとしてしまいました。
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