そこに、いつごろ創建されたのかわからない古い塔が、一面に生い茂った葦原に囲まれて立ち尽くしている。風が吹くと葦原がざわざわに唸りだす。なぜか、懐かしさに一杯になる、あの塔…。ずっと探し続けている。塔の秘密を解き明かすのは誰? 
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 小説「失楽園」で著名になった渡辺淳一さんが、TV番組「徹子の部屋」に出演していた時のことが忘れられません。10年以上かな、かなり以前のことですが、徹子さんはしっかりと渡辺さんの顔を見つめていましたが、彼のほうは全くと言っていいほど、徹子さんのほうを見ないのです。

 徹子さんが、それをどのように受け取ったのか分かりませんが、第三者としては大変に興味深いものがありました。なお、なんとなく話しにくい相手だと感じていたような、そんな印象があります。

 さて、他人と視線をかわすことは、ある意味、危険です。自分という存在をはっきりと相手に印象づけることになります。なにか事が起きた時に、相手に想起されたりすれば、まずいことになるとも限りません。こんな世の中です。万が一ということがありますからね。

 当会の理論では、防御タイプ(714)は人目を強く意識する人たちですから、当然に視線をまじあわすことが少なくなります。怖がりな気質ですから、威圧感のある人や苦手に感じる人を前にすると、つい視線を逸らしてしまうのです。

 しかし、視線を逸らしたために相手の怒りを買うこともあります。学校の先生などがよく言います。「先生の目をしっかりと見て返事しろ!」
 
 なお、これはほとんど攻撃タイプ(825)の人たちのセリフと言えるものです。目と目をかわしていないとキチンと聞いていないかもとか、何か隠し事をしているのではといろいろと勘ぐってしまうとしたら、それは攻撃タイプの人たちです。

 防御タイプは耳の機能はしっかりと効かせているほうで、よく人の話を聞いています。しかし、視線としてみると、「正対」していないかもしれません。

 親とか先生とか上司のような立場の人から、大きな声を出して注意を受けそうに感じられると、つい隠し事などなくとも、清廉潔白でも、何故かつい視線を逸らしてしまうのが防御タイプです。

 それゆえ、よく誤解されます。却って相手の怒りに火をつけることもあります。防御タイプは、相手に怒られるとさらに一層視線を合わせられなくなってしまうのです。

 困ったことです。この違いを受け入れて、理解して欲しいと願っています。当会のエニアグラムを学ぶと互いの違いを知ることができます。いろいろな行き違いや誤解がありますが、それを解き明かすことができます。

 かなり有効なツールだと知ってほしいのです。そのために、こうしていろいろと書き綴ってもいるわけですから‥。

 ちなみに徹子さんをタイプ2w1、そして、渡辺淳一さんをタイプ4と判定していましたが、現在では2w1と判定しています。

目をそらす人たちが防御タイプに多いこと傾向としてはよくあります。しかし、目をそらすのが、上記のような理由ではない場合があります。

たとえば、相手を嫌っていることもあります。または、嫌いではないが、相手をあまりにも意識し過ぎていると目を合わせられません。

いろいろなことが考えられます。従って、あの日のことは渡辺さんご本人に尋ねないと真相はわかりません。

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