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そこに、いつごろ創建されたのかわからない古い塔が、一面に生い茂った葦原に囲まれて立ち尽くしている。風が吹くと葦原がざわざわに唸りだす。なぜか、懐かしさに一杯になる、あの塔…。ずっと探し続けている。塔の秘密を解き明かすのは誰? 
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「“家庭に女優を持ち込まないで欲しい”とさんまが思っていることを、大竹は誰よりも分かっていた」と、以下の記事に載っています。

★「家庭に女優は、いらない。」大竹しのぶ、さんまとの結婚と離婚を語る。
http://www.excite.co.jp/News/entertainment_g/20120305/Techinsight_20120305_61851.html

女性たちのほとんどが一生涯働くような時代になっていますが、結婚して子どもが生まれたら勤めを辞めるという女性も少なくありません。

妻が働くことを嫌がる夫もまだまだいます。しかし、不況で収入が上がらないので、妻が働くことを進める男性は次第に増えているのも事実です。

夫婦共働きで仲良く暮らせるようにするためには、配偶者の価値観を知る必要があります。

とくにエニアタイプは知る必要があると思います。基本的かつ根底にある価値観がわかるからです。

妻にも働いてもらいたいが、妻は忙しくて余裕がなく、すれ違いの生活になれば、不満が高まる恐れがあります。

そこまでして勤める必要はない、と、妻が働くことに反対するかもしれません。

全タイプの夫婦の離婚原因の一つです。

ところで、タイプ7は寂しがりな気質です。プライベートの時間は夫婦でともに楽しみたくなるほうです。

もしも、妻とすれ違いが多く、捨て置かれたら他の女に目が移ることも考えられます。

妻が女優であれば、幾日も留守にすることは他の職業より多いと考えられるので、タイプ7の夫には歓迎できる職業ではありません。

また、タイプ7は仕事を家に持ち帰るほうではなく、職場や仕事の話を妻に語ることも少ないという傾向があります。

ですから、タイプ7が、「家庭に女優を持ち込まないで欲しい」と妻に求めるのは大いにあり得ることです。

一方、タイプ2は帰宅してからも、その日に職場で起きたことを家族になんでも話すということはよくあります。

上司の悪口や愚痴も、家族や友人たちにこぼしたりします。

しかし、タイプ7には「愚痴る」ということは「辞書」にはありません。それはみっともないことなのです。

また、タイプ7は人生を楽しみたいという思いが強いタイプです。
楽しい会話ならしたいが、グチルことは楽しいことではありません。

他人に悩みを話しても
ストレス発散にならないだけでなく、シマッタと思うかもしれません。みっともないことをしてしまったんですからね。

ところが、タイプ2は自分が外で体験したことや、悩んでいることを誰かに吐き出して、それでストレスを発散させるほうです。他人に話せばそれだけでラクになることがあります。

また、夫婦は何でも話しあい悩みも共有するものだと思い込んでいる人が多いタイプです。両タイプはまるで異質です。

そして、浮気性なタイプ7であれば、妻も浮気するのではと予想するものです。自分流の解釈をしてしまうのです。むろん、タイプ7が全て浮気性というものではありませんから誤解しないでください。

ちなみに、浮気性なタイプ2の男性も、妻のことをいろいろと想像するかもしれませんが、比較的、妻の存在は軽く妻のことは失念しやすい気質です。ずっと妻の心や行動を知らないまま、ということもよく見かけます。

しかし、タイプ7にとっては妻の存在はかなり大きく、妻の心や行動が気になります。他の男からナンパされる恐れもあります。

しっと深いタイプ7の夫であれば、逐一妻の生活の全てを知りたがるのです。尤も、しっと深いタイプ2もいます。男は、女よりずっとしっと深い動物ですから。

最近はケータイで、タイプ7の夫が毎日のように何回でも電話するかもしれません。その日の妻の行動を探るのです。

まあ、こうなれば、うっとおしい夫ということになってしまいます。それが原因で離婚しているカップルがいます。

でも、タイプ2の夫であれば、男友達と約束を取り付けて毎週末ゴルフや釣りに行き、妻のことはかえりみない、そんな夫になっているかもしれません。

妻にとっては、子どもや自分の悩みを聞いてくれる夫がいないのです。これが原因で別居して、つい最近になって離婚した夫婦を知っています。

どちらも「適度」ではありません。ほんとうに困ったことです。

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  大竹さんは語る。 「さんまさんは“母親の手荒れは子どものために尽くした証”と、愛しいと思うタイプだった」

