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いろいろなメールを頂いていますが、なにか誤解を受けているみたいです。私のことをマンガ大好きだと思い込んでおられるようです。
マンガは嫌いではありませんが好きでもありません。マンガの中に面白いとか優れているものがあると、その作品には惹かれます。くだらないマンガでも、そのくだら無さが面白いことがあります。
しかし、夢中になったことは一度もありません。子どもの頃、マンガ本を買ったことはなく、現在、仕事上で要りますが、できるだけ買わないよう工夫しています。
でも、くだらないマンガが多すぎます。お金と時間を返せと言いたくなるものばかりです。むろん、小説でも、その他の分野の本にもよくあることなんですが…。元々大量に読書するほうなので買う場合は厳選します。
ブログや講座などでマンガをよく取り上げるのは、エニアグラムの学習資料としては使いやすいからです。また、実例を資料として使い、ブログなど公の場で出すならば、関係者の了解を得なくてはなりませんからね。
なお、マンガやその他の出版物の批評は社会的に認められていることです。ただ、マンガの絵そのものをコピーして載せると著作権侵害になります。載せたい場合は連絡をとって転載料金を払う必要があります。表紙絵などはオーケーです。宣伝してあげているようなものですから。
さて、槇村さとる著「イマジン・ノート」(集英社文庫)を読んでみました。とっても歯切れのよい文です。エニア理論からみても取り上げられるものが多くて、一部ですがご紹介したいと思います。
「6年生の時、私はなにか彼に取り入ろうと、愛想よくしたり、心細がって見せたり、自分は結構いい子どもであるとアピールした」とあります。
この文は、ブログ01/24の最後尾のほうで取り上げていることそのまんまです。一度ごご確認いただけたらと思います。槇村さんのエニアタイプをタイプ2w1と判定できると考えています。2w1女性によくみかける行動パターンです。
「学校(6年)からの帰り道で、友だちの話に相づちを打ちながら、フッと思い、あれ○ちゃんには○ちゃんの人生ってやつがあるんだ! 私の人生の主役が私なように、○ちゃんの世界では○ちゃんが中心なんだ! 私はちょっとめまいがした」
「え、じゃあさ 今私の目の前を歩いているおばさんや子どもたちや、この人たちもみんな“主役”なんだ! つまり、その時まで世界は全て私だけのものだった訳ですネ。私中心で世界は回ってた。赤ん坊の時からずっと…」
槇村さんのように子どもの頃に、自分同様に他の人たちも自分が世界の中心にいるような振る舞い方をしていると気づく人がいます。しかし、気づかない人もいるように思われます。
攻撃タイプであれば、どちらも自己中心的な振舞い方を多少の違いがあるもののやっています。しかし、それに気づいている人のほうがジコチュー度は浅いと考えられます。気づいていない人は、ジコチュー度が深い、と考えると、その行動の仕方がよく理解できます。
あなたの周りにもいるのではありませんか、どちらも…。でも、どういう人たちがジコチュー度が深いのか、曖昧でよくわからないとは思いませんか。
「ジコチュー」と言うべきか、それよりも「わがまま」のほうが合っているのか、「自分勝手」なのか、そこら辺りもわかりにくいですよね。次回は、もう少しわかるようにしたいと思っております。
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