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そこに、いつごろ創建されたのかわからない古い塔が、一面に生い茂った葦原に囲まれて立ち尽くしている。風が吹くと葦原がざわざわに唸りだす。なぜか、懐かしさに一杯になる、あの塔…。ずっと探し続けている。塔の秘密を解き明かすのは誰? 
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テレビドラマを視聴するのが大好きだという元受講生からメールが届きました。現在は「蒼穹の昴」というもので、NHK総合日曜夜のドラマを楽しみに見ているそうです。

「講座で、
西太后のことをタイプ8だと紹介されていたので興味深く見ていたんですが、でも、作者の浅田次郎さんがタイプ2らしく感じられるので、西太后がタイプ8らしくないように見えるんです」

d3db4d85.jpg「でも、西太后は臣下などに、自分のことを“老仏爺様(ラオフォーイエ・)”と呼ばせています。甥の皇帝(光緒帝)には、“親爸爸(チンバーバ・実のお父さん)”
と呼ばせているんですよ。これって、やっぱり西太后が「お父さん気質」だからではないでしょうか」

浅田次郎の原作本を読んでみましたが、たしかに原作にも書いてありました。小説ゆえ事実ではないものが含まれていると考えねばなりません。しかし、このような類のことが創作できるとは考えられません。

浅田次郎さんはタイプ2w1と考えられますから、西太后がタイプ2らしく感じられるというのは必然的になるのではと思います。

でも、なぜ、このような呼び方を西太后が求めたのか調べる必要があると思います。しかし、中国語ができればネットで真相を調べられるとは思いますが、それは無理です。

日本語サイトでは、なにか奇異に感じたり、おかしな呼び方だと語っている人たちはいます。また、次のようなものも見つかりました。

 「自分のことを…大切なお父さんと呼ばせた、それには2つの目的があります。一つは生みの親との関係を完全に断ち切らせ自分と新たな親子関係を築かせるため。もう一つは、権力関係をはっきりさせることです。お父さんと呼ばせることによって光緒帝は、西太后の前では逆らうことができなくなります。光緒帝の心の中で彼女が絶対的な権威となり絶対的な君主となるのです」

でも、これって少し変です。お父さんと呼ばせたら、逆らうことかできくくなるものなのでしょうか?

西太后をタイプ8だと見たならば、その威圧感で他の人たちを圧倒して怖がらせることもできます。原作を見ても、甥の光諸帝が西太后を怖れていたと書いてあります。

ちなみに、西太后の権力欲の強さは相当なもので、3度もクーデターを起して権力を掌握しており、権力に固執していることが露骨に出ています。そこまで権勢欲か強ければ、タイプ8に絞れると考えられます。

そして、タイプ8であれば当会の理論では、「父親気質」です。本人自身が、「おかあさん」と呼ばれることに違和感を持つ可能性はあります。また、念の入ったところは「おじいさま(老仏爺さま)」と呼ばせているところです。

呼び方や呼ばれ方というものは、結構、その人の本質的なものと関わりがあるとみています。以下にすでに公表しているものです。


http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/active/page15/15-401~/15-407.htm


http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/active/page15/15-401~/15-409.htm

また、上記にもあるように、タイプ8は人を従わせたがるほうで、自分に逆らう人間は徹底的に叩くという傾向はあります。「権力者(権威ではない)、絶対的な君主」になりたいという欲求が強い気質です


従って、そんな呼び方をさせようとした女性ならば、本性は男だったと考えられ、なおさらタイプ8だと判定できるでしょう。ちなみに、このような性格分析をしているのは世界でただ一つ、おそらく当サイトのみです。

 

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