そこに、いつごろ創建されたのかわからない古い塔が、一面に生い茂った葦原に囲まれて立ち尽くしている。風が吹くと葦原がざわざわに唸りだす。なぜか、懐かしさに一杯になる、あの塔…。ずっと探し続けている。塔の秘密を解き明かすのは誰? 
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夫との会話がないまま23年も経っているのに、妻は「時々不安になる」とか。それだけなの?と言いたいところです。


http://www.youtube.com/watch?v=-ChlRqbgKuo


https://www.youtube.com/watch?v=z1qVT49DDKQ


異常な状態も長年続くと、それが普通になってしまうのでしょうか。


または、妻はさほど不満に感じなかった、という可能性もあるような気がしますが、あなたはどう思われますか?


昼間は夫から拒絶されたとしても、夜にはセックスを求められていたのですから、最悪の関係ではない、と考えることもできます。


また、たとえば元々夫は無口であったので、会話が無くなっても妻にとっては急変したのではなかった。だから、さほど不満に感じなかったのか…。


実際、タイプ4の中にはかなり無口な人がいます。ツバが無いので話せないのか、と思うほどの人もよく見かけます(笑い)


また、タイプ4は末っ子気質ゆえ、一家の大黒柱にはなりにくいタイプです。それどころか、「下宿人」とか「居候」みたいな存在になることがあります。


とくに、タイプ2という攻撃タイプの女性と夫婦になると、より受け身になってしまう傾向があります。


ちなみに、夫と同じタイプ4の妻であれば、夫のほうがリードする可能性がありますが。


となれば、「下宿人」が自分と会話しなくとも、あまり気にしないでいられるのではないかと。


しかしながら、かりにも夫婦です。妻がタイプ 2であれば、「男性を強く意識するタイプ(261)」ですから、夫に期待したり求めることが多くなるのが一般的な傾向です。


ただし、夫がわがままではない、あまり手をかけないで済む、不満を訴えることがない、そんな夫だとしたら…。


夫が自分に返事を返してくれなくとも、不快とか不便に感じないでいられるのではないでしょうか。


問題も起きにくいので、長く平和な家庭を維持できます。


これもあります。タイプ4の夫たちのなかには、妻に何も要求しない、自分のことは自分でやり、静かに自室で一人趣味に親しむ傾向ならば、これもよく聞きます。


超寂しがりで孤独を恐れる気質ですが、妻が自宅に居るだけでよいらしく、一人になることを好むのです。


こちらの可能性はあります。がしかし、それでも23年とは長すぎます。妻は寂しくないのでしょうか。


もしも子どもがいなかったら、あるいは、3人でなく一人だったら、こうはならなかった可能性があります。


タイプ2の妻は「お母さん気質」です。子どものことばかり心配して手をかけますから、3人もいればそれだけで手一杯という状態になると考えられます。


また、ウイング1が重くなると、「男性を怖がる」気質です。


おとなしい夫であっても、問い詰めたり、追及などしたら豹変するかもと想像したり、離婚話まで発展したらと恐れて何も言えなくなることも考えられます。


そして、タイプ4が夫であれば、問い詰めたりしたら、逃げ出していくと不安になるかもしれません。


問い詰めたり、問い正すことができにくい、そんな雰囲気を漂わしているのです。


タイプ4がよく該当します。ケンカになりにくい相手です。


むろん、元気一杯のタイプ4もいますから、その場合はこうはならなかったでしょう。


さらに、とかくタイプ4の夫は、人との関係でぶつかり合いをさける傾向があります。


不満があっても、不安になっても、あれこれ相手の気持ちを探るだけで、実際には何も言わないままでいる、というのが標準です。


また、タイプ2w1の女性の中には、いつもイライラとしてキレまくる妻もいれば、無口でおとなしい妻もいます。


しかし、普段はおとなしい妻でも攻撃タイプですから、何か起きれば攻撃性を出します。


が、それが起きなければきつい気質は出ないままです。


つまり、夫はわがままでもなく、要求するものも少ない、手のかからない夫だったとしたら、何も起きないままです。


何も起きなければ、「なぜ私に返事を返してくれないの?」と妻が問い詰める機会は訪れてきません。


会話がなくとも、生活の仕方が以前とそれほど変わらないものであれば、問題意識も薄れます。


問題を解決する必要にも迫られません。


人は、なにかが起きないと、少し不安であっても平穏な状態が続けば、きっかけがない限り、自分から変化を求めることはないのでしょう。


つまり、貧しい暮らしが続いても、勤務時間が長く多少疲れていても、家庭生活が平穏であれば、その状態に慣れます。


デモなどに参加したり、抗議行動をするなどということは考えられないのです。 加えて、お上に従順な国民性が備わっている…。

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http://www.youtube.com/watch?v=-ChlRqbgKuo


https://www.youtube.com/watch?v=z1qVT49DDKQ


妻はインタビューで応えています。夫が自分に対して口を効いてくれないので、「時々不安になりますね。子どもが独立して夫婦だけになったら…」 


会話無しの状態が1週間~1か月くらい続いたら、多くの妻たちは少し不安になり、夫に尋ねるだろうと思うのです。


何が不満なのか知りたくなるのではないかと。


また、この夫、少し不可解な方だと思われただろうと思うのですが、妻も少しというか、かなり不可解だと感じませんか。


不思議な女性だと思うのですが、あなたはどう感じられたのでしょうか?


