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そこに、いつごろ創建されたのかわからない古い塔が、一面に生い茂った葦原に囲まれて立ち尽くしている。風が吹くと葦原がざわざわに唸りだす。なぜか、懐かしさに一杯になる、あの塔…。ずっと探し続けている。塔の秘密を解き明かすのは誰? 
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浜岡原発の原子炉が明日には全て停止するという。菅首相は、なんだかこれまでの失点を取り返そうとしてやった、という感じがします。でも、とりあえずグッドニュースです。

しかし、福島原発の状況から見て、まだまだ最悪事態を招く怖れがあります。そんな中、以前に取り上げたプロジェクトが提案文を広めて欲しいという。


「福島原発 暴発阻止行動 プロジェクト」結成へむけて
山田恭暉さんより http://park10.wakwak.com/~bouhatsusoshi/

私事ですがエニアタイプが2ゆえか、山田さんのような存在を知ると、どこか過剰反応をしてしまいます。

それは10代頃からあるもので、何かの危機時に自分は自己犠牲しなければならないみたいで、それが怖くて逃げ出す自分とが、勝手に自動的に格闘してしまうのです。

エニアグラム研究家のドン・リチャード・リソさんも、「タイプ2の自己犠牲」について言及していますが、
その部分だけはすぐに納得できました。リソさんもタイプ2だと判定できそうです。(ちなみに、以前はタイプ4w5と誤認していました)

10代の頃から一番に尊敬する人は誰か、
と、問われたら、田中正造だと答えていたくらいです。足尾銅山にも出かけて、鉱毒事件のことを調べたり。

コルベ神父という存在を知った時もそうで、そこに自分も飛び込んでしまう、まるで当事者のような感覚になってしまうところがあります。他人事にならないのです。

まさにDNAに書かれているかのようで、本能的な反応だと考えられるものです。同じタイプ2の人でも、みながみなそのような感覚になるとは限らないみたいです。この場合も、人それぞれなのでしょう。

ですから、山田恭暉さんもタイプ2ではないかと予想します。いつか機会があったら確かめたい。そして、福島の現場は決死隊のような覚悟を決めた人が要る、という残酷な事実があります。


タイプ2は多数派です。このような時に必要な人材なので多数配置されていた、とでもいうのでしょうか。それに関しては、私には全くわかりませんが…。


ただ、それぞれが自分の役割というか、天命を知ることが大切なのだと思います。そして、他のタイプは、他の人は、また違う役割を持っているのです。


最後まで生き抜くことを目指すタイプ、何事があってもあまり行動を起さないタイプ、それも、その人が天から授かった役割なのだと。


自己犠牲する人が偉いのではないんだと。自分ひとりだけでも生き抜こうとする人、その人も偉いのだと、そんなことがわかるようになりました。


エニアグラムを知ったお陰かもしれません。なお、次のようにも言えるかもしれません。


「人間が人生の意味は何かと問う前に、人生のほうが人間に対し問いを発してきている。だから人間は、本当は、生きる意味を問い求める必要などないのである。人間は、人生から問われている存在である。そして、その答えは、それぞれの人生からの具体的な問いかけに対する具体的な答えでなくてはならない」   ヴィクトール・フランクル 『死と愛』より 

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