上記から、さんまさんのエニアタイプが本当にタイプ7w6であれば、大竹さんの推察は半分くらいは当たっています。

タイプ7は母親を強く求めるタイプです。母親の愛情が自分一人に注がれることを望んでいます。ですから、母親が子どもの看病などから手が荒れたのではあれば、それは愛の証となり得るものです。

上記は、さんまさんが語っていることではありませんが、彼も、妻が母親として我が子に尽くすことは喜ばしいものになるでしょう。

でも、妻の時間とエネルギーがほとんどが子どもに注がれている、と、さんまさんか感じていたならば、これは大変に由々しきことです。

タイプ7にとっての大きな存在は実母、妻、実子という順位で、その順位で愛情を注ぐという傾向があります。というよりは、「長男気質」ゆえ、母や妻からは愛情を注がれたいほうで、娘であれば注ぐほうになります。

しかし、たとえ愛すべき娘であっても、妻が自分よりも娘にばかり愛情をかけて、自分のことは忘れられている、と感じたら、それはかなり嫌なことに入ります。

一方、タイプ2の妻の多くは、夫よりも過度に子どものほうに関心が向く傾向があり、子どものことで手一杯になることがよくあるタイプです。

タイプ2にとっての大きな存在は、子どもが生まれると、実子、夫、実父という順位になる傾向があります。

でも、全てのタイプ2にあることではなく、たとえば、夫、娘、父親という順位になることもあり、個々のケースで違うものゆえ、杓子定規に捉えないでくださいね。

タイプ2は、とくに息子の場合は過度になりがちで、夫も父親として息子の心配をするべきだと思い込んでしまうのです。夫が子の心配をあまりしていないとわかったら、父親失格だと捉えてしまう恐れも多々あります。

でも、タイプ7の夫にとっては、妻が子どものことばかりにかまけて自分のことはおざなりであったら、妻と結婚した意味も価値もありません。

タイプ7は妻に過度に関心が向く傾向があり、妻との楽しむべき時間を娘に奪われていたならば、娘でもライバルになることがあります。息子ならば存在するだけでライバルになることもあるほどです。

息子になど金をかけたくないと思うほどに落差がある場合もあります。むろん、一人息子で、かつ愛らしいと感じる息子であれば可愛がることもあります。これも個々のケースで違いがでてきます。

さて、こういうことを大竹しのぶさんは果たして知っているのでしょうか? 

さんまさんが妻と同じタイプ2だとしたら、大竹さんの推察の多くは当たりますが、タイプ7であれば、「エニアグラム性格学」を学ばない限り、永遠に知らないままになりそうです。

多くの人たちが、ある対象に過度になりがちで過剰に反応してしまうのです。

どのタイプも、どの人も「適度」になってほしいと、私はよく思うのですが、誰にとっても「適度」というのが難しい。

適度になれるようにするには、自分は或る人間には過度で過剰気味になりやすいのだと知らねばなりません。

でも、多くの人たちはそれを知りません。自分は普通だ、ごく自然で、当然の反応だと思っているのです。

自分という人間を客観的に知る方法を知らねば、それに気づくことはないのです。

また、他のタイプと比較して見られるようにならねば、永遠に自分を知ることはできないと考えられます。

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性格は、うまれつき決まっているのか(遺伝子で決まっているのか)、環境からの影響のほうが強いのでしょうか。

それを調べるために、昔から一卵性双生児の研究というものがよくやられています。

一般的には、一卵性双生児が成人して別々に暮らして、歳を重ねると次第に環境からの影響が大きくなって、互いに似なくなる、と、想像していることが多そうです。

しかし、これらの調査研究によると、「歳をとるにつれ環境が性格に与える影響は少なくなる。性格検査の類似や一致の程度は、80歳や90歳になっても、ほとんど変化しない」

「一卵性双生児は、一緒に育った場合でも別々に育った場合でも、歳をとるほどよく似るようになる。また、人は歳をとるほど“自分流に執着する”ようになる」 …『遺伝子は私たちをどこまで支配しているか』(新曜社)より転載。

自分の性格を変えたい、という訴えはよく聞きます。
子どもの性格を変えようとか、欠点を無そうなどと考えている親もよく見かけます。

しかし、性格というものは変わるものではありませんから、「無駄な努力を強いることはやめてください」と、わたしは答えています。

なお、それでも、「人間は変わることができる生き物」です。いろいろな体験から学びとり、辛抱強く努力を続けた人たちは、人間的に成長します。自信と余裕を得られるので器が大きくなった、という感じの人ならば、現に存在します。