辛抱強い人なのでしょうか。愛想は良さそうです。やさしそうで、きつい女性にはみえません。


さて、妻は子どもを産んでから子ども中心になったようです。


しかしながら、出産してから数か月は、どのタイプの母親であっても子ども中心になるものです。 


半年や1年も経てば、その状態に慣れますから、もともとの関心事のほうに目を向ける余裕が出てくると考えられます。 


たとえば、「女性を強く意識するタイプ(837)」の母親は、子育てに慣れて一段落すれば、元々の傾向である女性のほうに意識が行きます。 


夫には行きにくいほうです。実母や姉などです。 


また、生まれた子が娘であればかなり大切にしますが、実母や姉がいれば、子育ての手助けを求めるだろうと考えられます。 


夫に意識が行ってないので、夫と会話しなくともあまり苦にならないかもしれません。 


この3つのタイプは、「亭主は丈夫で留守がよい」になる傾向があります。


ですから、この妻は837の可能性があると考えることができます。


しかしながら、837の3つのタイプは、「無視される」ことを最も嫌うというか、恐れる人たちです。 


目立ちたがりのほうですから、無視されることは目立たないだけでなく、自分を全否定されるような不快なことになります。 


妻がこの3つのタイプであれば、夫に話しかけても反応がないとしたら、無視されたとなり、かなり不快になるところです。 


「時々不安になる」というような軽いものにはならないだろうと考えられます。 


さて、タイプ7が待ったなしのタイプだとしたら、594の3つのタイプは待てる気質です。 


待てる気質であれば、何年も夫と会話しなくともさほど苦痛にならないかもしれません。


このタイプの可能性はあるような気がします。 


が、果たして、この3つのタイプが子育てに埋没するでしょうか。 


この妻は、子育てに集中しているだけでなく、埋没しているくらいに見えたので、夫はほったらかしにされた、と感じたようですからね。


837と594のタイプでは無いとしたら、残るは261です。 


なお、調和タイプ(369)という3つのタイプは、特異な状況に陥りくにい人たちです。 


「常識的」で、常識からかけ離れた状況に陥りにくいと考えられます。 


常に、周囲にいる人たちへの配慮を忘れないという傾向も見られます。


KYにはなりにくい人たちです。調和タイプの可能性は低いと考えています。


なお、妻のインタビューに応える様子からは、早くも打ち解けているよう見えます。


ビデオの中では愛らしい声で夫に語りかけています。


声の出し方に注目すると、「かわいい女に見られたい」という意識があるようで、タイプ2w1でも、1のウイングの強い女性たちによく見られるものです。 


また、このウイングは、KYになりやすいウイングです。


そして、子育てに埋没してしまうほど子どもに意識が行くとしたら、261の中では、タイプ2にしかないものです。 


「お母さん気質」としか考えられません。


あなたは納得できませんか? 


私も、できるならば、他のタイプであってほしいと思っています。


なにしろ、このタイプばかり登場しますからね。


しかしながら、タイプ2w1の女性がみなこのような事態を迎えるものではありません。 


なにが原因していたのでしょうか? なぜ、23年という長期になったのでしょうか。


息子が番組に投稿しなければ、まだまだ続いた可能性もあるような気がします。 


タイプ2は基本的に積極性のある気質です。


しかし、妻はなぜ、夫との関係を改善しようと早く手を打たなかったのでしょうか? 不思議ですね。 


真の原因を知りたいですね。次回までいろいろ考えてみようと思います。

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妻が子どもにかかりっきりで、夫のことはほったらかしだった。それでスネテ、妻に対して返事をしなくなったという男性がいます。



https://www.youtube.com/watch?v=z1qVT49DDKQ
https://www.youtube.com/watch?v=z1qVT49DDKQ


そのままの状態が長く続いたので、「引っ込みがつかなく」なって、23年もしゃべられなくなったというのです。

ホントのことなの? と確認したくなるほどです。まさに「事実は小説より奇なり」です。

それにしてもあまりにも長い年月です。1週間とか1か月というのではありません。

どこまで意地っぱりなのか、と、驚いてしまいます。依怙地と言ってもいいかと思います。

さて、子どもタイプ(17634)の中で、消せるタイプがあります。http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/static/theory7.htm




