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そこに、いつごろ創建されたのかわからない古い塔が、一面に生い茂った葦原に囲まれて立ち尽くしている。風が吹くと葦原がざわざわに唸りだす。なぜか、懐かしさに一杯になる、あの塔…。ずっと探し続けている。塔の秘密を解き明かすのは誰? 
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かなり以前、学生や20代くらいの男女20人くらいで合宿をしたことがあります。一晩中、眠らないでエニアグラムの話で盛り上がったのです。今となっては楽しい思い出になっています。

その折に、青年の一人(タイプ6w5)が、ちょっと遅れて参加しましたが、空いている席は隅っこしかありませんでした。「えぇっ! こんな隅っこなの…」と不愉快そうな顔です。「じゃ代わりますよ」と席を譲った女性(タイプ2w1)がいます。「私、席なんてどこでもいいから」とのこと。

それ以前の合宿では、タイプ9w8の男性がサッサと上席に付いたことがあります。周りの参加者がどうぞと席を譲ったせいでもありますが、ちょっと堂々としており大抵会話のリーダー役をするので自然にそんなことになったのでしょう。

タイプ4w5はやっぱり隅の席に座りました。目立たない席のほうが居心地がいいみたいです。その他、タイプ9w1の人や、2w3の人もいましたが、どの席でもかまわないようでした。

そんな体験をして、どうやら、9つのタイプは居心地のいい席というものがあるらしいと次第にわかってきたというわけです。

まず、タイプ3と6は上席には座りたがらないが、隅っこでは嫌みたいです。お母さん気質のタイプ2はみんなのホステス役みたいなこともするので、選り好みせず、どの席でもいいみたいです。でも、主席はあまり座りたがらない人もいます。

むろん、タイプ8ならば主人席というか最上座こそ自分の座る席だと心得ているのではないでしょうか。そして、タイプ7はお誕生席が好みのようです。みんなから注目を浴びられる席です。

タイプ1と5は気楽に席を外せるような場所がいいのかもしれません。あまりお目にかかれないタイプなので確認はしていません。予想しているだけです。

でも、こんな様子を知ると、エニアグラムの気質はすごいところまで関連しているのだと、感心してしまいます。

なお、気質(=性格タイプ)というものは本能的な行動パターンで、それが大まかには9つあるということが、当エニアグラム性格学の主たる考え方です。それぞれが居心地の良い席を選ぶということも、本能的な行動パターンゆえ、必然的にそうなるのでしょう。

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