ただ、それを「性格が変わった」とは捉えることはできません。生まれついた気質(タイプ)は依然として同じですからね。

誰一人として気質が変わることはないが、誰もが人間的に成長することはできるのです。

しかし、どんなに人間的に成長しても、日常のちょっとしたことでタイプの気質が出ています。それゆえ、タイプを判定できます。

なお、羞恥心の強いという性質は、生まれた時からあるもので一生涯続きます。怖がりだという性質も不変です。他の性質もほぼ同様です。

従って、当会では、「性質」とは言わず。「気質」という字を使っています。
 

さて、大竹しのぶさんをタイプ4だと思っている方がよくいるみたいです。おとなしいとか控え目だとかシャイというイメージもあるようです。

しかし、真におとなしくシャイで羞恥心が強いのであれば、その1(3/19)で載せているように、ライブでは「関係者席」でおとなしく見ているのではないでしょうか。

ちなみに、大竹さんは「不思議ちゃん」とか「癒し系」と言われるような雰囲気があるようですが、タイプ2w1によく見かけるキャラクターです。ウイング1が重い人たちにあります。 

また、ちょっとミーハーで、嵐などのジャニーズ系を好むのもタイプ2w1女性たちで、よく追っかけしている人を見かけます。

なお、さんまさんは、大竹さんがきつい女性だとどこかでよく述べているようです。

ある2w1女性は、7w6夫から、「大統領!」と呼ばれていました。タイプ7w6からは、タイプ2w1はきつく攻撃的な人間に見えますが、同じ2w1同士であれば、きついと感じないことはよくあります。

夫婦ほど親密な関係はありません。隠したり演じて自分を抑えていたとしても、つい自然ななりゆきで本性が出てしまうのです。

続く…、

 

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イタリアで、大型クルーズ船が座礁した事故がよく話題になっているみたいです。とくに船長の言動が注目を浴びています。

なんと、船長は乗船客より先に避難しており、そこから母親へ電話しています。

“ママ、悲劇が起きた。だけど落ち着いて。僕は乗客を救うため頑張った。少しの間、ママには電話できないだろう”と話したという。

★「ママ、悲劇だ。僕は乗客を救うため頑張った」乗客置き去り船長、80歳母へ電話
  
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120116/erp12011611230006-n1.htm

緊急時に、真っ先に母親に電話するタイプはどこなのでしょうか。たぶん、当会の理論を学んでいる方ならばすぐに絞っているでしょう。

危機的な状況で思わず取ってしまう行動のなかに、その人物の気質がクッキリとでます。

9つのエニアタイプのうち、母親の存在が大きい気質の人だと予想それます。4つ(8・3・7・4)から探すような事例です。

★女性を強く意識するタイプ(837)と母親を強く意識するタイプ4
http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/static/theory5.htm

なお、事故直後に港湾当局者と船長による交信の内容の一部は以下です。

 「今、船が傾いています」(スケッティーノ船長)
 「分かった、聞け。今、乗客がはしごを下って避難している。引き返して船に戻れ!そして何人の乗客が残されているのか報告しろ! 分かったか?」(港湾当局者)
 「何人残っているのか報告しなさい。子供は?  女性は?  乗客は?  それぞれ何人だ? 」(港湾当局者)
 「何人なんですか?」(スケッティーノ船長)
 「それをこちらの教えるのが船長のすることだろう」(港湾当局者)

 「お願いします・・・」(スケッティーノ船長)
 「お願いしますじゃない。船に戻れ、戻ると言え」(港湾当局者)
 「私は救命ボートに乗って船の下にいます。どこにも行きません」(スケッティーノ船長)
 「何をしてるんだ?」(港湾当局者)
 「いろんな段取りを・・・」(スケッティーノ船長)
 「そこで何の段取りをするんだ? 船に戻って救助の段取りをしろ! 拒否しているのか?」(港湾当局者)
 「拒否なんてしていません」(スケッティーノ船長)
  「拒否してるんじゃないのか? 船長、なぜ船に戻らないんだ」(港湾当局者)