まずはタイプ1です。タイプ1は「長女気質」で、自発的に子育てに参加するほうです。

妻の手助けすることが考えられますから、ほったらかしにされた、という状態にはなりにくいと考えます。

長女は母親代わりができる気質なのです。

次はタイプ7です。人生を楽しみたいタイプ7にとっては、一日か二日でギブアップになるようなことです。

「待ったなし」の「待てないタイプ」とも言っています。

あるいは、もう少し長い間しゃべらないとしたら、他の女性と仲良くなったか、あるいは趣味に没頭しているなどになりやすいほうです。

しかし、それでも、1か月2か月が限界のような気がします。

「長男気質」ゆえ、女の役割だと考えられる「子育て」に参加するほうではありません。

このタイプの可能性も無さそうです。

タイプ6は「次女気質」です。基本的に子育てに協力できるほうです。

こちらもせいぜい1週間か1か月くらいならば、会話がなくともいられるかもしれません。しかし、それ以上は無理のように思います。

調和タイプ(369)は奇異だと思われるような言動をすることは少ない人たちです。

http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/static/theory2.htm

23年間では度外れていて、タイプ6とは考えにくいものです。夫婦仲が悪いのであれば離婚の話を進めるだろうと考えられますが、そうではなさそうです。

会話がなくとも子どもが生まれたのですから、夜の夫婦生活はあったと考えられます。

その折に、幾らでも自分の気持ちを伝えることはできるはずです。

セックスはするが会話は無し?? 事後はくつろいで自然に会話などができるのではと思うのですが??

タイプ3も可能性は低いところです。

「女性を強く意識するタイプ(837)」にとって、妻の存在は大きく、妻への期待や求めるものが強くなりがちなタイプです。
http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/static/theory5.htm

とてものこと23年間も会話なく過ごせるとは考えられません。タイプ3の可能性も低いとみています。

ところで、インタビューのたけむらけんじさんが近づくと、この男性、警戒して歩みを止めました。人見知り度が強そうです。

小声で、そこに居られないというような様子も見られます。ここからは防御タイプ(714)から探すところです。

また、「意地っ張り」になりやすいのは全てのタイプにあるものだと思うのですが、タイプ4が異様に依怙地になる、ということならば、事例はいろいろと聞いています。

ただし、守秘義務があり、ここではご紹介できません。一般的なケースならばよいのですが、変わったケースなので載せられません。

総合的にみたら、タイプ4の可能性が高いと考えられます。

で、あなたの予想は当たりましたか?

次は、妻のタイプを予想してください。少ない情報からタイプを絞るのは難しいと言えますが、反面、とても面白いものです。

引き出せるものを探してみてください。 (続く)


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朝日放送の金曜夜11時過ぎの番組、
「探偵!ナイトスクープ」を教えてくれた人がいます。元受講生です。



こちらでも→



http://kappuru.doorblog.jp/archives/34343616.html

https://www.youtube.com/watch?v=z1qVT49DDKQ





夜に見ました。なんだかうれしくて涙が出てくるようなエピソードです。

夫が、子どもとはしゃべるが妻としゃべらないという。その原因が明かされた時、ほとんどの人はビックリしたと思います。

妻が子ども中心となり、自分のことはほったらかしだったので、「スネタ」というものです。夫のエニアタイプは何タイプなのでしょうか?

当会の理論の中でも、とてもわかりやすいものがあります。真っ先に取り上げてほしいものです。以下です。

「人類は9人家族」
http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/active/page15/15-101~/15-130.htm

まずは、我が子が産まれたら、妻ともども子どもに集中する男性がいます。

タイプ2です。お母さん気質の男性です。

タイプ2の男性の中には、妻と同じように乳が張ってきたという男性もいるくらいです。

タイプ2の男性は、胎内にいたある時期にアンドロゲンを浴びる量が少なかったのではないか、と思うくらい女性性の強い気質です。

ちなみに、
胎内でアンドロゲンという男性ホルモンを大量に浴びるので、男性は男性になったと考えられています。

テレビに出演しているホモとかオカマとか言われている男性たちのほとんどをタイプ2w1と判定しています。

他のタイプにもいるかもしれないと思っていますが、現在のところ見つかっていません。

さて、タイプ2は、妻以上に子どものことばかり意識して、妻を忘れることもあるほどです。タイプ2の可能性は低いと考えられます。

なお、タイプ9w8だと判定間違いしていた受講生(男性)がいますが、ある時からタイプ2w1の間違いだと気づきました。

それを他の受講生に話していると、
タイプ2w1だという核心的なエピソードを思い出して話してくれました。

結婚して
子どもができたようで、「街でバッタリと会ったら、挨拶もしないまま定期券入れにある子どもの写真を引っ張りだして見せてくれた」というものです。

喜色満面で、子どもの写真を他の人にも見せているところを私も見ています。

タイプ9ならば恥ずかしくてできないようなことです。

とくにウイング8は家族のことを他人に話すなど、個人的な話はあまりしない傾向があります。タイプ8の気質でもあります。

しかし、タイプ8はお父さん気質です。親的な気質ですから、子どものことに集中する妻の様子を見たら、顔がほころぶのではないかと予想します。

子どもができるとさらに仕事に精出すほうになるだろうと思われます。タイプ8も消せます。

タイプ5のおじいさん気質の男性は、かなり大人というか年寄りっぽい気質です。親的なところあまり無いので、子どものことを忘れがちになるほうです。

また、タイプ5にとっては、「スネル」は辞書にないでしょう。また、感情的になることがめったにありません。

もしあるとしたら、妻が裏切るなどということしか考えられません。以下です。

http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/active/page15/15-101~/15-130.htm

