忍者ブログ
そこに、いつごろ創建されたのかわからない古い塔が、一面に生い茂った葦原に囲まれて立ち尽くしている。風が吹くと葦原がざわざわに唸りだす。なぜか、懐かしさに一杯になる、あの塔…。ずっと探し続けている。塔の秘密を解き明かすのは誰? 
[16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

いつ頃からなのか、2年前くらいかも‥あまり覚えていませんが、背中や腰のあたりが痒くなって医者にも行かずそのままにしていたら、ある日、背中や腕などに白斑が出ていることに気づきました。

しばらくして、白斑が広がっていると知ったのは昨年末です。検査を受けたら「尋常性白斑症」と診断されてしまいました。

皮膚の色を構成するメラニンを生成するメラノサイトが消失、あるいは機能停止していると考えられているようです。後天的な疾患と言われましたが、先天的なものもあるようです。(ちなみにカネボウ化粧品は買ったことがない)

幸いにも顔には出ておらず、元々色白なほうなので体のほうはあまり目立たないのでよかったのですが、痒みもあって気になります。いまだ原因不明の病で、治療法は対処療法のみです。

斑といえば、福島の畜産農家の牛が白斑が出たというニュースを思い出します。201110月に南相馬に放射能測定のボランティアに参加した時に、放射性物質に晒されていますから、なんか気になりましたね。

あの折にガイガーカウンターの針が吹っ切れた場所にも行っていますが、たぶんそれが原因ではないでしょう。ストレスが原因かもと医師は言っておりましたが、家族からは、「あんたにストレスがあるとは思えない!」などと言われております。

尤も、3.11以降の政治の腐敗というか、理不尽なことばかり続いていましたから、私にとっては十分すぎるほどのストレスを受けていると思っているのですが…。

マイケル・ジャクソンが尋常性白斑症だとわかったのは、死後の解剖でわかったようですが、それと知らない時は、マイケルは美容整形をしたのかと思っていました。あの国ではあの分野の技術は進んでいるのかなどと。

周囲の人たちも、そのように思っていたようです。しかし、マイケルは全身白くなっていたのかと? 黒い肌の人にとっては目立ち過ぎてショックが大きかったのではと思います。

森光子さんも同じ症状みたいで、治療をしなくなったと聞いています。そして、私も治療を受けていません。とはいえこれまで
肌はめっぽう強いほうだと思っていたのですから、この年齢になって、珍しい体験をするとは思いもかけないことでした。

ところで、「アルビノ」と呼ばれる先天的にメラニンの生合成に係る遺伝情報の欠損する先天性白皮症(先天性色素欠乏症)の人たちがいます。以前から知っていたのですが、昨年、タンザニアでの「アルビノ狩り」という恐ろしいニュースを見て驚きました。

一方、天使のように美しい、と羨んでいる人もいるんですね。

http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20130130001
呪われた家庭に生まれるといった迷信が拡散している。だが最も恐ろしいのは、幸運のお守りや薬の材料にする目的で殺害、遺体を切断し、呪術医に売るケースが後を絶たない


http://matome.naver.jp/odai/2137333046222898801

★夏の紫外線は白斑症誘発、唇にも紫外線遮断剤を塗るべきか?http://mottokorea.com/mottoKoreaW/KoreaNow_list.do?bbsBasketType=R&seq=6132


 


 

拍手[2回]

PR

先週、美濃市に出かけたばかりでしたので、美濃和紙がユネスコの無形文化遺産に登録されるというニュースを聞いて、なんだか少しうれしくなりました。どちらかというと、私はナショナリストとは言えないんですけどね。

★和食に続き和紙もユネスコ遺産に
http://www.asahi.com/articles/ASGCT1TF8GCTUHBI001.html

★美濃市http://www.mino-city.jp/jp/index.html


岐阜県の美濃市は、我が家から高速道路を利用すれば、1時間で行けるところです。紅葉を見るつもりで美濃市に出かけたのですが、まだ早かったようでチラホラと赤や黄色が見え隠れしていたくらいです。

その後、美濃市の旧市街地にでかけましたが、そこは「うだつのある町並」が評判になっているところです。

「うだつが上がらない」という言葉がありますが、意味は「状態が今ひとつよくない」とか「見栄えがしない」とか、「パッとしない、グダグダしてカッコ良くない」などです。「うだつ」の漢字は、「
卯建宇立」です。(写真にはうだつが撮れていない)



屋根に取り付けられる小柱で、防火壁として造られたみたいです。それが江戸中期頃から装飾的になり、財力を誇示する手段となったようです。立派なうだつをあげられるほど裕福で、地域の成功者だと思われたみたいです。

で、竹製の行灯の和紙が破れていたので美濃紙を買いましたが、あまり知られていない観光地なのか、人ごみもなく、自動車もあまり通らなくて、ゆったりと見物ができました。でも、ユネスコ遺産になれば、観光客が増えて混雑するのでしょうね。

愛知県にも小原和紙(おばら)という和紙があります。小原和紙に比べると、美濃紙は華麗で華奢す。小原和紙はどちらかというと素朴でちょっと無骨なっていうイメージです。私は渋好みなので小原のほうかも…?(写真は、美濃和紙アート展の誰かの作品)