なお、船長は、沈没中の船に戻ると言ったものの、船上には上がらなかったと港湾当局は報告しています。

指導力のある人には見えませんから、タイプ8(ボスタイプ=お父さん気質)はすぐに消去できます。

客たちを誘導しなければならない立場なのに、いち早く逃げていますから、逃げ足の速い気質と言えそうです。

残り3つ(3・7・4)では、タイプ7が一番該当しそうです。

当会の理論では、タイプ7の自己防衛戦略は「敵からいち早く逃げる」です。
http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/static/theory3.htm

タイプ7は、逃げ足が最も早いタイプだと分析しています。

また、島に異常接近したために座礁したようですが、その理由は、「船長が乗員に郷里の島を見せるため」とあります。

また、「船を離れた、沈みそうだから」逃げたらしいのです。また、。「座礁した船の上で転び、偶然、救命ボートの中に落ちた」と言っています。なんか、言い逃れみたいな気がする言い方ですね。

★「船を離れた、沈みそうだから」と携帯で伊船長
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20120118-OYT1T00049.htm?from=popin

この船長さん、かなり無責任な方ですね。でも、なんか憎めない言動です。

こういう危機的な時に本来の仕事を立派に果たせる人は、それほどいるとは思えません。

タイプ8でも恐怖を克服できるとは限りません。

人は誰よりも自分がかわいい、自分を守るようにできているのですから…。

なお、言い訳がうまそうに見えるので、タイプ3やタイプ4らしくないところですが、まだ、この2つのタイプは消去できません。


従って、タイプ7の可能性はありますが、これだけの情報で判定することはできません。


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児玉龍彦さんが英科学雑誌の「ネイチャー(Nature)」に、「今年の10人」に選ばれています。科学に影響を与えた人物という基準で選ばれているものです。

児玉教授が日本人として唯一選出! ネイチャーが「今年の10人」を発表
http://www.rbbtoday.com/article/2011/12/22/84517.html

さて、前回その2では、国会での参考人として発言している児玉さんの様子から、エニアタイプは防御タイプか、または、防御タイプのウイングが重いタイプの可能性が高いと分析しています。

今回で最終回ですから結論から述べます。児玉さんはタイプ4の可能性があると考えられます。ウイングはまだわかりません。

その1にあるものとして、「妻に頼りっぱなし」、「家内は我が家の参謀総長です」、「私みたいなタイプは奥さんが死んじゃうと後追い自殺しちゃう」という3点から、攻撃タイプの可能性はかなり低いと考えられます。

次に、児玉さんはよく泣いています。泣かないようにしているみたいですが、心では既に泣いているように見えます。泣き虫は最も年少型のタイプ4に多いものです。

その他であれば、同情心が強いと「善い人間」に思われるので、よく泣くタイプ2がいます。徳光和夫さん・柴田理恵さんなど。

次に、真に同情心が強いタイプ7もよく泣きます。久本雅美さんなど。ちなみに、タイプ7は明るい人間に思われたいので、泣くと暗い人間にみられてしまいます。従って、真に泣いていると考えられます。

タイプ2はウソ泣きができる傾向があり、泣くと同情されて労わられる、なにか役を逃れられるのでよく泣く子どもがいます。


また、「同情心が強い=善い人」ゆえ、しまいにはよく泣く人を演じてしまうようになるのではと想像されます。

そして、「私はいつも前のめりで、すぐに息が切れるから周囲を心配させてばかりです」とは、防御タイプによくある「短気で待てない気質」だと考えられるところです。

自信ありげに見えることはあまりなく、なぜか周囲から心配されるのも、年少型タイプから探しますから、タイプ4です。次はタイプ3・タイプ6・タイプ7によくあるものです。

声の出し方というものも気質が出ます。がしかし、攻撃タイプの中にも声の小さい人が結構います。姜尚中(カンサンジュン・韓国籍・東大教授)はタイプ2w1ですが、声が小さいことで知られています。

防御タイプに声が小さい人が多いとしても、攻撃タイプと比較したら多いように感じるだけのことで、調査したことはありませんから真相はわかりません。

ただ、普段は普通の大きさの声でも、自信がない時には、人は声が小さくなるという傾向はあります。その他、恥ずかしがっていると小さくなり、緊張しても声は小さくなります。タイプとは関係ないものです。

ところで、その1にあるように、児玉さんが南相馬の「住民とはほとんど話をしない」ので不評をかっていました。タイプ4であれば人見知りがきついので、自分から住民に対して親しく声をかけることはできません。