さて、「スネル」という類のことは、いわば幼稚な振る舞いです。

従って、可能性がないタイプは、上記のような大人タイプ(9582)です。

従って、子どもタイプ(17634)から探すところです。

とくに、一番の年少型タイプから探します。では、タイプ4だと判定できるのでしょうか? 

どこを探したらタイプを絞れるのでしょうか? (続く) 

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複雑な心理状態とは、簡単には「愛憎半ば」と考えられます。

ストーカーなども好意を持った相手に対して憎しみを抱くので、「(当会の説く)コンプレックスに入るのか?」という質問を頂きました。

★「9つのタイプのコンプレックス」
http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/static/theory5.htm
★コンプレックスは誤解されている

http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/active/page15/15-1~/15-17.htm

歌手や俳優のファンだった人が、何かのことで拒絶されたと思い、好意が憎しみに変わり執拗に付きまとって、ついには傷害事件を起こした、というケースならば一般によく知られています。

ストーカーは、20年くらい前には知られていない言葉で、それまでは「不審者」とか「変質者」、あるいは「変態」と呼ばれていました。

ストーカー行為だと認知されるような事件は、どのくらいあるのかと調べてみました。

2001
年は12000件くらいだったようですが、2012年は約20000件に増えています。以下に有ります。


http://www.npa.go.jp/safetylife/seianki/24DV.pdf

前年比では36.3%の増加です。何故増えているのでしょうか?

経済的な困窮とか、職を得られないとか、不安定な社会になっているためなのかと思うのですが…、被害者は、たいていいつも女性です。

これによると、「女性が元交際相手の30代の男性につきまとわれて被害に遭う」というケースが、最も多数を占めているみたいです。

好意は持っていたが拒絶されたので憎しみに変わり、ストーキングをするとしたら、「愛憎半ば」だと言えるのでしょうか?

元カノとの交際を復活させたいので、待ち伏せしたり無言電話をして嫌がらせをしていた。

しかし、彼女のほうから「やり直したい」と告げたら、この男性の憎しみは素早く立ち消えるのでしょうか。

そうであるならば、この場合も当会の説く「コンプレックス」に該当します。

「その5」で述べているように、愛と憎しみが5対5で、少しやさしくされるだけで素早く憎しみが消え去るというのが、当会の説く「コンプレックス理論」です。

しかし、そのようなケースはあまり知りません。ゼロなのかどうかはわかりませんが。

そういうものは統計に出ません。事件を起こさなければ、他人に知られることはありませんから。

また、女性が、執拗に付きまとわれた元カレに対して、本当に交際したいと言う気持ちになるのでしょうか。

なにされるかわからないという恐怖心から嫌々交際を受け入れる、ということは考えられます。

親子間でも、母親、あるいは父親につきまとう、ということがありますが、「執拗につきまとう」とはなりににくいものです。待ち伏せたり無言電話もあまり考えられません。

(
ちなみに、母親につきまとうというケースになりやすいのは、8373つのタイプです。父親につきまといやすいやすいのは、261の3つのタイプです。

また、母親に向くタイプであるにもかかわらず、タイプ4については、まだわかっていません。

そして、この場合、「つきまとう」なのか、「目で追いかけたり、なにかと近づくことが多い」と呼ばれるものなのか、それはなかなかに難しい問題です。(笑い) )

ですから、誰にとっても親子関係が悪くなることがありますが、強い恐怖心を抱くというケースがあまり考えられません。ゼロとは言えませんが。

上記のストーカーのケースでもゼロなのかわかりません。ですから、どちらであっても、人間関係で「あり得ない」というものは無いと思っています。

しかしながら、極端なケースは普遍的なこととは言えません。

従って、ストーカーが「愛憎半ば」という複雑な心理状態になることはあまり考えられず、
当会の「コンプレックス」には該当しない、と見てもよいように思います。

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複雑な心理状態と言えば、気持ちが相反して複雑な言動をしてしまうことですが、簡単には「愛憎半ば」と言えば分りやすいと思います。以下に基本理論を掲載しています。

