そこに、いつごろ創建されたのかわからない古い塔が、一面に生い茂った葦原に囲まれて立ち尽くしている。風が吹くと葦原がざわざわに唸りだす。なぜか、懐かしさに一杯になる、あの塔…。ずっと探し続けている。塔の秘密を解き明かすのは誰? 
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いしかわじゅんの『漫画の時間』を読んでみた。すると、「寝室に置いて寝る前にこっそり何度も読み返して、幸せな気分にひたる本だってあるのだ」と書いている。

深谷かほる作の『エデンの東北』のことです。「僕はもう十回(各冊)ずつくらいは読んでいる。何度読んでも不思議なことにちぃっとも飽きないのだ」とまで言う。

正直に言うとマンガ好きというのではありません。でも、いしかわさんがそこまで言うのだから是非とも読まねばと思って取り寄せてみました。

作者には申し訳ないが、それとはまったく反対でした。この作品を「ユートピア譚」とまで言っているのに、どうしてなのだろうと。自分のほうがおかしいのだろうかと。

となれば、自分が素晴らしいと思っている作品が、他の人たちには全く面白くないもの、クダラナイものだ、ということになる。

ここまで感覚が違うというか、価値観というか美意識が違うとは…、思いがけないことで、ちょっと途方にくれてしまう。

『エデンの東北』をタイプ2w1の作品と判定しています。母と娘の日常の生活をおもしろおかしく描いている、と言えるのかもしれませんね。

東北のどこかの片田舎で、ちょっとこましゃくれた女の子ですが愛らしいところもあります。母親は美人で子どものことをたいそう可愛がっている。

これのどれが気に入らないのか説明することが困難です。同じ2w1の石ノ森章太郎さんの作品は、素直に自然に受け入れられるのですから、タイプの問題ではないのでしょう。

ただし、石ノ森作品は違和感がないので、意外性がなく、不思議にも感じないので、とくに面白いとは感じないのです。それで、ずっと読み続けることができません。たぶん。マンガ家の中で、一番、自分に近い男性だと思われます。

ただし、石ノ森さんの私的な暮らし方や人づきあいの仕方を知ると、違和感が多くて、ウイングは私とは全く違うのだろうと思います。がしかし、エニアグラム図の中でみたら、かなり近い位置に居る方だと考えられます。

ところで、楠勝平さんもタイプ2w1と判定しています。作品集『彩雪に舞う』 購入してしまいました。めったに本は買わないほうです。本棚を増やしたくないためです。

楠さんはあまり知られていないマンガ家ですが、読ませてくれます。余韻が長いこと残ります。ちょっと辛い気持ちにもなります。でも、かなりいいと思っています。

★楠勝平のぺーじhttp://godzillu.daa.jp/syouhei/

★楠勝平さんのマンガが一部読めます。
http://www.ozumic-web3.com/waga_image_no/manga/04kusunoki.htm

★楠勝平さんに関する画像
 https://www.google.com/search?q=%E6%A5%A0%E5%8B%9D%E5%B9%B3&hl=ja&prmd=imvnso&tbm=isch&tbo=u&source=univ&sa=X&ei=Y6DzT9
KoJbGJmQXZhNWJBQ&sqi=2&ved=0CGAQsAQ&biw=1117&bih=751
 

でも私が気に入っても、他の方には不快なものになってしまうのかと思うと、とても寂しい気がします。深谷さんも、私のような読者がいると知れば哀しいだろうなと。

なお、今回は「タイプ判定」に関しては省いています。タイプ判定しやすいものと、そうでない作品があるためです。

あまり長いものでは困りますし、説明するに複雑すぎて、たくさんとり上げねば納得してもらえないものが多数あります。

気質がくっきりと出ているもの、説明のしやすいものを捜しています。

ですが、それ用の作品を見つけるのが相当な時間もかかり、なかなかに難しい! とお知らせします。

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キアヌのことhttp://droid.fc2web.com/kp.htmlに書かれている情報(青字)を取り上げて、それぞれの後にコメントを入れています。

http://droid.fc2web.com/kiji16.html初期の頃、インタビューでのキアヌの応答があまりにぎこちないので、知恵遅れじゃないのか?とまで言われたという。