タイプ2のようにすぐに人慣れして場馴れも早い人たちからは、偉そうにしていると受け取られるところです。児玉さんは誤解されていると考えられます。

以下の内閣府の「低線量被曝ワーキンググループ」においても、児玉さんの声は小さくなっています。この集まりは、攻撃タイプらしき人たちばかり揃っているように見受けられました。

その中で、児玉さんは質問に答えながらも、懸命に説明しようとされていますが、攻撃的な人たちを前にして、最後まで強い態度で出ることはありませんでした。

激しい議論があったと言われていますが、議論は噛み合わず、児玉さんは反論できなかった、と私からは見えました。

【動画】低線量被曝WG 11/25東大 児玉教授(激しい議論)
http://savechild.net/archives/14036.html

ちなみに、このワーキンググループ」は6人中5人が原発推進派でした。
http://blog.livedoor.jp/hardthink/archives/51899240.html

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国会の委員会で参考人として初登場した児玉龍彦教授。かなりインパクトのあるデビューでした。

調べてみると、この折の児玉さんが録画されているYoutubeの動画は、約130万回クリックされていました。凄い数です。

政府や東電に対して満身の怒りを出してくれたのは、この人がはじめてで、国民の気持ちをそのまま代弁してくれていたからだと考えられます。

☆当ブログ7/29の、衆議院_厚生労働委員会での児玉発言がわかる動画を載せています。
前半
http://www.youtube.com/watch?v=eubj2tmb86M&feature=player_embedded
後半http://www.youtube.com/watch?v=O9sTLQSZfwo&feature=player_embedded
☆当ブログ8/23にあり、委員会の後半にあった児玉さんだけの質疑応答の動画です。
http://www.youtube.com/watch?v=LunV27H3oW8&feature=player_embedded

 

児玉教授がマイクに向かうとき、まず顕著なものとしてわかるものは、顔をあちこちに向けて懸命に訴えていたことです。

どっしりと落ち着きはらって語る長瀧重信(原発推進派の)と比較すれば、わかるのではないでしょうか。

また、発言中でも、後ろを振り返って長瀧さんのほうを見ています。かなり意識していると考えられる振る舞い方です。

参考人たちは、同じ立場にいて同じ体験をしており、年齢的にも近い人たちで、仕事面でも指導的な立場にいる男性です。

このような場合は比較してみることが有効で、重要ポイントになると思います。

逆に、年齢や性別が違い、立場や職業や職責、知識などの能力が隔たっていると、気質はあまり浮き上がって見えてきません。


従って、この場合は、他の参考人たちの話し方や振る舞い方と比較すると、気質はよく浮き上がってみえます。

たとえば、座席に座って待機している参考人のなかには、座席にどっかりと座り、後部に身を任せたり、足を前に投げ出している人さえいます。

児玉さんのほうは、背にもたれることもなくチョコンと待機しているという印象です。

足元を見ても少し引き気味ですから緊張していることが見て取れます。

また、この委員会を全部通してみていくと分かると思いますが、児玉さんは手を上げてよく発言しています。

(衆議院2011年7月27日 厚生労働委員会 審議を最初から全て見る→
 
http://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php )

指名されるとサッと立ち上がっており、サーッとマイクに近づいています。その動き方からは、機敏で腰の軽さがあるように見えます。

腰が重くて自分は大物だ、というようなデカイ態度の長瀧重信さん(たぶん攻撃タイプ)と比較すれば、納得して頂けるものと思います。

なお、防御タイプ(714世界の淵にいると自己認識するタイプ)は、腰が軽く落ち着きがない。溶け込みにくい、性急になりがちという気質です
http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/static/theory1.htm

従って、この振る舞い方から、児玉さんは防御タイプか、あるいは防御タイプのウイングが重いタイプの可能性が高いと考えられるのです。

ただし、これだけでは判定できません。

振る舞い方を見ることは非常に重要なのですが、単に印象に過ぎません。他の情報がどうしても要ります。

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2か月前に、南相馬市に放射能測定ボランティアに参加しています。その折に、現地の人たちとお話をしているときに、「エエッ!」と思われる情報を得ました。