http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/static/theory5.htm

愛憎半ばですから、愛が5で、憎しみが5です。つまり、5対5という比率で相反する感情を同時に持ってしまうために、苦しくなり、葛藤が強くなります。

あれこれと心が揺れ動き、まさに多忙になってしまうのです。それゆえ、周囲からは理解されにくい言動をしてしまうと考えられます。

一体、なにがしたいのかわからない。なぜ、そんなにムキになるのかわからない。どうしていつまでも意地を張るのかと周囲から思われています。

しかし、5対5ではあっても、ちょっとしたことで、その比率はすぐに大きく変化すると考えられます。

たとえば、父親に認めてもらいたいという気持ちの強いタイプ2であれば、父親のちょっとした褒め言葉で、すぐに9対1くらいの比率になる可能性があります。

タイプ2は、父親から認められたいという欲求がかなり強くて、父親の言動によっては、憎しみが素早くどこかに飛んで行ってしまうのです。

場合によっては、10対0になってしまうのです。それほど喉から手が出るほど欲しいのが父親(権威)から認められること、誉められることです。

逆に、父親から軽くバカにされるだけでショックになり、1対9や、果ては0対10にもなります。

ですから、父親の言動に対して過剰反応をする傾向があると分析しています。

このような言動から、「ファザコンタイプ」だと判定できますが、「マザコンタイプ」も同様に考えることができます。

たとえば、母親からの愛情深い慰めを求める気持ちの強いタイプ7であれば、母親からのちょっとした優しい言葉に、直前は5対5であったのが、すぐに9対1くらいになってしまうのです。

場合によっては、10対0にもなり、5だった憎しみがどこかにふっ飛んでしまうのです。

それほど母親からの慈しみに弱く、喉から手が出るほど欲しいのが母親から愛されることだと考えられます。

しかし、母親の自分へのちょっとした不満の言葉で、すぐに1対9という比率にもなります。大ショックになり、憎しみの気持ちが素早く膨張してしまうのです。

カッ!となってちょっとした事件を起こす恐れもあります。それほどに母親という存在は、マザコンタイプにとって強い影響力があります。

ただし、子どもの頃から母親を独占でき、母親から愛されていると感じて育ち、5対5というような相反する緊迫した心理状態になったことが一度も無い人間であれば、強く憎むなどということは考えられません。

ファザコンタイプでも、父親は誰に対しても叱りつけて、けっして褒めたことが無い人間だと知っていたら、さほどに過剰反応するとこはありません。

いろいろなケースがありますから、当会のコンプレックス理論を杓子定規に当てはめてみると大きな誤りを犯してしまうでしょう。

一見、簡単そうな理論に思われるかもしれませんが、詳しく知るほどに、理論を現実の親子関係に適用するのは簡単ではありません。

しかし、マザコンタイプと考えられる人は、やはり母親の姿をよく目で追っています。母親の声を聞き逃すことも少ないと考えられます。

ファザコンタイプだと考えられる人物がいたら、父親の姿をよく目で追っており、父親の声を聞き逃すことは少ないのです。

その親子関係が良くとも悪くとも、この傾向はクッキリと見えるはずです。

この逆で、母親の声を聞き逃す傾向がくっきりと判れば、マザコンタイプでは無いと判定できます。

同様に、父親の声を聞き逃す傾向がくっきりと判ればファザコンタイプでは無いと判定できます。

どうですか? 人の心を知るってことが、こんなにも意外というか、ある意味では簡単だと知って、ちょっと面白くなりませんか?

それでも多くの人たちは、このように他人の言動を見ていません。細かく観察していません。

観察していなければ、当然に相手の心を理解することはできません。

タイプ判定することなど到底できません。また、他人を見ていないのであれば、自分自身が何者なのかも理解できないままです。

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関取の高見盛精彦(せいけん)さんが、とうとう引退してしまいました。

人気力士でしたが、それはあの愛らしさにあったのではないかと思います。

1
976年5月12日生まれですから、すぐに37歳になります。37歳で、あの愛らしさです。子どもっぽい仕草や表情もクッキリと見えます。

これほどわかりやすいとしたら、エニアタイプは最年少型としか考えられません。タイプ4w4と判定できます。

最下段に掲載
http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/static/theory7.htm

これは、当会のエニアグラム理論にしか無いもので、世界中を見渡しても他には有りません。ですから、この理論を知らずにいたら、理解できにくい人物像になるかと思います。

以下のウィキペディアに載っている逸話からも、高見盛のタイプがわかります。(
青字)

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AB%98%E8%A6%8B%E7%9B%9B%E7%B2%BE%E5%BD%A6

