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そこに、いつごろ創建されたのかわからない古い塔が、一面に生い茂った葦原に囲まれて立ち尽くしている。風が吹くと葦原がざわざわに唸りだす。なぜか、懐かしさに一杯になる、あの塔…。ずっと探し続けている。塔の秘密を解き明かすのは誰? 
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  福岡市内の小学校1年生の男児を殺害した(09/18)として、その母親が22日逮捕されました。男児は「軽度の発達障害」があったとされ、母親は特別支援学級に通うために半年前に引っ越しをしています。

 県警によると、この母親は容疑を認め、育児など親子間の悩みのほか「自身が病気を患っているため将来を悲観し、子どもを殺して自分も死のうと思った」などと供述しているという。

 このような事件を起こしてしまったのですから、原因は一つではないようですが、その思い詰めぶりでは、子どもの障害は重いのかと想像してしまいます。しかし、紙面に載っているものをまとめてみましたが、障害があるようには見えないものばかりです。

 母親の弁→
活発で手がかかって大変だ・子どもが言うことを聞いてくれない・反抗がひどかったりして手に負えない時があった・うちの子は落ち着きがないところがある。

 
母親の知り合いや関係者からみた男児→突然走りだすなど予想できない行動を取ったりすることがある・一つのことに集中できなかった・授業を最後まで落ち着いて受けられない・登校をいやがることもあった・チャイムは僕が押す、と積極的だった。いつもニコニコ元気・やんちゃで活発な子だった・近所の上級生についてどこへでも遊びに行く活発な男の子・わんぱく・元気が良すぎて親の言うことを聞かない面もあったようだ。

 男児は4月から小学校に入ったばかりですから、わずか5ヶ月のことで、環境の変化に順応できるようになるには時間がかかります。「授業を最後まで落ち着いて受けられない」など1年生ならば珍しいことではありません。発達障害と診断するのは早すぎるのではないでしょうか。
 
 また、これくらいならば、どこにでもいる少しヤンチャで活発な男児だと思うのです。「いつもニコニコ元気」とあるのですから、私が親であれば、こんなに喜ばしいことはなく、たとえヤンチャで落ち着きがなくとも、差し引きしてもタっプリとお釣りが来るくらいでしょう。

 なお、事件の当日は、母親は体が不自由なため男児にトイレ介助を頼んだ際、男児から、「何もしてくれないのにお手伝いばかりさせられる」とか、「なんでそんなことしなきゃいけないの」とあります。「(母親が)学校に来ないことなどを、(母親は)子供に責められた」ので、絶望的になって発作的に事を起こしたと述べているようです。

 この男児の言動からみると、自分の思いをうまく表現できる子どもに見えます。しっかりしていると思うほどです。また、小1の子どもが母親からトイレ介助を頼まれるなど、ちょっと幼なすぎて無理ではないかと思うほどです。

 拒絶したり、なにか文句を言い返すくらいは当然だと思うのです。また、母親は足が悪いとは言え、公園まで出掛けているのですから‥、どうも腑に落ちないのです。


 公表していないことや紙面に書かれていないことがあり、「発達障害」だと診断されるのは妥当であるとわかればよいのですが‥。しかし、前回の25日でも取り上げたように、その診断が間違っていることはないのかと疑ってしまうのです。とくに「軽度の発達障害」と書いてあるところです。なぜか心が騒ぎます。

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