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そこに、いつごろ創建されたのかわからない古い塔が、一面に生い茂った葦原に囲まれて立ち尽くしている。風が吹くと葦原がざわざわに唸りだす。なぜか、懐かしさに一杯になる、あの塔…。ずっと探し続けている。塔の秘密を解き明かすのは誰? 
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8・3・7という3つのタイプの男性は、男性性の強い気質です。(これに関する理論は次ぎに掲載しています。→http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/active/page15/15-1~/15-42.htm)

このタイプの男性作家が、女性の顔や姿などを描くと、どこかゴツイ感じになり、女性っぽく見えないことがよくあります。

ところが、タイプ2の男性作家が描くと、そのようにはならない場合があります。女性性が強い気質ですから。手塚治虫さんの描いた女性たちも愛らしい顔立ちです。

でも、むろんタイプ2のマンガ家たちの全てが女らしい女性キャラクターを描けるというものではありません。誤解しないでくださいね。837の男性でも女っぽい顔立ちに描くことはできるはずです。

絵が得意であれば、どのタイプでもうまく描けるだろうと思います。ちなみに、絵のうまい人がマンガ家になっているとは限りません。下手な人もよく見かけますが、「へたうま」と言われているものもしばしばみかけます。

また、マンガ界では助手に描かせることがよくあるので、作者本人の手で描かれていないことがよくあります。
            56921ad2.jpg「佐藤まさあき」というマンガ家を知っている人は少ないかもしれませんが、「堕靡泥の星」(ダビデの星)がヒットしており、6、70年代頃に大活躍していた方です。

かなりの美男だったそうですが、顔写真は見たことがありません。家の中に(庭ではない)滝の流れる豪邸を建てたというので有名です。タイプ7w8と判定しています。

暗いハードボイルドものを描いていますが、いわばヒールを主人公にしています。このブログの8月11日づけで述べていることと一致します。(タイトルは“ヒーローよりヒールに感情移入する”)

佐藤まさあきさんは、女性キャラクター(上の表紙絵の女性)をアシスタントに描いてもらっていたようです。男の主人公(神納達也・右下の男性)と比較すると全く違うので、描き手は佐藤さんご本人ではない、とすぐに予想できるものですが。

タイプ7w8は、「長男気質+おとうさん気質」ですから、男性性の強い気質です。女っぽい女はあまり描けないだろうと予想されます。

同じく、永井豪さん(7w8)の描く女性も、女っぽいとか色っぽくは見えません。超ボインの裸体をよく描いていますが。

楳図かずおさん(7w6)の描く女性は美女ではありますが、どこかお人形さんみたいです。女性っぽいという感じはしません。ですから、文章だけでなく絵にも、作者の気質は浮き出ると考えられるのです。

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