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そこに、いつごろ創建されたのかわからない古い塔が、一面に生い茂った葦原に囲まれて立ち尽くしている。風が吹くと葦原がざわざわに唸りだす。なぜか、懐かしさに一杯になる、あの塔…。ずっと探し続けている。塔の秘密を解き明かすのは誰? 
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9463e1b3.JPG1ヶ月ぶりに田んぼの草刈をしました。写真にあるように無事に実っています。えらいもんですね。ちゃんと実が生っているんですから(当たり前か…)!

ところで、1週間前にイノシシが田んぼに侵入し、稲を5.6株倒されていました。でも、近くの田んぼは侵入していないのです。この地区でイノシシ避けの柵などがある所は一つも見当たりませんからね。

どうやら、無農薬の田んぼゆえ、イノシシの餌であるミミズなどが我が田んぼには一杯にあるからではないかと。

019d4260.jpgなお、田んぼには「メダカ」と「イチョウ浮き苔(写真左)」が見つかりました。どちらも絶滅危惧種です。

メダカのほうはあまりにも小さく、また、すばやく動くので、写真に撮れなかった。残念! (ちなみに、写真をクリックすれば拡大される)

昨年の12月から水を入れて田んぼ作りを始めたばかりなのに、これまでやってきたのは、ニホンアカガエルとコオイムシ、そして、今回のメダカと浮き苔です。早くもこれだけの絶滅危惧種と出会えるんですから…。

農薬さえ使わなければ、すぐに以前のような豊かな生態系が復活するのではないかと、そんな楽観的なことさえ思い浮かびます。

ところで、メダカは海外でも
"medaka"という語が使われるほど生物学界ではよく知られています。日本に棲息する最も小さな淡水魚です。

イチョウ浮苔(ウキゴケ)は、イチョウのような形の葉をしています。胞子で増えるので、農薬の影響を受けやすいものです。日本で唯一つの水面に浮遊するコケの仲間です。

20100831.JPG写真の隣にある黄色い稲は、他の方の田んぼです。当方よりも、1ヶ月くらい前に苗を植え付けています。早くも9月半ばには稲刈りをするそうです。

一方、まだ青い穂が見えるのが、私たち(3人でやっている)の田んぼです。

こちらは一株に1つの苗を植えつけただけです。お隣りの田んぼは一株に5つくらいの苗を植えつけています。

でも、一見だけなのですが、どちらも同量くらいの実が実っているように見えます。でも、当方のほうが茎が太いんです。台風などに遭っても、太い茎が支えてくれそうで頼もしく見えます。

ところで、収穫量が同じだとしたら、苗の費用に関しては、こちらは五分の一で済んでいることになります。農協などでは一株5つかそれ以上は植えるように指導されているのだろうか?? 

農協に出向いたことはないので知りませんが、知り合いの自然農法の田んぼは、一株2つの苗を植えていました。

また、他の方の田んぼの中は、雑草が物凄いほど繁殖するので、ラジコンで除草剤をまいています。危うく我が田んぼまで、一緒くたに薬を撒かれてしまうところでした。

危機一髪で回避できたようですが、それは土地のオーナーが注意を払っていてくれたお陰です。

また、近くの農家の人たちから、“雑草も生えない田んぼ”とからかわれていたようです。肥料もわずかしか入れてないので雑草の繁殖も少なかったので、草刈もあまりせずに済みました。

でも、それでは米の実りも少ないと予想されるのは当然のことです。でも、見た限りでは、堂々と引けを取らないくらいに実っています。えっへんです。

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