キアヌの気質を考えるに、世慣れているとか、人慣れしやすい人ではなさそうに見えます。気転が利いて、その場にあった適度な対応が即座にできる人でもなさそうです。「不器用」ということになるでしょう。でも、タイプは絞れません。

http://droid.fc2web.com/kiji10.htmlキアヌ・リーヴスは彼をよく知っている人々にとっても謎めいた存在らしい。「努力して謎めかしてるわけじゃないの。彼は存在そのものが謎なのよ。

よく知っている人からも、謎めいていると思われています。オープンになりやすいタイプ2の可能性は低くなります。防御タイプから探すところです。

http://droid.fc2web.com/kiji9.html
・「キアヌは本質的に超然としている」ため息。「近づき難いんだ。それがすごく、すごく魅力的だ。彼はいつも機上の人、どこかに向かっているんだ。最高に好ましくしかも絶対的に近寄り難い、この兼ね合わせはとてつもなく魅力的だ」

人に自分から近づくタイプではなく、どこか人を寄せ付けない様子を示しているようです。防御タイプ(714)と、調和タイプ(369)、タイプ8、タイプ5から探します。ただし、タイプ2の中にもいますから、全タイプから探すってことになりますが。

・太った髭面の裏方と無駄話をして時間をつぶしていた。が、そのうちこの髭面が「よし、部屋を引っ掻き回そうぜ」と言うと、それで皆笑った。中略 この栄養の行き届いた髭もじゃの、ミスフィットなジーンズ姿の大男が奴なのだ。この髭男こそがキアヌだったのだ。

このエピソードからは、子どもっぽさが見えます。タイプ4末っ子気質から探すところです。また、悪戯好きな人はタイプ2とタイプ7にもよくいますからこのタイプからも探します。

http://droid.fc2web.com/kiji5.html
・彼はやってきた。予想通りにハンサムで、会ったとたん自動的に異性愛、男女を超えた子犬に対するような愛に満たされる。が、同時に彼は極めて目立たなくもあった。バイクをぶっ飛ばしてくる彼をそれと気付いた者は、おそらく誰もいなかっただろう。

・「子犬に対するような愛に満たされる」とは、ここまで言われているならば、タイプ4という核心的な情報に入ります。
・彼は目立たないという印象を身にまとっている。生来的に陽気、優雅、謙虚。そして、ほんの少し堅苦しい。


目立ちたがらない気質の594から探すところです。

http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/active/page15/15-1~/15-9.htm
・ベルナード・ベルトルッチ監督は、彼を、「君には信じがたい無邪気さがある」と言って起用した。

このような印象を持つとしたら、末っ子気質のタイプ4から探すところです。なお、ベルトルッチ監督もタイプ4ではないかと想像していますが、まだ詳しく調べていません。

・見るがいい。信じがたい無邪気さで、果物を食べている。極めてシッダルタなその香りが、今にも漂ってきそうだ。いかなる危害もこの存在に及ばないようにと、誰しも願わずにはいられない。

「食べ方」とか「様子」というものは、意外と気質をよく表します。無意識的にしているためと考えられますが、自分を飾っていない、隠せないので、自然に本来の気質がにじみ出てしまうと考えられます。また、「無邪気」という形容がヒッタリとはまるとしたら、末っ子気質のタイプ4が該当します。

・私は彼のかつてのガールフレンド、ジェニファーと、二人の間に生まれるはずだった子供の話を持ち出した、もしそんな悲痛で哀しい話を、あと30分という時に『持ち出せる』ものならば。そこが怖ろしいところだ。そう考えている時だった、突然キアヌが言った「泣いちゃいそうだ」。信じられないくらい無防備で、素顔なままの、真摯、無垢な彼がそこにいた。