4年の頃はいじめられっ子で、
気の弱い性格で、高校時代は後輩にもいじめられ、恩師の著書では「泣き虫」とまで揶揄された。

土俵上でのユーモラスな「気合入れ」がファンの人気を集めましたが、ケガをした経験から、立ち合いでの恐怖を取り除くための儀式なのだそうです。

なお、本人も、
「いつになっても土俵が怖い」と語っていたようです。あの巨漢でもいじめられっ子になるんですね。怖がりな気質だと考えられます。

「土俵に上がった時は極度に集中しているので、土俵と行司と対戦相手以外は目に見えなくなるし、歓声も全く耳に入らなかった」
という。

神経質で緊張しやすいところが出ています。防御タイプ(714)だと絞る情報です。

勝った時は、得意満面な様子で、反り返るほどに胸を張ってずんずんと勢いよく歩きます。

負けた時は、苦しそうな顔つきだったり、肩を落とし、しょんぼりと花道を退きます。

演技しているようには見えません。本性の幼さがクッキリと出ています。

自分を隠さない、正直で真面目、礼儀正しい青年ですが、かなり変わった人物に見られていたりします。

家には冷蔵庫以外の家具がないと囁かれているようで、生活感ゼロだと言われていたり…、まさに、末っ子気質であり、生活者ではありません。


また、高見盛がやる気を出さない時は、親方や取り巻きたちが、お母さんに連絡をとると気力が回復するみたいです。

それで、「お母さんの歌係」というものがあったようです(♪かあさんが夜なべをして…)。この歌を聴くとせいけんさんはウルウルになるそうです。

このように、あきらかにマザコンタイプと考えられますが、以下に登場するのも、母親ばかりです。

父親はどうなっているのかと
(青字は母親に関する記事)…


http://kakaku.com/tv/channel=6/programID=272/episodeID=635402/

母は息子が入院する病院を訪問。高見盛は母を心配させまいと、一日も早い復帰を目指した。

以上のことから、高見盛はマザコンタイプではあっても、複雑な心理状態に陥っているとは考えられません。

母親に対しては素直な自分を出しています。母親と良い関係に見えます。良い関係であればコンプレックス度は重くなりにくいものです。

ある日には試合会場に訪れた母を避け、負けて、いいところを見せられなかったと涙を流して再開を拒んだ。

試合に負けたら、母親に慰めてもらう、などにはなりません。そこもまた母親の存在が大きいと考えられるところです。

つまり、母親の存在が小さい、あるいは軽いタイプであれば、母親に八つ当たりしたり、慰めてもらうか甘えることも考えられます。

「存在が大きい」とは「怖い」ことでもあるからです。怖い人の前では、弱くてダメな自分は晒すことはできませんからね。

ここら辺りを理解できなければ、「母親を強く意識するタイプ(837)」の人たちの心理を理解できにくいと思われます。

また、「複雑な心理状態(コンプレックス)」を正しく理解することも難しいのではと…。

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数年前のテレビ番組に取り上げられたものです。

離ればなれになった家族や友人など消息が知りたい、また会いたい人たちを募集して、番組の担当者がプロの手なども借りて探すという企画でした。

涙の対面をするところを視聴者にみせて、ともに涙を流させるというよくある番組です。

(
ちなみに、私はお涙頂戴ものではまず泣きません。でも、連れ合いは簡単に嵌められてウルルンになります。BGMがそれらしいものであれば、ちょっとしたものでも目がうるんでいます)

さて、
ある母親は、夫に騙されて離婚届を出してしまい、さらに息子二人と引き離されてしまったようです。

病気で働けず実家に帰っていたが、20年経っても息子たちのことが忘れられず、一目会いたいと応募したようです。

兄弟は2歳違いで、30歳くらいになっています。母親と対面したのは弟のほうで、兄のほうは拒絶したようです。

弟のほうは母親との再会の場面では抱き合い、謝っている母親を許しているだけでなく、母親に対して、「僕が守ってあげるよ」というようなことを述べていました。

泣いている母親の背をよしよしとやさしくさすり、まるで、この息子のほうが母親なのか、というような様子です。

二人の顔はカメラに映されていて、その様子が視聴者たちに伝わり、感動を呼ぶように設定されていました。

一方、兄のほうは母親と再会することを拒んだままです。つまり、同じ体験をしても兄弟のタイプが違うと、親に対する対応が違うことがある、という実例です。

テレビ画面に顔が映るのを拒む人もいますが、この男性は素顔を出していました。あまり恥ずかしがらず、オープンな気質だと言えそうです。弟の様子からタイプ2と判定できます。

ところが、母親の存在が大きく、母ヘの想いが重い人たちにとっては、20年ぶりに母親に会うことは簡単なことではありません。

母親に捨てられたと思いこんでいたなら、許すことは容易ではありません。再会を拒絶するほうになります。つまり、マザコンタイプ(8374)の人たちに起きやすいものです。

母親への怒りや恨みを思いっきりぶつけたいと思っているかもしれませんが、母親はどういう人間なのか、なぜ自分を捨てたのかと、真相を知りたいという気持ちも強かったのではと想像できます。

しかし、本質的には母親を求めており、母になにか期待してしまうのです。でも期待外れになる恐れもあり、やはり会うと傷つくのではと、恐れるのです。

このように、マザコンタイプであれば元々に母親に対しては複雑な境地になりやすいのですが、このような状況に置かれたら、なお一層に複雑な心理状態に陥ります。

母親に対する愛憎半ばの相反する気持ちに激しく揺さぶられると考えられます。となれば、再会を決意することは簡単なことではありません。かなりの勇気が要ります。

一方、この4つのタイプでなければ、さほど勇気のいることではなく、苦しい心理状態にもなりにくいと考えられます。子どもの頃に母親に捨てられても、母親を恨むようになりにくいのです。

