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そこに、いつごろ創建されたのかわからない古い塔が、一面に生い茂った葦原に囲まれて立ち尽くしている。風が吹くと葦原がざわざわに唸りだす。なぜか、懐かしさに一杯になる、あの塔…。ずっと探し続けている。塔の秘密を解き明かすのは誰? 
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エニアグラムを学び始めて数ヶ月という受講生が、テレビをみて気づいたことがある、と言って語り始めます。

受講生:女性タレントの言っていることに、アレッ?って気付いたんですが、自分の母親のことで、亭主(タレントの父親)のほうばかり見て、子ども(タレント自身のこと)のことをあまり見ていない、と、ちょっと不満そうな口ぶりでした。それって、子どもに意識が向かない母親がいるってことですよね。
講師R:その通りです。子どもタイプ(17634)によくある傾向です。
受講生:エニアグラムを学ばなかったら、この母親ってちょっとおかしいって感じたと思うんです。
講師R:エニアを学ぶといろいろなことに疑問を感じ出すので、気付きも多くなりますね。
受講生:
このタレントの母親は何タイプなんですか?
講師R:それだけの情報では絞れません。子どもタイプに多いとはいっても、夫が暴力的だとか浮気しそうだとしたら、どのタイプでも夫のほうばかり見るかも…。
受講生:でね。その母親、よく落ち込むらしく、そうすると娘(タレント)に学校を休ませたりするんだそうです。私には考えられないことです。
講師R:子どもタイプだとしても、タイプ1ではないみたいですね。学業第一にするほうですから…。
受講生:
思い出しました。娘と言いあいになると母親はすぐ泣いてメソメソするんだそうです。それって、子どもタイプですよね!
講師R:可能性が高いだけで、それだけでは判定しないようにします。
受講生:そのタレントは確かタイプ2だって判定された方で〇さんです。
講師R:
母親がタイプ2だとしたら、子どもタイプの可能性があるかもしれませんね。
受講生:そうでしょ、ヤッタァー!
講師R:母親はタイプ1でもなく、タイプ7とタイプ3ならば娘のことは気にかけるほう。タイプ6は母親には強気にもなれるので、タイプ2の母親とケンカしてメソメソ泣くとは思えないし、残りは…、
受講生:最初に予想していた通りだわ。うれしい! 
講師R:
いえいえ、タイプ4かもしれませんが判定するにはもう少し情報が要ります。

ちょっとした会話からも学べることがたくさんありますが、エニアグラム講座は何かをすばやく気付けるようになる、そんな学びができるところかもしれません。以下に関連する理論を掲載しています。一度、お読みください。

http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/static/theory5.htm 

なお、タイプ2は実子のことはよく意識し注意を払っていますが、自分の母親のことは失念しやすい傾向があります。この受講生も、タイプ2だとわかるところでもあります。

しかし、タイプ4も子どもが幼い頃ならば、よく意識して注意を払っているだろうと思いますが、子どもが大きくなったら失念しやすくなるほうです。

(ちなみに、精神状態が悪ければどのタイプでも、最終的には自分のことで手一杯になるでしょう)

通常は、9つのタイプはそれぞれに意識する相手は違うというだけで、どのタイプがおかしいというのでもない、ということを理解できるのではないかと思います。

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