キアヌの恋人ジェニファーは事故死している。しばしばよく泣く人がいたら、タイプ4から探します。「永遠の14歳」と呼ぶこともありますが、どこか幼児や園児みたいな様子がかいま見えるタイプです。

・いずれにしても、一番恐れているものは何かと聞けば、奇妙で可愛いことに、演技の領域に属する内容が返ってくる
・彼は大の読書家。私はオートバイの処まで見送った。彼は抱き締めたくさせる人だ。


ここも、末っ子気質のタイプ4から探すところです。

http://droid.fc2web.com/kiji3.html我々を魅了するのはその眼だ。黒く神秘的で、そしていつも少し悲しげな眼。ちょっと覗き込んでみるだけで、あなたはたちどころに彼、キアヌ・リーヴスを抱き締めたくなるだろう。九月二日で、この少年っぽいハリウッド・スターは40歳を迎える

以上から、ほとんどの評判やエピソードから真っ先に出てくるものが、タイプ4末っ子気質です。そして、他に載っている情報からも、同様な傾向が書かれていました。また、「礼儀正しい、謙虚 」という評判も多い人でした。優等生気質(714)から探すところです。

キアヌは現在、48歳、最近の写真を見ても20~30代の青年に見えます。これでは年齢不詳にみえますね。続く‥‥

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タイプ割合が片寄っているためなのか、知りたいタイプの情報があまり入ってきません。ほとんど得られないのがタイプ3とタイプ5です。たぶん、それは皆さんの予想以上ではないかと。このタイプの人とはまず出会えないだろうと考えられます。

その他ならば、タイプ9、タイプ6、タイプ1、タイプ8です。できる限り少数派のタイプのエピソードを取り上げたいと思っていますが、当然にそれもまた少ないのです。

今日は受講生たちから得たタイプ1に関するエピソードを少しご紹介したいと思います。

さて、タイプ1にとって「予定」というものはとても大切なようです。ある受講生は、夫が家族の動向を確実に把握したがり、しつこく尋ねられるそうです。それで、妻がいい加減に答えるとかなり立腹するので、それで驚くのだと教えてくれたことがあります。

普段、夫はほとんど怒ったところをみたことがないので、不可解なところだと言います。そして、
家族の週末の予定を聞いて、自身もそれに合わせて予定を立てるのだという。妻のほうでは、「予定などいつもあるわけない」と、妻はそれでイライラさせられるとか。なお、妻のタイプはタイプ2w1です。

ある妻は、夜の8時に帰宅すると予定表に書いておいたが、予定より5分遅れて電話したので「叱られた」というもの。夫の言い分は、「遅れるならば、それは事前にわかるはずで早めに電話するべきだ」  しかし、妻にとっては5分遅れただけで叱られることが、「納得できない」ようです。

知り合いの夫婦が10年前に離婚しましたが、夫が語ってくれた離婚理由は、「日程表に書き込むことになっているのに、妻は忘れてばかりで、そういうことが耐えられなかった」  こちらも、夫がタイプ1で妻はタイプ2。

こういう離婚理由があるとは初めて知りました。一方、タイプ2の人たちが、「予定は未定!」みたいなことをよく言っていたことを思い出します。

なお、タイプ1の基本防衛戦略は「敵をあらかじめ避ける」です。以下に載せています。
http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/static/theory3.htm

タイプ1は、自分の所属する群れと、それを率いる指導者たちに指示された、いつも通りの行動を一点の間違いもなく遂行して行きます。そして、少しの危険や異変もすぐに気づいて、あらかじめ避けていれば自分の身を守れるという行動プログラムです。

「あらかじめ」とは予定のことですから、予定が組まれていないとか、予定がわからない状態では、不安になるのではと考えられます。

また、それと少し関連するかもしれませんが、後ろから突然に声をかけられて、異様な反応をした男性がいます。誰にとっても驚くような出来事には違いありません。

なお、これは職場での勤務時間内でのことです。男性の席は後部で、しかも狭いので、そこを通る人間はほとんどいなかったので、後ろから声をかけられるなど想定外というべきか、彼の予定にはなかったのでしょう。

