そこに、いつごろ創建されたのかわからない古い塔が、一面に生い茂った葦原に囲まれて立ち尽くしている。風が吹くと葦原がざわざわに唸りだす。なぜか、懐かしさに一杯になる、あの塔…。ずっと探し続けている。塔の秘密を解き明かすのは誰? 
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  インターネットの世界ローカルニュース。そこに、オオッ!と感じ入った記事が見つかりました。

 「8/14、世界最高齢のブロガーとして知られたオーストラリアの女性、オリーブ・ライリーさん(108歳)が12日療養所で死去した。調理人などをしながら3人の子どもを育て、2つの世界大戦を経験した。昨年2月にブログを開設し、70回以上掲載。1900年代初期の洗濯の仕方を紹介し現代と比べるなど、鮮明な記憶を基につづった文章が人気を呼んだ」

 108歳にもなる大先輩がブログを綴っていたとは、うれしいニュースです。この人と比べたら、私などは若輩者。まだまだ永遠に続けられそう、と思うくらいに元気の出るニュースです。

 ところで暇な時に、骨董屋を覗くことがありますが、過日、18世紀頃欧州の庶民の家庭用「洗濯板」を店の奥で見つけました。珍しいことに、買いたいなあとは思いましたが、結局買いません。見ているのが好きなだけですから‥。

 「木板製」ではなく、実は「ガラス製」で、丈夫な厚いガラスです。これで洗濯していた女性は、どんな人でどういう暮らしをしていたのかなあ、と想像する時間が楽しいのです。また、以前住んでいたご近所の80代の女性が、昔の辛かった体験を語ってくれたことが思い出されました。

 なんと! 冬に川で洗濯するのが「一番辛かったこと!」だと言うのです。冬になるといつも手はアカギレになり、血がよく滲んでいたそうで、10代の頃、家族みんなの衣類を洗っていたのだそうです。川で洗濯するなど、お伽噺の世界だと思っていたら、一世代前の女性がやっていたのですから、ビックリです。

 彼女のエニアタイプは、タイプ9w1です。いまだに洗濯物を竿(さお)にかけて、庭一杯に広げて干しています。また、洗濯物に関しては、彼女くらい上手な人は見たことがありません。仕上がりはみなアイロンをかけたみたいです。バッシッ! と決まっています。

 そのコツを尋ねたことがあります。二槽式の洗濯機を使っていましたが、最後のすすぎが終わると、そこに60~80度くらいの湯を注ぐのだそうです。さらに軽くすすぎをして、取り出して衣類を適当にたたみます。それを干し竿に風がよく通るように一杯に広げます。その折、またも服を軽く叩いたり撫ぜたりします。素晴らしくキレイに仕上がります。あなたも一度、トライしてみませんか。

 タイプ9は「おばあさん気質」です。まるで洗濯遺伝子があるかに見えるタイプです。気分がすぐれなくとも洗濯を怠ることはありません。夕方の取り入れも、けっして忘れません。外出して天気が崩れだすと、すぐに洗濯物の心配をします。

 通り雨がある日は、屋内に入れたり出したり、一日中カカリッキリなんです。庭でバダバタやっているところを本当によく見かけたのですが、まるで「洗濯・命」だと思っている人だなあとよく思いました。

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