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そこに、いつごろ創建されたのかわからない古い塔が、一面に生い茂った葦原に囲まれて立ち尽くしている。風が吹くと葦原がざわざわに唸りだす。なぜか、懐かしさに一杯になる、あの塔…。ずっと探し続けている。塔の秘密を解き明かすのは誰? 
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ウィキペディアに「ランチメイト症候群」として載っている記事をご紹介します。

「ネットを対象としたアンケート調査では、1~2割の男女がひとりでの食事に抵抗を感じていることが明らかになった」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%81%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%83%88%E7%97%87%E5%80%99%E7%BE%A4

ただ、ネットを対象にした場合と高校生などを対象とした場合とでは、数値は変わるのかもしれませんね。

なお、高校時代が、友だちの目を一番気にする頃なのではと思います。二十代の頃に、同年齢集団ということが諸悪の根源なんだから、そういう集団教育はやめるべきだ! などとよくそんなふうに考えていました…。

さて、「友だちもできない劣った奴」に見られることを怖れる人がいるそうです。でも、優れた人は、一人でいるもの、という印象が私にはあります。

(ちなみに、高校生の頃に、いつも一人で過ごしていた静かで落ち着きのある優秀な人がいました。憧れの人だったことを急に思い出しました。声も掛けられませんでしたが、もしかしたら声をかけたほうがよかったんでしょうか?)

たとえば、歌手も、幾人ものグループで歌っているよりも、たった一人で歌っている歌手のほうが優れているのではないでしょうか。そうでない人もむろんいますが、一般的にはそういうイメージがあるように思われます。

また、劣っている人が劣っている人と2人でランチしていたら、劣っていない人たちに見られるのでしょうか? そんなこと有り得ませんよね。「劣っている」ってことが、どういうことを指しているのかわかってないままに書いてますが…、 

それでも、他の生徒たちが仲間とともに楽しく食べている近くで、たった一人で黙々と食事するのは、やっぱり嫌なことではあるでしょう。

ただし、「一人でランチすると友だちもできない“劣っている奴だ”と思われる」と、怖れているのならば、そういうふうには見ない人間も、結構いるんだと知ってほしいものです。

そして、学校などの食事室を、テーブルや備品や観葉植物の配置などで工夫して、一人でも気楽に食べられるような空間に改善して欲しい、と、教育委員会などに要求したいですね。あなたも、生徒会などに問題提起してみませんか?

たとえば、本を読みながら食べられる部屋とか、ネットしながら食べられる部屋とか(ダメだろうな)、窓に向かって一列に座席があって、仕切りも多くて大勢では食べられないとか。

テレビ見ながらランチできるとか、ランチタイムは3交代制にするとか。家が近い子は自宅でランチしていいとか。ランチタイムは地域の人たちにも場を開放するetc 

とにかく、独りぼっちの子が、少しでも居心地よくいられる場を作ってほしいものです。
確実に、他の子どもから排除される子、疎外される子、独りになってしまう子どもがいるのですから、それを前提にしたソフトとハード作りをするべきだと考えます。

先月、桐生市の小6の少女が自殺していますが、給食時にグループに加われず独りぼっちで食べていたことがあったと報道されています。それが原因なのかわかりませんが、一因にはなっているように思うのです…。

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