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そこに、いつごろ創建されたのかわからない古い塔が、一面に生い茂った葦原に囲まれて立ち尽くしている。風が吹くと葦原がざわざわに唸りだす。なぜか、懐かしさに一杯になる、あの塔…。ずっと探し続けている。塔の秘密を解き明かすのは誰? 
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  やっぱりな! という報道がこの夏にありました。「冥王星が惑星から外され、準惑星と呼ばれるようになって早2年、一部の科学者らが冥王星の復帰を主張している(National Geographic News 08/15)。「惑星」の定義がまだ明確に定められず流動的なようです。

 また、昨日のニュースでは、「珍しい天体イベントが見える」とありました。木星と金星が近寄っているそうで、12/01夕方5時頃の南西の空には三日月もあり、そこに「顔文字」みたいなものが出現するそうです。

 実際の木星と金星は8億キロ離れているので、近づいているのは見かけだけに過ぎません。でも、めったに無いイベントのようです。見逃せませんね。

 ところで、生まれて初めてという星空をこの夏に体験しています。南半球最南端の天文台で観た夜空です。本当に星は星の数ほどありました。あまりの感動で涙が滲み興奮して明け方まで寝付けない有様。

tekapo.jpg このような星空を見るためには、気象条件と立地条件が揃っている必要があります。一つは冬期で空気が乾燥していることです。雲ひとつない快晴に恵まれたのですから幸運でしたが、よく考えたらこれは普段フツウによくあることです。(左はニュージーランド昼のテカポの天文台。拡大は写真をクリック)

 なお、この天文台は都会から離れた田舎にあり、かつ山頂です。バスで出掛けましたが、なんとライトをつけずに山道を移動するのです。そして、近くの町の灯火は、天文台活動に協力するために照度が押さえられています。満天の星空を観られる条件が揃っています。

 しかも、夕方から月が昇る前までが限度です。なぜなら月が出ると観られる星は半減します。冬期でかなり寒く足が凍傷になるのではと思うほどでしたが、そんなこと少しも気にならないものです。

 星空はいつだって毎夜のように仰ぎ見られるものなのに、私は“本当の夜空を見たことはこれまで一度も無かったんだ”と今更ながらにしみじみと考えさせられました。国内でも、このような場所はないのかと今探しまわっているところです。もしも知っている方がいるならば教えてください。お願いします。

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