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そこに、いつごろ創建されたのかわからない古い塔が、一面に生い茂った葦原に囲まれて立ち尽くしている。風が吹くと葦原がざわざわに唸りだす。なぜか、懐かしさに一杯になる、あの塔…。ずっと探し続けている。塔の秘密を解き明かすのは誰? 
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 タイプ9w1の中には、乳幼児を見ると、それが他人の子どもであっても、つい近寄ってしまう人をよく見かけます。急に頬が緩んで笑顔になり、場合によってはあやしたりします。とくに女性のほうに多い共通項です。
 
 タイプ9w8のほうは、頬が緩んでも相好を崩して乳幼児をあやすほうではありません。5~10歳児くらいの、下の世話をしなくてもよい子どもを連れ歩きたがります。
 
 むろん、どちらにも、さほどでは無い人もいますから誤解しないようにしてください。特長が著しい人を紹介しているだけのことです。

 タイプ9は「おばあさん気質」です。孫の世話をするようにできているかのようで、自分の孫でなくとも乳幼児に強く惹かれるようです。

 さて、知人である高齢(87歳)のタイプ9w1の女性が住む介護施設に出かけてお見舞いをしました。彼女は認知症を患っているためか、活気のない淀んだ表情をしていました。話しかけても無気力そうで、トンチンカンな返事しか返ってきません。

 ところが、丁度、娘さんとその娘(1歳未満)もお見舞いにいらっしゃいました。すると、彼女は孫娘の存在を認識したらしく、顔つきがミルミル変わります。なんとイキイキとしています。相好を崩した笑顔を見せてくれました。

 孫を膝に乗せてあやしているところを見ると、なんというか幸福そのものです。ただし、他のタイプの高齢者でも、それは有り得ることなのでタイプ9だけにあるものではありません。乳幼児の愛らしさには全てのタイプが惹かれますから。

 それが分かっているのですから、老人の養護施設には、乳幼児の保育施設を併設すべきではないでしょうか。お見舞いに行った施設は老人を隔離している、そんなふうに見えました。なんか姨捨(おばすて)みたいな所に感じてしまったんですが‥。

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