児玉龍彦さんのことです。毎週土日に児玉さんは南相馬に出かけて、放射能測定をしていることはよく知られています。

しかし、児玉さんは、「住民とは、ほとんど話をしない」というのです。また、住民と話をしない、というだけで非難されているらしく、驚いてしまいました。

国会の委員会での参考人として発言した児玉さんの様子から、ずいぶんハッキリと思うことを述べられる人だと感じました。

エニアタイプはタイプ2なのかなあと漠然と思っていたのですが、タイプ2らしくないところがあるようで、気になっていたところです。

また、インタビューに答えていた動画も見ましたが、ずっと笑顔のままで愛想のよい人に見えましたから、やはりタイプ2なのか、などと思っていたところです。

そして、つい最近になって女性週刊誌(女性自身11月29日)に、児玉さんの記事(青字)があったことを知ります。

「妻に頼りっぱなしという。“家内は我が家の参謀総長ですからね。私はいつも前のめりで、すぐに息が切れるから周囲を心配させてばかりです。”」

「“力まず自然にやりなさいって家内から指示が出るんです。私は調子っぱずれに力が入りすぎているらしい。泣いたり騒いだり、子どもみたいだからやめなさい。理性的にやりなさい”と、だいたい怒られています。」

「私みたいなタイプは、奥さんが死んじゃうと後追い自殺しちゃうようなタイプなんです。」

なお、児玉さんの妻が肝不全に陥り、児玉さんの肝臓で生体肝移植が行われて健康を取り戻したたようです。

「除染の救世主」と福島の人たちに呼ばれているが、ふだんの児玉さんは驚くほど穏やかだ。優しい声で、ときおり聞き取れなくなるほど控え目に話す。正反対の印象にビックリ。

この記事を知り、やはりタイプ2ではなかったんだ! 最初の印象は重要だ、と、今さらながら感じています。

さて、あなたは児玉さんのタイプを予想できますか?

よかったら、次回まで以下の動画を見られて、あなたなりにタイプを絞ってみてはどうでしょうか?

  …………………………………………………

当ブログ7/29の、衆議院_厚生労働委員会での児玉発言がわかる動画を載せています。

前半 http://www.youtube.com/watch?v=eubj2tmb86M&feature=player_embedded

後半 http://www.youtube.com/watch?v=O9sTLQSZfwo&feature=player_embedded

当ブログ8/23にあり、委員会の後半にあった児玉さんだけの質疑応答の動画です。

 http://www.youtube.com/watch?v=LunV27H3oW8&feature=player_embedded

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後編の21ページに載っている対談(青字)を取り上げています。

★「はるかなる息子へ言葉を届けたい」歌人は詩人に相談をした(後篇)(PDF)
 http://www.bungaku.net/wasebun/read/pdf/tanikawa_masuno02.pdf

谷川:ぼくはそこまで相手の仕事に親切じゃなかった、ただ、感心するだけで。
枡野:夫としては、妻を守ってあげなきゃという気持ちで、「この作品のこの部分は世間から批判されてしまうから、このまま発表するのは絶対やめたほうがいい!」とか熱く言ったりして、嫌がられたり。

ここに、二つのタイプの特長がよく表れています。谷川さんのように、タイプ4は相手の話に感心したり驚くだけで、相手に意見することがかなり少ない人たちです。

一方、タイプ2は、自分の感じたこと考え方を述べるだけでなく、意見してしまう傾向があります。世話焼きな気質がそうさせているのです。

お母さん気質の人は世話焼きにできているので、相手に良かれという気持ちから(善意から)、ついつい意見が多くなるようです。


タイプ4は、相手の話を聞きおくだけになりやすく、いい意味ならば「よき聞き手」です。共感能力はとても高い人たちです。

しかし、極端には自分の考えを一方的に述べるだけで、相手の話にはまったく関心がないことがミエミエで、それをかなり露骨に出す人がいます。

ところが、タイプ2のなかには、おしゃべり好きなために相手の話に耳を貸さずに、一方的にしゃべり続ける人がいます。

相手がしゃべり終えないのに途中から口を挟むという人は、タイプ2w1にとても多い。有名なのは田原総一朗です。

ただし、相手の話に関心はありそうなフリをして、君の言うところはよくわかるよと相槌などをする人が多い。善い人間に思われたいからです。そこがタイプ4と違うところです。