ところで、ある
百貨店のチラシに「和紙のルーツは韓紙」との説明が載り、インターネット上で「本当か」と疑いの声が上がったみたいです。後に百貨店側は「根拠がないまま掲載してしまった」と謝罪したようです。

ウィキペディアには、「伝来されてきたのか、日本国内で自然に紙漉きが始まったのかはまだ判明していない」などと書いてあります。どうも、ウィキさんのこと怪しいと感じることがよくあるようになりました。間違ったことが書かれていたり…、以前、寄付したのに返せ!と、最近言いたくなっています。

一般的には、紙の起源は、約5000年前の古代エジプトで使われた「パピルス」だと言われています。ただし、パピルスも紙の一種ですが植物繊維から作る今の紙とは違います。

現在の紙の原形となったものは、紀元前2世紀ごろの中国、漢の時代に発明されたものと考えられています。その紙づくりの技術が交易などを通じて東西へ広まったと言われています。

ついでながら取り上げますが、半年前にウズベキスタンに出かけていますが、サマルカンドというオアシス都市があり、その郊外にある「コニギル・メロス紙すき工房」を見学しております。どこも紙作りの工程は同じで、親しみを感じました。

なんとなく中東は馴染やすく、親日家が多いのですが、ずっと昔から、交易を通してアジアは広く深く繋がっていて、文化も似通っています。それで親しみを感じるのではと思います。宗教以外は…。

でも、もっと仲良くなり交流を深めてほしいと思うのです。

★トツプ画面の写真は、コニギル・メロス紙すき工房
https://twitter.com/ryutoumari/lists



拍手[2回]

なんて不思議な歌声なんだろう!! 「ロキア・トラオレ」

それに、「ンゴニ」というアフリカの楽器が、三味線のような音を出していますが、お琴かと思うような弾き方をしています。

土の匂いがするような、アフリカっぽい曲とも言えそうですが、でもオシャレで美しい曲ですね。なぜか、なつかしさ全開って感じになってしまう…。

★マリの気高き至宝、ロキア・トラオレ新作が名門ノンサッチから登場http://tower.jp/article/feature_item/2013/04/16/0102

拍手[0回]



嫌な事を見たり考えたり思い煩っていると、そんな自分が嫌になりますが、夜空を眺めていると少し慰められます。みなさんもそうではありませんか? 自分がどれほどちいっぽけな存在なのか、と気づかされるだけで、ストレスから解放されるような気がします。

都市に住んでいるとまず見られないが、郊外の過疎地などに行けば、夜空に浮かぶ天の川は、晴れてさえいればいつもくっきりと見えます。

私は子どもの頃から都市の中心地辺りで暮らしていたので、18歳になって登山してキャンプした夜に、初めて天の川を見ることができました。それはそれはすごい感動的なことでした。

また、これまでで一番感動したのは、ニューシーランドのテカポにある天文台から観た天の川と満点の星空です。

真冬なので空は晴天で透んでいて雲一つありません。しかも、月が昇る前でしたから、最高の夜空を見ることができました。他のどんな体験とも比較にならないほどの感動で、終生忘れることはない!と思う。

ところで、天の川は天空の上から地上にほぼ上下の縦線に沿っているように見えます。でも、多くの紹介写真などをみると、天の川の渦巻銀河は平面的です。駒を横から見た図に近いと言えます。

ということは、位置関係を想像するに、地球のほうが傾いているってことになるのでしょうね。それに、天の川の全てが見られるのではないみたいです。

半分くらいを見ているのであれば、地球は銀河面の近い位置にあることになる。もしも、遠いところに位置するのであれば、全体像が垣間見えるはずですからね。

この駒のようにクルクル回っている渦巻き銀河の動きをシミュレーションして再現して可視化したものが、上の動画です。思い描いていたものとほぼ同じです。

そこで、太陽はどこら辺りなのかなあ、と想像したり…。でも、太陽はあまりにも小さくて…地球なんぞ影さえない…。そうして、う~ん宇宙ってどれほどの規模なのか、などと想像を巡らせると、心も広がって行きそうにみえるのですが…。

それにしても最近出てきた「可視化」、凄いところまで進化していますね! なお、動画に関する詳しい説明はことら→
http://th.nao.ac.jp/release/20141112/

研究チームは、 (オランダ・ライデン大学のユルン・べドルフ氏、シモン・ポルテギースズワート氏、国立天文台理論研究部の藤井通子 特任助教(国立天文台フェロー)


 


拍手[2回]

高見順の有名な詩を掲載させてもらいました。


『われは草なり』

われは草なり 伸びんとす
伸びられるとき 伸びんとす
伸びられぬ日は 伸びぬなり
伸びられる日は 伸びるなり

われは草なり 緑なり
全身すべて 緑なり
毎年かはらず 緑なり
緑のおのれに あきぬなり
れは草なり 緑なり
緑の深きを 願ふなり

ああ 生きる日の 美しき
ああ 生きる日の 楽しさよ
われは草なり 生きんとす
草のいのちを 生きんとす


 