同僚が少し大きな声をかけて驚かせたようですが、その後、この同僚とは一切口を利かなくなったと聞いています。

ショックを起こしたことを恥ずかしいと感じたのか、同僚のことを許せないと思ったのかどうかわかりません。しかし、予定通りの行動をしていれば安全だという基本防衛戦略を持つ気質の人ゆえの反応のように思われます。

また、通信講座のレポートの中に、後ろから声をかけられて驚いたというエピソードを数回見ています。レポートに取り上げるようなエピソードなのかと、不思議な気がしたところです。
 

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タイプ2に関して、「楽天的になりやすくポジティブ」と書くことがあります。それは間違いとは言えません。がしかし、タイプ2の人たち全てが楽天的とかポジィティブだとは書いていません。

「自分は楽天的ではなくネガティブだと思うから、タイプ2ではない」というような類のことは比較的よく聞きます。

しかし、何かの不幸に遭遇すれば楽天的ではいられませんし、不運が続けば生涯ネガティブにもなり得ます。

また、生まれついて不運なタイプ2も存在します。「自分は生まれてからずっとネガティブゆえタイプ2ではない」などと考える人もいるかもしれません。

また、「楽天的」というものは良い意味とは限らず、それよりも、「最悪事態を想定しにくい」と考えたほうがよいくらいです。

ご存知のように、原子力村の人たちは最悪事態を想定していなかったようです。想定したことはあったが同じ村の仲間たちに潰されたのでしょう。お金がかかり過ぎるので低く見積もられたのだと考えられます。

たとえば、原子力安全委員会は、「長期間にわたる全交流動力電源喪失に関して考慮する必要はない」と言い、全電源喪失は絶対に起させないという方針で、地震や津波の規模を予測し安全対策を立てていた」のです。…①

①安全委、「電源喪失は考慮不要」 原発対策遅れの原因か
http://www.47news.jp/CN/201104/CN2011040601000162.html

なお、記事②にあるように、原発元技術者の木村さんが、「この程度で非常用電源が失われるなら、大きな津波が来たらメルトダウン(炉心溶融)になるのでは」と訴えたのに対し、上司は「その通りだが、津波と過酷事故を結びつけるのは安全対策の中ではタブーになっている」と答えただけだったとあります。

②津波で過酷事故 詩的はタブー‥91年にも電源喪失
 福島第原発元技術者証言 東京新聞

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2012050402000077.html

この上司も「楽観的」なタイプ2だった可能性はありますが、タイプ2ではなく、既存に決まっていたことに異を唱えにくいタイプ(タイプ5とタイプ8以外はみな該当するとみていますが)だった可能性もあります。むろん、タイプ2にもそういう人物はいます。

ちなみに、木村さんもタイプ2の可能性もあります。タイプ2の中にも過酷事故を想定しやすい人たちはいるからです。クッキリと単純にタイプの問題にできるようなことではありません。

ところで、原子力安全委員会の委員長である班目春樹(まだらめ)発言がクルクルと変わるので、軽薄だとかデタラメだとネットでは評判になったことがあります。

「ざっくばらんな性格で偉ぶらない③」と評されたこともあるそうです。しかし、「ざっくばらん」に似ているのが「オープン」です。タイプ2によくあるもので、発言がクルクル変わり、それで口が災いしてしまうなどからも、このタイプらしいところです。

③「ざっくばらん」班目委員長発言に官邸ピリピリ
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110329-OYT1T00793.htm

現在、タイプ2は全人口の5割~7割を占めているのではないかと思うほどに、圧倒的多数派です。ただし、統計的調査は一度もしていませんから確かなものではありません。どうか誤解無きようにお願いします。

ところで、原発の仕事に携わる人たちが楽観的になっては困ります。

最悪事態を想定しやすい人たち、たとえば、「世界と否定的に結びついているタイプ(8・3・7)」が、5割くらい占めたほうがよいのではと思うのです。シビルアクシデント対応を重視する人たちですから。