タイプ4のほうは、「自分をわかってほしい」という欲求が強いために、自分のことばかり並べ立て必死になってしまう傾向があります。

相手が自分に関心を持っていないことさえ気づかず、また、相手が善意で意見を差し挟んでも不快になります。

かなり短気な気質ですが、怒りを出せる人とそうでない人がいるので、身近な人間からも短気だと知られていない場合が多いように見受けられます。

親にも兄弟にも親しみを感じていないだけでなく恐れてさえいるタイプ4がいるからです。「自分の居場所がない」とたぶん思っているタイプ4です。


そして、タイプ2w1で1のウイングが重い人ほど短気になりますが、こちらは怒りを出しやすい気質ゆえ、身近な人たちにはよく知られています。学校や職場では「よい子」をするので、それを知られていない人もいます。

次は、最後の23ぺージに載っていることです。

枡野:きょう改めて自分のなかで固まった目標は、「子どもに宛てて書くこと、プラス、お金を稼ぐことです。本が売れたら息子が読む可能性も高まりますし。

枡野さんは子どもの事ばかり述べていることが、上記だけでなく全文からわかるだろうと思います。

そして、この対談にもあるように、たいていはタイプ2がしゃべり続けて、タイプ4は少し口を挟むだけになりがちです。(むろん、この逆のケースもあります)

エニアグラム性格学は、学べば学ぶほどいろいろなケースを知るので、タイプ判定は、やればやるほど難しくなります。

私自身も数年前と現在では、タイプ判定するに際してのポイントや注意点、引用する理論などが全く変わってしまいました。

早くも講座を持ってから17年くらいは経っています。あの頃はまだよくわかっていなかった、と今さらながらに自分の至らなさを感じるばかりです。

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今日からは、後編を取り上げますが、まずは二人の会話を取り上げています。ただ、長くなるので省略しています。正確に知りたい方は以下をみてください。

★「はるかなる息子へ言葉を届けたい」歌人は詩人に相談をした(後篇)(PDF)
http://www.bungaku.net/wasebun/read/pdf/tanikawa_masuno02.pdf

谷川:自分の内部にある「抑圧している子ども」を外に出そうというふうに発想が転換した。そういうことってある? 自分のなかの幼児性、子ども性を意識すること。

枡野:僕には子ども性は欠けているかもしれません。僕自身は「どうしてこんなに」って不思議になるくらい、子どものときのことをほとんど覚えていないんです。

谷川:ぼくも記憶で書いているんじゃないんです。現在ただいま自分のなかに、子どものときに感じたベーシックな感情がいまだにある。寂しいとか不安とか、そのころと変わらないんです。

谷川さんは率直な方ですね。ですが、タイプ4で自信と余裕を持っている方は率直な物言いをしますが、そうでない人たちは、自分を隠してしまうので、最も率直になりにくい気質です。「自分を隠して自分を守るタイプ」です。

4は自分を隠す
http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/static/theory3.htm

枡野さんは、タイプ2でお母さん気質ですから、子どものときからお母さんゆえ、「子ども性」というものは無いと言えます。

しかし、タイプ2の人たちのなかには自分を全くわかっていない人がいて、子ども性があると思い込んでいる人がいます。そういう場合、よく「かわいい子ぶりっ子」をしています。

そうしてみると、枡野さんは自分をまだ知っているほうに入るかもしれません。

枡野:谷川さんは対談集のなかで、「人間の年齢を木の年齢の比喩で考えるようになった」と言っていましたよね。子どもの部分が中心にあって、その外にどんどん広がっていくように歳をとっていく。

谷川:そう、ぼくは「年輪説」なんです。意識下にあるから、すぐに取り出せないけれど、それがあることを知っていると、ぼんやりしているときにぼっと出てきたりするんです。

「年輪説」は、子どもタイプ(17634)にとっては非常に受け入れやすいものになると、わかると思います。以下に理論掲載。

http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/static/theory7.htm


しかし、お父さん気質のタイプ8は、生まれついてのお父さんですから、「子ども性」というものは幼児期であっても見かけられません。かわいい子ぶりっ子もしないだろうと予想します。

たとえば、5歳児を比較してみるとよいでしょう。5歳のタイプ5(おじいさん気質)やタイプ9(おばあさん気質)の子どもと、5歳のタイプ4(末っ子気質)とタイプ3(次男気質)の子どもたちを比較してみれば、くっきりと違いが出ると考えられます。

親の姿を見かけなくとも泣きもせず、甘えることもない子どもが前者です。(大人タイプでもタイプ2はよく泣くほうです)

一方、親の姿がちょっと見えなくなるだけで大泣きして片時も離れたがらず、甘えたりすねたり何かと親の手を煩わせているのが後者です。

たとえば、子役で妙におとなぶって生意気そうにみえるとしたら、その多くはタイプ2の子役です。ほとんどタイプ2だけかもしれないと思うほど、このタイプで占められています。しかも、2w1です。