この母親は、息子の一人とは再会できました。一人はマザコンタイプでなくてよかったなと思います。

息子が二人ともマザコンタイプであれば、再会を果たすことはできなかった可能性が大です。二人の息子から許されないままであったならば、辛いことになったでしょう。

ですから、兄弟が同じタイプであれば、このような相違が浮き出てきません。つまり、体験によってこのような相違が起きるのではありません。そのタイプに生まれたからなのです。

しかし、兄が13歳頃で、弟が4歳くらいだとしたら、あなたはどうなると思いますか? 

兄のほうは多感な時期に母親に捨てられたので母親を許さず、幼児であった弟は母親を許すほうになるのではと、予想するのではないでしょうか。

これが一般的に考えられるものです。でも、そうなるとは限りません。

兄がタイプ2であったとしても、母親に関しては許容する方向に行きやすいのです。父親であれば許容できにくいのですが。

むろん、弟がタイプ7の場合は基本的には許せないほうになりますが、幼児の頃であれば会いたい気持ちのほうが勝るかもしれません。どちらの可能性もあり、予想は立てられません。

さて、
「幼児の頃の養育者との関係で性格は形作られるもの」は有るかもしれませんが、DNAに書き込まれているものも多いと考えられます。

というよりは、こちらのほうが圧倒的に多いので、タイプ判定ができるのだと思います。もしも、その逆であれば、タイプ判定は容易ではありません。(続く…)

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マザー・コンプレックスとは、実は和製英語にすぎず、俗語です。

一般的には、母親に対して子どもが強い愛着や執着を持つ状態を指していると考えられています。また、巷で面白半分に使われているだけのものです。

しかしながら、当会では、
生まれながらのマザコンタイプ(ファザコンタイプ)がいると見ています。

当会だけの性格分析であり、性格分類論です。

事例をあげます。タイプ2の幼児が1歳にも満たないのに、日頃の様子を観察すれば、あきらかに父親に強い関心を向けており、比較すれば母親は軽い存在にすぎないと分かります。

しかも、父親だけでなく、兄にも、祖父にも、叔父さんにもご近所の年長男児への関心も同様に高いのです。

従って、当会では、「ファザコンタイプ=男性を強く意識するタイプ」となります。

マザコンタイプのタイプ7の生後6か月の男児でも、母親しか目に入っていないことが歴然とわかります。判定を依頼されて訪ねた家庭内の様子から、判定できたものです。

このタイプは、母親だけでなく、祖母、叔母、姉、叔母、ご近所の年長女性への関心も高いので、よく観察していれば傾向がクッキリと浮き出ています。

実母への愛着や執着も強くなりがちです。父親の存在は軽く、さながら「かぼちゃ」としか見られていない、などと面白半分に語ることがあります。

こちらは、「マザコンタイプ=女性を強く意識するタイプ」となります。

当会の理論は生得的というか、DNAに書き込まれている情報(関心を向ける)と言えるものです。

ただし、わかりにくい幼児もいます。たとえば、タイプ5やタイプ9です。生まれながらのおじいさん気質とおばあさん気質ですから、両親のどちらにもあまり関心を示しません。

また、関心の差が少ないのです。むろん、他の家族よりは、両親のほうへの関心は強いのですが、大した違いはありません。

つまり、差というものは、どんなことであれ、落差が激しいほうが見つけやすく、少ないと見つけにくいものです。


ですから、
母親との関係でいろいろな誤解や行き違い、不理解やケンカなどが続くと、コンプレックス度が強くなります。あの人はマザコンだなどと、陰で言われているかもしれません。

しかし、全ての母子が苦しい関係になるものではありません。コンプレックス度の少ない人が、実際にはよく見かけます。

母親は自分をよく理解してくれている、深く愛してくれている、穏やかな良い関係が続いているならば、コンプレックスがあるとは見えません。ですから、本人もそれと自覚できません。

ところで、昨日、受講生があるテレビ番組を録画して、それを持参して見せてもらったところです。

三國連太郎さんと
佐藤浩市さんとの関係について知りたいというものです。

録画されていたことは、だいたいが以下の報道にあるものでした。

★長男・佐藤浩市、父と呼ばぬまま別れ「三國さん」「あなた」
http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20130416-OHT1T00007.htm

両親が離婚、母に育てられたことなどから父とは確執があり、「僕と彼の間に介在したのは『役者』という言葉だけ。父親としては語れない」と複雑な表情も見せた。「できれば骨になるまで話をするのは避けたいと思っていました」時折、目を潤ませながら「こういう言い方は変かもしれないが、悲しいという思いはなかった。この数年の中で、一番、凛とした顔に見えた。威厳があって不思議な感慨がありました。涙は出ませんでした」と振り返った。だが、話題が親子関係に及ぶと表情が一変した。「どんな親? ひどいよ、そりゃ」。

