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そこに、いつごろ創建されたのかわからない古い塔が、一面に生い茂った葦原に囲まれて立ち尽くしている。風が吹くと葦原がざわざわに唸りだす。なぜか、懐かしさに一杯になる、あの塔…。ずっと探し続けている。塔の秘密を解き明かすのは誰? 
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ハチロウさんの父親は佐藤紅緑で、
少年小説の第一人者と言われ、戦前戦後の頃、少年たちに熱烈に支持された小説家です。

私も子どもの頃、兄の本箱にあった小説を読んでいますが、今になって考えてみると、父親の紅緑さんはタイプ2w1のように思われます。ただし、確定したのではありません。

ハチロウさんは祖父母からみて8人目の孫であったために、八郎と名付けられましたが、実は9番目だったと後からわかったそうです。どうやら父親も一筋縄ではいかない破天荒な人だったみたいです。

そして、妹の佐藤愛子さんも小説家としてよく知られています。この愛子さんが書いた文章の中に、ハチロウさんのことが書かれています。

「松かさ拾いのおばあさんは、昼になると土堤に腰をおろして、わたしの家の庭をながめながら弁当を食べ始める。それを見ると、兄は突然、すっ裸になって縁側に立ちはだかり、土堤のおばあさんに向かって、太っ腹をつきだして調子をつけて叩いてみせる。“いよーっ!ポンポンポン!!” おばあさんはキモをつぶして弁当をほうり出して逃げていく。それを見て兄は、“どうだい!どうだい!面白いだろ!”と大よろこびをするのである。兄は幾つになっても子どものようなおとな、大人のような子どもだった」

ハチロウさん、ヘソでタバコを吸っている(つもりの)写真などもあり、天真爛漫で周囲にいる人たちを楽しませています。タイプ7は人を驚かせて楽しむ傾向があります。子どもっぽいところです。

また、奇行あり、少年時代から放浪生活を送っています。このようなエピソードがあれば、タイプ7w8と絞れます。ただし、おとなしいと思われている7w8もいます。このタイプも多彩です。

ところで、「花子とアン」というNHKの連続ドラマに出てくる花子の父親のタイプ知りたいと、受講生から質問がたぶん半年前くらいにありました。

実在する翻訳家の村岡花子の一生を描いたドラマだそうです。
(ちなみに、「赤毛のアン」に関しては2008年8月に当ブログで取り上げています。知りたい方は、ブログ内検索で「赤毛のアン」と入れてくださいね)

この父親は娘の花子だけ特別待遇にしていたようで、よく放浪をして家に居ない父親だったようです。

タイプ7の可能性があるのではと、そのとき答えましたが、このタイプと確定したのではありません。

ただ、息子への教育投資をすることに熱心になりがちなのはタイプ2の親の特長的なところ(その他は61)で、これが娘のほうであれば837の父親の可能性はあります。

そして、3つのタイプの中で放浪するのはタイプ7とタイプ8で、タイプ3にはあまり考えられないものです。年少型タイプゆえと考えられるところです。

記念館で一番驚いたことは、ハチロウさんは
「江戸前のハゼ釣りは佐藤家の恒例で、一族郎党を引き連れて釣りに行った」とあるところです。

タイプ7には「釣り遺伝子」があるとしばしば取り上げています。自分が発見したのだから驚くことでもないのにと思うのですが…。

タイプ7はシャイでもあり、さみしがり屋で孤独な人間に見られたがらず、一族郎党を引き連れるか、あるいは、いつも妻と同行するという傾向があります。ここら辺りの情報は現地でなくては得られないものと言えます。 

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