そこに、いつごろ創建されたのかわからない古い塔が、一面に生い茂った葦原に囲まれて立ち尽くしている。風が吹くと葦原がざわざわに唸りだす。なぜか、懐かしさに一杯になる、あの塔…。ずっと探し続けている。塔の秘密を解き明かすのは誰? 
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岩手県の盛岡市の「渋民村」にある石川啄木記念館に行ってきました。

啄木の通った尋常小学校の校舎や、代用教員となった頃に下宿していた一戸建ての茅葺の家も近くにあり、覗いてきました。

なお、函館にも啄木の記念館があり、なんと国際啄木学会もあり、啄木の作品をまとめているサイトその他などがあり、これほどの人気があるのかと驚きました。

★石川啄木記念館http://www.mfca.jp/takuboku/
★石川啄木函館記念館
http://www.romankan.com/takuboku/
★石川啄木を歩く(写真多数
http://blowinthewind.net/bungaku/takuboku/takuboku.htm

★国際啄木学会
http://web.archive.org/web/20080307100131/http://www.takuboku.jp/
★啄木勉強ノート
http://web.archive.org/web/20080221000230/http://www.echna.ne.jp/~archae/index.html

啄木(18861912)が亡くなってから今年で102年経っています。わかりやすい歌が多くて、親しみやすくて覚えやすい。それで人気が衰えていないのかもしれません。

多くの人がそうであったように、私も10代の頃に啄木の歌に親しみました。「かなし」「泣く」とか「死」という言葉が多くて、そういうことを取り上げてうまくまとめられたら、歌人や詩人になれるのかと思っていました。

なお、一般的によく知られている詩は、こんなところでしょうか。

・ふるさとのなまりなつかし停車場の 人ごみの中にそを聴きに行く
・やはらかに柳あをめる北上の 岸辺目に見ゆ泣けとごとくに
・はたらけどはたらけど なほわがくらし楽にならざ ぢっと手を見る
・人といいう人の心に一人づつ 囚人がいてうめくかなしさ
・たはむれに母を背負ひてそのあまり 軽きに泣きて三歩あゆまず
・石をもて追はるるごとくふるさとを 出でしかなしみ消ゆる時なし
・東海の小島の磯の白砂に われ泣きぬれて 蟹とたわむる
・大という字を百あまり砂に書き 死ぬことをやめ帰りきたりぬ

岩手の記念館の展示内容は少なくて、私が求める気質(タイプ)のわかる資料は、残念ながら見当たりませんでした。

啄木は小柄で色白で広いおでこです。えくぼもあって童顔です。さらにあの詩ですから、イメージとしては小心で誠実、かつ純情そうにみえます。世渡りが下手なために、あちこち転々として貧しい暮らしが続き…で、苦労続き、それで早死にしたのではないかという感じです。

エニアグラムを知ったばかりの頃に、啄木のタイプを研究仲間と語り合い、タイプ4に違いないとみなの意見が一致しました。誰もが同じような印象を持っているんですね。

その後も詳しく調べることなく、ずっとこのタイプだと思いこんでいました。で、記念館に寄ってみたのですが、わからないままなので、ネットで著書を探しました。

『人間啄木』(岩手日報社)です。啄木とは小学校と高校の同級で、とくに親しかった3名の男性が、啄木との思い出を書きまとめているものです。

素顔がクリアに出ているだろうと本を取り寄せました。これからオイオイと気質(タイプ)を探ろうと思います。(つづく)
 

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