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そこに、いつごろ創建されたのかわからない古い塔が、一面に生い茂った葦原に囲まれて立ち尽くしている。風が吹くと葦原がざわざわに唸りだす。なぜか、懐かしさに一杯になる、あの塔…。ずっと探し続けている。塔の秘密を解き明かすのは誰? 
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タイプ4のあることに関して取り上げて欲しいとリクエストがありましたので、早速に少し取り上げたいと思います。
竹中直人さん(タイプ4w3)が、きのう29日の朝日新聞の「十代、こんな本に出あった」欄で語っています。

谷崎潤一郎(タイプ2w1)の『痴人の愛』を紹介していて、主人公があまりにも哀れと言い、自身と重ねあうところがあったと述べています。でも、彼とはタイプが違いますから、自己流の解釈をしているのではと思います。

また、「独りぼっちになる取り残され感のようなものが、子どもの頃から僕にはあったような気がします」とも述べています。

高校時代に、「ラブレターを書くのが好きで、女の子の下駄箱に入れていた。その当人に23年ぶりの同窓会で再会して見せてもらってビックリ。僕は無能だと書いている」

「石川啄木(タイプ4)の、友がみなわれよりえらく見ゆる日よ、ではないですが、自分をひどく無能だと感じていた。マンガ家のつげ義春さん(タイプ4)の作品に出てくる、どうしようもない人物がたまらなくいとおしいんです」

ここは、同じタイプゆえ、素直に共感できるところなのでしょう。なお、当フログの今年3/18に、竹中さんのことを少し取り上げています。

また、「芋ヅル式にわかるもの」というタイトルでも書いているところですが、当人が自分を「無能だ」と言っているだけで、当然ながら有能な人もいます。それはどのタイプでも言えることで、タイプの問題ではありません。

ちなみに、タイプ4は完全無欠な人間になりたがっているのか、ちょっとでも何か否定的なことが起きると落胆が大きく、大変なショックを受けるところがあります。

これはタイプ1とタイプ7にもある傾向で、優等生気質がそう言わしめていると考えられます。自分への期待値が高いというか、要求水準が高いからではないかと考えられます。

また、競争心も強いのが、この3つのタイプです。それで、友のほうがえらく見えたりもするのです。あなたのタイプ4へのイメージがこれと違っていたら修正してくださいね。

ところで、ラブレターに、自分を無能だなどと書くとはちょっとビックリですね。また、下駄箱に入っていたラブレターを23年も持っていた女性も、あきれるほど凄いです。「男性を強く意識するタイプ261」なのかもしれません。

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