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そこに、いつごろ創建されたのかわからない古い塔が、一面に生い茂った葦原に囲まれて立ち尽くしている。風が吹くと葦原がざわざわに唸りだす。なぜか、懐かしさに一杯になる、あの塔…。ずっと探し続けている。塔の秘密を解き明かすのは誰? 
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  タイプ誤認していた有名人を調べなおす作業をコツコツとしています。とくに漫画家のタイプの再調査に力を入れています。

 そこで、最近になって調べてみた「ちびまる子ちゃん」の作者にはたいへんに驚かされました。さくらももこさんです。

 かつては「タイプ6でウイングは未明」と公表しておりました。テレビアニメを見て判定していたものです。現在ではアニメで判定はしないようにしています。

 なぜなら、アニメにかかる費用は莫大でたくさんのスタッフが協力して作っているものです。タイプが違うスタッフがいる可能性が高く、また、原作者が一人で作り出せるものでもありません。また、力関係からも作者の思うままにはできません。

 現在では、できるだけデビュー作品を読むようにしています。そのほうが作者が一人で描いた可能性が高いからです。デビュー作品であっても、編集者の介入というべきか出版社の意向から変更を余儀なくされる、それが当たり前みたいになっている業界です。

 「ちびまる子ちゃん」は長編ものですが、最初の頃と少しずつ違ってきています。それで、最初の1
~10巻ほうを重点的に見るようにしました。また、エッセイを書かれていたので、そちらも読みました。

 その他、インタビューされたものがあれば、できるだけ探して、正しいタイプ判定ができるべく努めています。

 さて、その結果、さくらももこさんを現在では「タイプ2w1」と判定しています。このタイプはあまりにも多く、どうか他のタイプであって欲しい!などと、妙なことを祈りつつ調べましたが、祈りは通じませんでした‥。

 彼女のデビュー作はなんと「
教えてやるんだありがたく思え!」です。教師をテーマにしたものです。言葉遣いからして少し横柄ですが、人に教えることが好きなタイプ2の人たちが好むテーマです。

 ところで、エッセイ「おんぶにだっこ」(新潮社)では驚くべきことを発見しています。さくらさんが幼稚園に入園してすぐの4歳になったばかりの頃のことを書いています。

「1ヶ月しか経ってないのに、私は幼稚園にあきていた。おゆうぎなんてバカバカしくてやってられないと思い、参親会の時に逃げ出したこともあった。なんで親の前であんな踊りを踊らなきゃならないのか。いつもと違う様子の不自然な自分の姿をほほえんで見ている親の姿にも、いたたまれず逃げ出した」

 これを見つけて本当に「エエーーッ!!」となりました。つい最近とり上げたばかりです。8/16マンガ家の
松本次郎(2w1)さんも、「おゆうぎなんてやってられない」と言っているのですから。

 二人のセリフも、読み比べてみてもらえばわかると思いますが、とても似ています。男女の違いがあるにも関わらず、です。

 エニアグラム講座では、よくこのようなことが起きます。「ブルータスお前もか!」という感じです(ありきたりで古すぎるなあ‥)。

 不思議に同じタイプが同じセリフを使っていたり、同じエピソードを残しているのです。本当は不思議でもなんでもないことなのですが、そういうところが面白く、エニアを楽しめているところかもしれません。

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