そこに、いつごろ創建されたのかわからない古い塔が、一面に生い茂った葦原に囲まれて立ち尽くしている。風が吹くと葦原がざわざわに唸りだす。なぜか、懐かしさに一杯になる、あの塔…。ずっと探し続けている。塔の秘密を解き明かすのは誰? 
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石巻の手書き壁新聞、米博物館へ、被災直後から発行

http://www.sponichi.co.jp/society/news/2011/04/16/kiji/K20110416000638650.html

8af349aa.jpg石巻市にある「石巻日日新聞」が被災直後にフェルトペンの手書きで発行を続け避難所などに張り出していたみたいです。武内宏之常務によると、停電と浸水で編集、印刷設備が使えなくなったがロール紙は無事だった。
そこで被災した夜にろうそくの明かりの下で「ペンと紙があれば伝えられる。壁新聞で行こう」と社員と話し合った。壁新聞は電気の復旧まで6日間6カ所に張り出された。これは米ワシントンの報道博物館「ニュージアム」が譲り受けた。

    …………………………………………………………………

この人たちもジャーナリスト魂があると言えるでしょう。ただ、他のところで得た情報をそのまま流していただけならば、失礼かもしれないが、私はさほどに買わない。

事実を摑み、それを人々に知らせたり流すのがジャーナリストの務めです。しかし、「事実とは何か」という問題があります。

重大なことを隠してある特定の事実だけを流していたら、それを「事実だ」と知らせるのはジャーナリストのすることではありません。それは隠蔽に加担することです。

政府広報などを「記者クラブ」という特等席でのんびりと待ち受けて取り、適当な文にまとめて流しているというのが大勢です。

政府の言うことに疑いを持つ、隠していることを個々のジャーナリストが必死に探ったり、喰らい付くというくらいでないと、ジャーナリスト魂があるとは言えないでしょう。

また、どんな視点で切り込んでいくのか、どのような立ち居地から書くのかも重要なことです。

たとえば、権力者の立場に立って書くのか、弱者の視点に立つのか、子どもの目線に立って書くのか、主婦なのか、現場作業者の立場なのか、動物なのか…。

そういうところから、「事実」というものがそれぞれに変わってしまうのです。厳密に考えたら、報道の中立などあり得ないのです。なぜなら、全ての人たちが立ち位置を持っているからです。

しかも、立ち居地は変動しますからね。でも、自分の立ち居地さえ知らない、認知していない、変動したことさえ感じない人間が結構いるみたいで、困ったことです。

さらに、自分の立ち居地だけでなく、多層多角な視点を持てる
人でないと、ジャーナリスト魂があるとは考えられません。

さて、私自身はウォーターゲート事件で動いた記者のような人こそ、真のジャーナリストだと考えています。あるいはジュリアン・アサンジなのか、…まだ未定ですが。

(ちなみにウォーターゲート事件とは→
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%88%E4%BA%8B%E4%BB%B6 )

ご存知のようにウィキリークスのことは、震災や福島原発事故で吹っ飛んでしまいました。ウィキリークスのことを、「ハッカーで、ジャーナリストではない」と語っている人たちがいます。

隠されている事実を暴いているならば、それをジャーナリストでないとどうして言えるのか、私にはわかりません。また、命を懸けているように見受けられるので、ジャーナリスト魂はあるかもしれないと思うのですが…どうなんでしょう。

「情報を出すことこそがジャーナリスト、ハッカーかハッカーでないかは関係ない」と以下の本で語られている。

「日本人の知らないウィキリークス」(洋泉社刊)を就寝前に読んでいます。まだ数ページ残っていて、そこから先になかなか進みません。疲れてるのか直ぐに眠りに誘われます…。

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