★三國連太郎さん破天荒伝説 私生活でも奇行!?
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130416-00000004-sph-ent

三國さんも佐藤さんも同じタイプ2w1と判定しています。

息子の顔つきも年齢とともに父親に似てきたように思われます。

佐藤浩市さんはファザコンタイプに該当しますが、10歳という年齢で父親に捨てられたようなものですから、父親に対する恨みや切なさは一杯にあるだろうと想像できます。

録画では隣同士の席にいながらも、浩市さんは父親の顔を絶対に見ないぞ、という感じで、天井ばかりみていました。でも、目は忙しそうで肩はいかついた感じです。緊張していたと考えられます。

当然に、父親との確執があるはずで、父親に対して素直にはなれません。「悲しいという思いはなかった」と語っていますが、かなり苦しそうな表情です。

素直に悲しいなどとは言えないと思いますが、悲しいよりもっと重いものになっている可能性があります。

しかし、「確執があり」と、認めて言葉にしていますから、強烈なコンプレックスがあるとは考えられません。

コメントを求められても拒絶するようであれば、コンプレックス度は相当に強いと考えられます。

でも、父親との関係を聞かれて、表情が一変したようです。父親を追い求める気持ちが強いので、捨てられたという思いが、恨みや憎しみにもなりますから、冷静さを保つことは難しくなります。

しかし、父を尊敬したいという思いも無くなりにくいので、「
一番、凛とした顔に見えた。威厳があって…」という発言になったと考えられます。

ファザコンタイプは、コンプレックス度が強いほどに、父親に関することでは感情的になります。自分を制御できにくくなります。むろん、マザコンタイプは母親に関することでは感情的になりやすいのです。

従って、この録画にあったような場面を見ただけで、「父親を強く意識するタイプ(261)」と絞れるほどです。

そして、三國連太郎さんは数々の奇行があったようで、261の中ではタイプ2w1によくあることです。

むろん、奇行など一度もないタイプ2w1も当然ながらいます。その場合は早く判定できないというだけのことです。

ちなみに、三國連太郎さんが主演した
内田吐夢監督の「飢餓海峡」は、いつまでも忘れられない映画の一つです。お勧め映画です。 (続く…)

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当会では、生まれながらのマザコンタイプがいると考えています。

また、生まれながらのファザコンタイプもいます。父母のどちらでもありどちらでもない、いわばヒューマン・コンと言えるタイプもあります。

「コンプレックス」と言えば、一般的には劣等感のことだと考えられていますが、当会では文字通りに複雑な(コンプレックス)であり、「複雑な心理状態」を意味します。

しかし、これがなかなか難しいみたいです。しばしば質問されるからです。

たとえば、マザコンの対象者は実母ですが、育ててくれた叔母とか姉とか、長くともに暮らした姑との関係でも、そういうことはあり得るのか、という質問です。

マザコンとは、実母だけに対して起こる心理状態ですから、他の人たちに対して複雑になるなどあまり聞いたことがありません。

ファザコンも同様で、実父だけでなく、養父に対してもそうなるのか、という質問ですが、こちらもあまり聞いたことがありません。

しかし、人間関係が長く続くと、楽しく良いこともあれば、嫌なことにも出会います。誤解なども積み重なります。

また、義理とか恩とか利害関係なども絡み合ってきます。そうなれば「複雑な心理」と言えるような状態になる可能性は誰にでも有りえます。

ただし、ここで知ってほしいのは、「複雑な心理状態」というものがわかりにくく、事例をあげないと分からないみたいです。

たとえば、タイプ4はマザコンタイプですが、実母が自分を理解してくれない、いつも自分に過干渉で自分を支配しようとするので、ついには憎みだすことがあります。

しかし、憎みつつも本当は母親から愛されたい、自分の苦しさを母だけにはわかってほしいという思いが強くあります。

相反する心理が拮抗して、自分の中で戦いが続くのです。

しかし、そこから逃れられず、自分でも制御できずにおかしな言動をし出すことがあります。

また、矛盾したことを考えたりなどがあれば、当会の分析しているマザコンに該当します。

母親を憎むだけでなく、母親を追い求める気持ちが強すぎる、となれば、複雑な心理状態と言えます。

憎しみだけしかないのであれば、複雑とは言えません。

なお、人間の本性にある特筆できるものに、「子は、自分を産んでくれた親という存在を切なく求める」という傾向があると見受けられます。

そういうものが無ければ、マザー・コンプレックスでも、ファザー・コンプレックスでもありません。

ただし、養母(または継母)なのに、その事実を知らされずに、本人が実母だと思い込んでいたならば、養母(または継母)との関係でも、マザー・コンプレックス(母との関係で複雑な心理状態)に陥っていると考えます。

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