なぜならば、2w1の人たちが最も多数派だという点でそうした結果になると思われます。

また、テレビ大好きなのもタイプ2で、テレビに出演しているのも、このタイプが多勢を占めていると考えられるほどですから。

しかし、それだけでなく、タイプ2は、気質として、人好きするというか、人慣れしやすいためか、人の居るところに居たがる気質ゆえもあり、かつまた、大勢の大人たちがいる中でも臆せずに入っていける、という気質があるからと考えられます。

ちなみに、2w1の子役、斉藤こず恵さんが主演した「鳩子の海」の動画を、次に(同日)取り上げています。よかったら、併せてお読みください。

 

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枡野さんは語っています。「別れた奥さんとは離婚がはじまってから一度も対話していないんで…」(前編11p下段)

「はるかなる息子へ言葉を届けたい」歌人は詩人に相談をした(前篇)(PDF)http://www.bungaku.net/wasebun/read/pdf/tanikawa_masuno01.pdf

離婚に際して一度も対話しないなどちょっと考えられないことです。奥さんへの思いがまるで無いのでしょうか。または、「女性の存在が軽い」という証みたいな話なんでしょうか?

また、「僕が私生活を書くのにためらいがないのは、もともとの性格もあるのでしょうけれど…」と語っています。

タイプ2は全タイプ中で一番オープンな気質ですが、一人暮らしならば書いてもかまわないと思うのですが…。相手の了解は得ているのでしょうか。

(私も一度だけ家族のことをブログに書いています。事前に家族の了解を得ています。その内容も家族の悪口や非難を公の場で書くことはあり得ないので、赤裸々に家族問題を公開できる人のことはまるで理解できません。同じ2でもウイング3にはあり得ないものです。)

0936d4d7.jpgでも、元奥さんもエッセイで夫を非難しているみたいです。(前編2pのはじめ) これでは、元奥さんもオープンな気質と言えるようで、同じタイプ2w1同士だった可能性があります。

夫婦がともタイプ2w1で物書きというケースはよくあり、泥仕合を公開していたりします。

他のタイプには理解できないことですが、全ての2同士の夫婦がみなそうなるものではありません。オープン度の大きい人と、少ない人がいます。

 
(写真は自宅近くで催された紅葉祭り、逆さモミジが湖畔に映えて美しい。クリックすれば拡大します
)

さて、谷川さんの述べていたことで興味深いものがあります。(後編15の上段の中頃)

「はるかなる息子へ言葉を届けたい」歌人は詩人に相談をした(後篇)(PDF)
http://www.bungaku.net/wasebun/read/pdf/tanikawa_masuno02.pdf

「だって、ぼくは枡野さんと違って、自分がなくてもいい人だから。舞台では人を喜ばせたい一心だもん」

この「自分がなくてもいい」という言い方、意外によく聞くことです。タイプ4は自己顕示欲は強いほうですが、「隠れて自分を守る」という自己防衛生存戦略を基本に持つタイプです。

「タイプ4は隠れる」http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/static/theory3.htm

目立ちたい有名になりたい願望が強いが、目立つと怖いことに出遭います。非難されたり、ねたまれたり、嫌な思いをすることが多くなります。

また、本能的なものゆえ、本人は自然に目立ちたくない、という思いをなりやすいタイプです。また、谷川さんは既に大活躍しているのですから、それ以上目立ちたくないはずです。

なお、「自分がなくてもいい」とは、本当のことで嘘を言っているとは思えません。しかし、辛い境遇にいるタイプ4は、そのようにはなりません。

誰もが自分を無視している、自分は誰からも愛されない、と思っていたら、人間社会を恨みだすかもしれません。そうなると、何か目立つ騒動を起こすことも考えられます。極端になりやすいんです。

感情が大きく揺れ動く傾向があるので、他のタイプからはタイプ4の振る舞い方はなかなか予想できにくいようです。

また、タイプ2のように、積極的に自分のことをオープンに話す、などということも考えられないほうで、周囲から理解されにくいタイプと言えます。

しかし、自分を理解してほしいという欲求は強い人たちです。辛い境遇にいて頑なになっているタイプ4でも、他の人が熱心に控えめな聞き手になれば、いずれは少しずつでも話し出すほうだと思います。 

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