そこに、いつごろ創建されたのかわからない古い塔が、一面に生い茂った葦原に囲まれて立ち尽くしている。風が吹くと葦原がざわざわに唸りだす。なぜか、懐かしさに一杯になる、あの塔…。ずっと探し続けている。塔の秘密を解き明かすのは誰? 
[1946] [1945] [1944] [1943] [1942] [1941] [1940] [1939] [1938] [1937] [1936]

連日の暑さで思考力がほとんど働かない。そのせいなのか、エジプトで起きていることの真相が全くみえていなかった。

それでも、軍によって解任されたムルシ大統領…で、あれば「軍事クーデター」ってことかと。

わかっていたことなのに、なぜか思考が鈍ってどこかわからない。

というよりも、テレビの報道をみていると、事実を述べているように見えるが、真相はまるで分らないのです。

そう、真相を調べて伝えるような努力をしないのが、日本のジャーナリストでした。

そして、今朝、いつものようにネットサーフィンしていると、凄い映像を知りました。

旗を持ってデモ行進している人々が向かう前方には戦車がみえるのです。

武器を持たない丸腰の人々に銃弾を向けている。

無抵抗な市民を虐殺しているではないか。

中国の天安門事件を思い出すようなシーンです。

亡くなった市民はみな頭を打ちぬかれているという情報もありました。

つまり、腕のいい狙撃兵が、特殊訓練を受けたスナイパーたちが、デモする人たちを狙い撃ちしているのです。

それに対して、デモ参加者たちは、撃たれた時のために、前腕に自分の名前を書いて行くという。

覚悟のデモ行動!

ここまで見たら、もうハッキリとしてきました。

ところで、お奨め本として紹介した『戦後史の正体』を著した孫崎享さんのツイードは以下です。



★8/15エジプト:14日NYT「米国政府はエジプト軍の流血弾圧を非難しているが、対エジプト支援を減ずるなどの政策変更を行う徴候を見せていない」。何故。エジプト軍は米軍が育ててきて今も資金援助。米国の犬同然です。それを選挙で覆したムルシ政権は、米国にとって困る。 ”民主主義推進”は方便にすぎません。

★エジプトへの援助停止を 米政権に共和重鎮促す
共同通信
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2013081701000891.html 
「マケイン、グラム両上院議員は16日、エジプト治安部隊によるデモ隊強制排除を「市民の大虐殺」と批判」「オバマ政権にエジプトへの巨額軍事援助停止を促す声明を発表」


この映像が世界中を駆け巡っているので、「双方に暴力を控えるように」などと、マスメディアのほとんどが載せていたが、いまや、「市民の大虐殺」に変わった。

なお共和党も政権を担っていたら、オバマ政権と同じことをするのではないかと思われます。

どの国の政党も党利党略ばかり考えているみたいです。国民のことなど二の次!

一方、オバマは夏休み休暇でゴルフ三昧。「軍事クーデター」とは決して言わない。

チェンジなどできないまるで無力な大統領だったんですね。また、ノーベル平和賞を受けたことを恥じる人ではなかったみたいです。

そして、安倍政権は、国防軍を作るという目的があるみたいですが、国防軍は国民を守らないものだとわかったのではないでしょうか。

ちなみに、昨日にも紹介していますが、解任されたムルシ大統領については書かれていた文章が印象的です。庶民派という感じの政治家だったんですね。


(ムハンマド・ムハンマド・ムルシー・イーサー・エル=アイヤー  محمد محمد مرسي عيسى العياط, Mohammed Mohammed Mursi Essa el Ayyat)

彼の対抗者に対し訴訟を起こした最初のアラブの大統領である。
彼を逮捕した将校を罰さず、保護した最初のアラブの大統領である。
その在位中に自身の息子が兵学校の入試に落ちた最初のアラブ指導者である。
毎週金曜日にモスクで祈る最初のアラブの大統領である。
その家族がエコノミークラスを利用する最初のアラブの大統領である。
姉妹の海外での治療を国費で行なう事を拒否した最初のアラブの大統領である。
息子が海外で働いている最初のアラブの大統領である。
賃貸アパートに住んでいる最初のアラブの大統領である。


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