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そこに、いつごろ創建されたのかわからない古い塔が、一面に生い茂った葦原に囲まれて立ち尽くしている。風が吹くと葦原がざわざわに唸りだす。なぜか、懐かしさに一杯になる、あの塔…。ずっと探し続けている。塔の秘密を解き明かすのは誰? 
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今年の夏休み旅行は、秋田を中心にして各地を訪れましたが、帰路は苫小牧からフェリー利用です。

青森県内のラスト地点は、大間原発と建設敷地内にある「あさこはうす」です。

「あさこはうすに手紙を送ろう運動」が呼びかけられていましたから、ハガキを二度ほど出しています。

今回、連絡を取ることに気付くのが遅くて、小笠原厚子さんにはお会いできませんでした。

でも、「あさこはうす」を訪れる人間がいるってことだけでも、事業者の
電源開発に知らしめることはできたかもと。

自己満足に過ぎませんが…、

原発55基目は絶対に作らせない!「あさこはうす」の闘い
http://www.janjanblog.com/archives/98702


上記の動画にあるように、「あさこはうす」の入り口には電源開発の警護員がいましたが、声をかけられることはありませんでした。

フェンスに囲まれた小道は長く続いていますが、「あさこはうす」から原発まで250mなのだそうですが、木々に挟まれて少し頭が見えただけでした。

その後、大間港から船に乗って函館です。函館ではとくに計画を立てずのんびり過ごす予定になっていました。

素泊まりの宿でしたが、函館市の
重要伝統的建造物群保存地区にあり、しかも山手にあったので、宿からはかなりよい眺めです。

疲れていたのでスーパーの惣菜を買って早い時間にチェックイン。

食事はお粗末ですが、夜景は美しく函館港も見えて、それがご馳走になりました。

9時間くらい眠り続けたので疲れがとれました。朝、まず出かけたのが、宿の近くにある「北方民族資料館」です。

アイヌの儀礼具と民族衣装が多数展示されています。

美的センスが高いものばかりでした。気に入った図案も見つかりました。

東北や北海道方面に出かけるときは、必ずアイヌ民族の展示館を訪れますが、以前と比べて展示内容が一段と充実している感じです。

ついでに他のサイトも併せて掲載します。

函館・北方民族資料館
http://www.zaidan-hakodate.com/hoppominzoku/

★網走市にある北海道立北方民族博物館
http://www.hoppohm.org/

★アイヌ民族文化研究所  かなり詳しい
http://ainu-center.pref.hokkaido.jp/HacrcHpImage/05/pdf/05_005_02.pdf


ところで、アイヌ民族が大和民族に強権支配されたという歴史を知るほどに、私は、現在の自分の立ち位置を考えてしまうのです。

少数民族に生まれなくてよかった、などと思っていたことがありましたが、もはや、そんな呑気なこと言える状況ではないみたいです。

TPP
って、当初はよくわからなかったのですが。

どうやら日本民族の文化や言語、生活の仕方など全般的な改変を可能にさせるもののようにみえてきたのです。

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