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エニアグラムのそれぞれのタイプを調べていくと、同じタイプは時々、妙なところで符丁が一致しているようにみえます。それで驚いてしまうのです。たとえば、サリンジャーとサン=テグジュペリ(タイプ4w5)にもありました。
当ブログ2008/04/21、サン=テグジュペリが語っていることを載せています。「僕の心の中にはこんな男の子が住んでいるのさ」と、自分のことを「寄生者なのだ」と言うところで、なんとなく無能なんだと言っているようにみえます。
サリンジャーのほうは「ライ麦畑で子どもたちが崖から落ちないようにキャッチするのが自分の唯一の仕事」だと言っているようなものです。どうもよく似ています。符丁を合わせたと思うくらいです。
また、「ライ麦畑~」という小説を知ったのは、「攻殻機動隊を読んでからだ」と受講生から聞いていますが、「攻殻機動隊」は士郎正宗さんが描いた漫画ですが、その中のセリフは以下です。
「世の中に不満があるなら自分を変えろ!! それが嫌なら、耳と目を閉じ、口をつぐんで孤独に暮らせ!!」
「ライ麦~」の中にあるものは→「僕は目も耳も使えない人みたいなふりをしなきゃって思ったんだ(I thought what I'd do was, I'd pretend I was one of those deaf-mutes.)」
士郎正宗もタイプ4と判定している方ですが、彼は、きっと、このセリフを自分の作品の中で一度は使ってみたいと思っていたんでしょうね。
ちなみに、サリンジャーは、まさに、耳と目を閉じ、口をつぐんで孤独に暮らしていたのかもしれません。
さて、この「目も耳も使えない人みたいな…」によく似てものとしては、HPのどこかに「タイプ4は見ざる、聞かざる、言わざる、という諺にある三猿のように、殻にこもることがある」と書いています。
「目も耳も使えない人みたい」とは、透明な存在というべきか、そこにいてもそこにいないような存在でもあり、存在感が薄いとも言えるところです。
タイプ4を、当会では「隠れる」という自己生存防衛戦略を持つタイプ(以下のアドレスにある)と分析しています。 (http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/static/theory3.htm)
「隠れる」という防衛戦略を持つ人間であれば、隠れるのがうまくなります。また、なにか危険を察したら、すばやく身を隠してしまうでしょう。存在感というものも、あまりないほうが安全です。となれば、ひきこもりになりやすいのも頷けます。続く…。
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