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3つのタイプ(8・3・7)は目立ちたがるタイプです。でも、目立つことは目立たないことで、目立たないことは目立つことなんです。以下を見てください。
Aは、白地では目立っていますが、黒地の所では目立ちません。
Bは、白地内では目立ちませんが、黒地の所では目立ちます。
それを例えるらば、市井の中では目立っていた人が、芸能界では全く目立たなくなる、というようなものです。
もう少し説明を加えるならば、タイプ7はみんなからアッと注目されるような何かをしたいと探しています。しかし、何かをヤバイと感じると、目立たないように行動します。
これに関して当会の理論にあります(以下にあり)。生物界に普遍的にあるように、擬態(ぎたい)、または、カムフラージュとも言われるものです。
http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/active/page15/15-201~/15-218.htm
下の写真は、オオカマキリで緑色をしていますが、周囲も緑なので、うまく身を隠すことができます。でも、道路に出てくると目立つので、すぐに人間の子どもたちに見つかってしまいます。
生物は、色や形や行動などによって、周囲の環境と見分けがつかないようにして、危険を回避したり、隠れて捕食などして生存率を高めています。それがヒトにもあり、そのような行動の取り方によって生存率を高めています。
他の会派でも、タイプ3とタイプ7を、目立ちたがるタイプなどと紹介されていますが、ではなぜ目立ちたがる人がいるのか、という点では何も書かれていません。疑問にも感じていないようなのです。むろん、どの心理学本でも取上げられていません。
目立ちたいとか、仲間が欲しいとか、美しくなりたいなどという欲求と同じで、あまりにも根源的なことゆえ、疑問を抱くことがなかったのではないでしょうか。
生物学は単に興味があったので読みふけっていただけのものですが、読書好きであったことが役立つ時が来ました‥。ある時、目立ちたい人がいたり、目立ちたがらない人がいることに、ハッ!と急に目の前が拓けて来たのです。
チョウにもいるではないかと。目立つチョウと目立たないチョウがいる。人間の場合は、肌の色や形ではないが、行動の中にその2つの傾向があることに気づきました。
そして、それが真実だと気づいた時に、エニアグラムという類型論は、まさしく「真実を現している」と確信しました。15年以上も前の或る夜更けです。
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