この3つのタイプは予想通りに、大抵いつも、気づいたら、自然に、いつしか、否定的なことばかり考え出すのです。また最悪なことをすぐに考えついてしまう傾向はあります。

しかし、この3つのタイプが5割占めたとしても、過酷事故を防げるということはありません。油断することもあります。人間に過ちはつきものですから。

さて、原発事故が収束していない、そんな最悪事態の最中にいるにも関わらず、今もって政府も電力会社も、シビアアクシデントが起きた時の対策を実行しないまま再稼働を進めようとしています。こんなにも酷い国だったんでしょうか…、もう私にはわけがわかりません‥。

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『漫画家残酷物語』に掲載されていることですが、永島慎二さんのことを、友人である遠藤政治さんが語っています。その部分だけ青字にしています。

母親を「ハナちゃん」と呼んでいた。母親を友だち扱いするのは、「おかあさん気質(タイプ2)」の人たちによくあるものです。

17歳でマンガ家への道に進み、「石の上にも十年」などというあまり冴えないアレンジを座右の銘としていた。「十年経っても27歳だ」と言って威張っていた。その頃には家族を全部食わせられるようになっているという心意気である。

b0969376.jpeg(写真はコンクリート塀に映った木漏れ日。金環日食によってリングに。クリックすれば拡大)

17歳で家族を養おうとする気持ちがあったようで、これは大人タイプ(9・5・8・2)の人たちにある傾向です。ただし、最近は全体的に幼稚化しているためか、タイプ2でも、結婚して経済的に自立しても親にいつまでも依存している人たちをよくみかけます。

ただし、家族を養わねばという気持ちは、境遇が大きく影響するもので、子どもタイプ(17634)にもあり得るものです。(写真は、コンクリート塀に映った木漏れ日。金環日食によってリングになった)


ここと関連する基本理論→http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/static/theory7.htm

「われわれは夢のある詩情豊かな作品を描かなければならないのだ」と彼は断定する。フーテンを描いているのですから‥、夢が持てるものなのでしょうかね。

僕の下宿で永島慎二と徹夜します。一人では徹夜が寂しいので、それぞれの仕事を持ち寄ってやるのである。二人でハメを外したらとめどもなくなってしまう。ヤケになって取っ組み合ってドタバタ始めた。

自分の仕事を持ち寄ってやるとは、人に近づくタイプだとわかるところです。また、独りは嫌みたいです。ちなみに、私ならば能率が落ちるので、それはしないと思うのですが。

次に、永島さんのエッセイ『なんのために生きる』を以下に転載しました。

なんのために生きているのか……たとえば、かんたんに幸福になりたいから、という答えはどうだろう。

僕の場合、あと20年すると世界は統一国家になり、この地球から争いがなくなり、人々は豊かとまではいかなくとも、幸せに暮らせるようになると信じているし、人間の知恵とは、それぐらい成し遂げるものと信じている。

ただし、20年が40年かかるかもしれないとも思える。

そして、人間の常として、他人はともかく、まず自分が幸福になりたいと願うのが真理だとすれば、他人も幸福でなければ自分の幸福にはなり切れないという考えも、もう一方の真理だと言えるだろう。

永島さんはタイプ2w1で、「世界と肯定的に結びついているタイプ(2・6・1)」です。あまりにも楽天的というか肯定的な見方をしていることが、エッセイからもわかると思います。

世界と肯定的→http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/static/theory1.htm

このエッセイが書かれてから20年くらいは経っているのか、それはわかりません。でも、統一国家ができたら管理化はさらに進み、人権も制限されて、経済格差も一層深刻になり、争いも増えていく、というイメージしか、私には思い湧かびません。

同じタイプでも、そこはそれぞれに違うだろうと思います。が、今になっても、まだ夢や希望を持てる人たちがいるなど、私には信じられません。

永島さんは2005年に亡くなられて、そんな否定的な兆しをさほどに感じなかったので楽天的でいられたのでしょうか?

