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そこに、いつごろ創建されたのかわからない古い塔が、一面に生い茂った葦原に囲まれて立ち尽くしている。風が吹くと葦原がざわざわに唸りだす。なぜか、懐かしさに一杯になる、あの塔…。ずっと探し続けている。塔の秘密を解き明かすのは誰? 
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1月1日にご紹介しているものですが、「タイプ4は世界が破滅するという妄想をしたり、不条理なマンガを読んたり、あるいは描いたりすると、気分が晴れることがあるタイプ」です。

たとえば、マンガ「ドラゴンヘッド」は望月峯太郎の描いたもので、タイプ4と判定しています。このマンガの世界は滅亡しそうです。

タイプ4は「世界は肯定的であり否定的であり、どちらでもない(両価的)」)ために、ラストシーンは何が言いたいのかわからないことが多くなります。世界はどちらとも言えないものなのですから、終わり方も、「ドラゴンヘッド」みたいな感じになり、理解されにくいものが結構あります。

また、これは当会の理論にある「人間一般コンプレックス」という複雑な心理状態になりやすい気質から来ているものと考えられます。本当は人間大好きなのに、しばしば大嫌いになりやすい人たちです。人間に対して過剰反応しやすい傾向を持つからでしょう。

ところで、妄想をするにしても、上記のような妄想はあまりしないのが、タイプ2です。誰かの窮地を救ったとか、自己犠牲によって人々に希望と勇気を与えられるという哀しくもあるが、癒しにもなる妄想をすることがあります。

たとえば、以前に取り上げた萩尾望都の「トーマの心臓」というマンガ作品にあるものです。「みんなの広場」に掲載されているものですが、「トーマという天使のような少年が自分の命を犠牲にして、上級生に人を愛することを思い出させる」という内容です。

または、自分が何かで認められたとか、尊敬する人に見出されて教育を受けて成長する、というようなものです。ハッピーエンドを想像しやすいタイプですが、全てがそうなるものではありません。

実は哀しいお話が大好きなタイプでもあります。それを以前は把握できずにいたので、タイプ2の作品をタイプ4だと間違えていたと考えられます。また、タイプ2の人たちも、自分をよくタイプ4だと間違えています。しかも、かなり多数の人たちにあるものです。

タイプ2でも不幸が重なっているような時期であれば、世界なぞ滅亡してしまえ、というような妄想をします。しかし、そんな妄想をしても、気分が晴れることはないでしょう。肯定的な世界観を持って生まれたタイプだということは、そういうことなのです。

タイプ8や、8のウイングを持つ7w8であれば、自分を傷付けた人物に復讐する、また、軽んじられたりなどされれば、何か恐ろしい仕返しをしてやる、などという計画を立てたりしていると、気分が晴れるかもしれません。

否定的な世界観を持って生まれたタイプは甘い期待をかけることはなく、肯定的な想像することほとんどないタイプです。だからこそ、信頼した人物ができた場合、裏切られたならばショックは大きくなります。必然的に仕返ししたくなるものではないでしょうか。

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