拍手[2回]




 Falling Slowly



グレン・ハンサードとマルケタ・イルグロヴァが歌う 

80回オスカー賞受賞曲

Falling Slowly

I don't know you
But I want you
All the more for that
Words fall through me
And always fool me
And I can't react
And games that never amount
To more than they're meant
Will play themselves out

Take this sinking boat and point it home
We've still got time
Raise your hopeful voice you have a choice
You'll make it now

Falling slowly, eyes that know me
And I can't go back
Moods that take me and erase me
And I'm painted black
You have suffered enough
And warred with yourself
It's time that you won ……

拍手[0回]


 



★ソロモン諸島から世界へ!凄いバンド『ナラシラト』


http://matome.naver.jp/odai/2141142605440256001



★ナラシラトの公式サイト
http://www.narasirato.com/

ソロモン諸島に古くから伝わる楽器「パンパイプ」のオーケストラ、ナラシラト・パン・パイパーズ。

様々な種類のパンパイプを演奏し、豊かなボーカルやハーモニー、そしてドラムとパーカッションも演奏する。

ソロモン諸島にある人里離れたオテラマ村出身の彼らは、伝統的な自給自足のライフスタイルを送っている。

農業や漁をして家族を養うと同時に、音楽、歌、ダンスへの情熱を追求し続けている。

その音楽の多くは鳥や動物の鳴き声、海や川の音、子供が遊んだり、泣いている音、揺れる木々や働く人の音等、自然の音や人間の行動に基づいた音を表現する。

昨年、大旋風を巻き起こした彼らのフジロックでのライヴを中心にまとめられたアルバム『Tangio Tumas(アリガト・ゴザイマス)』( http://amzn.to/jL6MQf )が日本でも購入可能。

拍手[2回]




御嶽山が、昨日の昼に噴火しました。これ以上、
被害が大きくならなければいいのですが…。

ところで、
噴火予知ができなかった!! 

登山者の多い山なのに…。この事実を深刻に受け止めねばならないと思う。これでは各地活火山の近くにある原発の再稼働など絶対に認められません。

★御嶽山が噴火
http://www.huffingtonpost.jp/2014/09/27/ontakesan-volcanic-eruptio_n_5892000.html?utm_hp_ref=japan

ところで、長野や岐阜に住む人たちだけでなく、名古屋や愛知県北部に住む人たちにとって、御嶽山(おんたけさん)はかなり馴染深い山です。こちらでは普通、「おんたけ」と呼んでいます。

標高3067mで、ちょっとした展望台に登れば見える山で、以前は名古屋中心部にあるテレビ塔からも見えていました。

現在の私にとっては、冬の晴れた日であれば、散歩するといつも頂きが見られる山なのです。また、近くの猿投山の山頂からは、天気が悪くなければいつもおんたけが見えます。それはそれは美しく堂々とした山です。なにしろ、「御」がついている山ですから…。


また、御嶽山は「水の山」とか「滝の山」と言われるほどに水流が豊かで滝の多い山と知られています。そのお蔭で、名古屋地区はおいしい飲料水を飲むことができます。

なお、中学生の頃、学校でおんたけは休火山か死火山だと聞いていたような記憶があります。それが1979年に突如噴火したために、活火山だった!とみな驚いたものです。その後、2008年にも噴火しましたが、マグマが溜まっていたのでしょう。

5年前に御嶽山に登りましたが、20代は山ガールだったのですが、なぜかおんたけに登る気になったことは一度もなく…たぶん近くの山より、北アルプスや南アルプスのほうばかり目が行っていたからではと思います。

で、行ってみたらビックリ。「霊山」だと知らないままに行ったのですが、まさしく「霊山」でした。



なぜなら、とにかく異様な山で、他には見られない光景です。
白装束の修験者やどこぞの信仰者たちが一杯に参拝のために登山しています。

それに、石碑も異様に多くて、それが苔むしていて…あちこちに建っていて、夕方暗くなったら怖くて、ここらにはに居られないって感じです。

遥拝所というのかな、その他、祠や神社や避難所など、とにかく多くて神様が一杯いるところらしいのです。

滝修行者の泊まる小屋(左下)が滝の傍にあって、ここは現役の霊山のようです。


昨日の噴煙の高さはすごかったみたいです。きっと神様がお怒りになっているのだと思う。

原発やめよとか再稼働したら危ないぞとか、戦争へと煽るな等々……警告を発している……と思いたい。

すぐにこんなところに話を持っていこうとする私…。原発を止めたい一心ゆえで、お察しください。

★御嶽山噴火の情報(写真多い)http://togetter.com/li/724346
★御嶽山噴火証言まとめhttp://togetter.com/li/724699
★早川由紀夫火山ブログ
http://kipuka.blog70.fc2.com/blog-entry-668.html


拍手[3回]

カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
プロフィール
HN:
竜頭 万里子 (りゅうとう まりこ)
性別:
女性
職業:
講師・カウンセラー・ライター
趣味:
読書・散歩
ブログ内検索
カウンター
バーコード
アクセス解析
忍者ブログ [PR]
【 ♥ イラスト提供:Night on the Planet ♥ 】