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そこに、いつごろ創建されたのかわからない古い塔が、一面に生い茂った葦原に囲まれて立ち尽くしている。風が吹くと葦原がざわざわに唸りだす。なぜか、懐かしさに一杯になる、あの塔…。ずっと探し続けている。塔の秘密を解き明かすのは誰? 
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329f34f8.jpg    いつもと違う道を散歩していると、見慣れた野の花が咲き乱れています。カメラに撮り終わって、ふと、思い起こしてしまいました。
 花の名は「諸葛菜ショカツサイ」、またの名は「紫金草シキンソウ」。間違って覚えているかもしれないと不安になって図鑑で調べてみました。間違っていなかったみたいで、その他、花だいこん、オオアラセイトウという呼び名もありました。しかし、知っている方にとっては「紫金草」です。ピース・フラワーという別名も付いています。

 ちなみに、この名前でインターネット検索したらやっぱり出てきました。二度と再び戦争を起こさせない、日中友好が永遠に続くようにと、祈りをこめているシンボルフラワーだと。南京大虐殺記念館の庭の一角にも咲いていると書いてあります。

 ちなみに私は19888月に南京大虐殺記念館に行っております。そこには多数の人骨が展示されており、たくさんの惨い写真が展示されていました(当の写真を撮ったのも日本人)。また、二人の生存者から当時のお話を聴くこともできました。

 なお、昨年はおかしな人物が登場したので、20年前のことを思い出すようになっていたのでしょうか。自衛隊の元航空幕僚長で、「南京大虐殺は捏造」などという発言から幕僚長を更迭された人物です。

 ところで、極東裁判で、南京大虐殺の責任を問われて死刑に処せられた「松井石根・陸軍大将」は、愛知県出身で父親は尾張藩士です。

 そして、名古屋市と南京市は姉妹都市・友好都市提携をしています。その10周年記念として計画された旅が「ノーモア南京、私たちの旅」という名のスタディツアーでした。
  長く年月を経ると何事も風化するというのでしょうか。「アウシュビッツは捏造だ」と、欧州でもおかしなことを言う人物がいるみたいです。

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