永島さんは、フーテン時代に睡眠薬を買って自殺を考えたことがあるようです。苦労はされているようなのですが、元々の気質が、そう言わしめていたのでしょうか? 

あるいは、漫画家として成功したために肯定的な見方をするようになったのでしょうか? どちらが当たっているのかわかりませんが、このエッセイにはタイプ2らしさはよく出ています。

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永島慎二さんのマンガ『フーテン』と『漫画家残酷物語』を、知り合いに借りてはじめて読みました。

長いのでざっと斜め読みしただけなのですが、会話が延々と続くマンガでした。タイプ2w1と判定しています。

とにかく、フーテンたちは独りでいることはなく、いつも大勢でつるんでいます。みなでアホなことをしたり、バカしたりして、本当によく騒ぎます。騒ぎをまき起こしています。

怒ったり泣いたり、遊びまわって浮かれたりと忙しそうです。永島さんはこんなマンガを描く人だったのかと…。もっと静かなペーソス(哀愁)を感じさせる作品なのかと思っていたので少し意外でした。

永島さんは1937年生まれで、マンガの黄金時代の一翼を担ったマンガ家なのだそうで、「青年漫画の教祖」と呼ばれていたようです。

哀愁を感じさせるところも少しありましたが、騒々しくて慌ただしいという印象のほうが残ります。

マンガなどから見るとタイプ2w1は孤独に弱いらしいと感じさせます。というよりも人間好きな人たちに見えます。

元受講生は、子どもが4人の6人家族ですが、リビングの長椅子に全員がくっついてテレビを一緒に見るそうです。押し合いへし合いでケンカにもなるとか。

また、しばしば聴くことですが、2w1の子どもたちは自室で勉強していません。リビングとかキッチンテーブルで勉強することが多そうです。自室で独りではやる気が起きずに、怠けてしまうようです。

勉強しているところを親たちに観られることで、自分が頑張っていることを知ってほしいのだと考えられます。親という権威に、努力していることを認められたがっている(意識的、無意識的にかかわらず)と、考えられます。

2・6・1‥努力を認められたがるタイプ‥‥世界と肯定的に結びついている
8・3・7‥自分だけ愛されたがるタイプ‥‥世界と否定的に結びついている
5・9・4‥自分のことをわかってもらいたがる‥世界と両価的に結びついている(どちらでもあり、どちらでもない)

           (著書『究極のエニアグラム』に載せています)

ラジオをかけて勉強したり、隣の部屋でも人の気配があったほうが勉強できるとか、仕事がはかどると言っていた男性もいます。

自宅ではテスト勉強ができずカフェでやるとか、文筆業の人でもカフェでなくては、はかどらないという人さえいます。

就寝時にもラジオをかけるなど、人の声がしたほうがよく寝られるという2w1の人もしばしば見かけます。

人好きなので、人に近づいていくのだろうと考えざるを得ません。

タイプ2w1の犬や猫でも人に近づいていきますから、本当に人好きなんでしょうね。

なお、ウイングが違うとそうはなりません。

2w3のほうはリビングではなく自室で勉強するほうで、自室に居るほうを好み、大勢とつるみたがらない人たちです。  

また、2w1の人たちは、友だちがたくさん欲しいようで、みんなに好かれたがり、挨拶もキチンとします。

2w3の人たちは、友だちは少しでよいみたいで、みんなに好かれたいとは思わず、少し無愛想です。(続く)

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予定通り、天皇、皇后両陛下は13日、仙台市若林区の荒井小学校用地、応急仮設住宅を慰問している。

手術後でもあり老齢でもあり、体調がよくないと思われるのに、ホントによく公務をこなしていると思いませんか?

庶民とは違い、責任は重く、緊張を強いられるお仕事ばかりだと思われるので、この点では評価できるのではないでしょうか。

3.11の数日後(3/17)に、天皇がテレビに出演していますが、「きっと会見後に天皇一家はシェルターに入ってしまうのだろう」などと、私は想像しておりました。でも、そうではなかったみたいです。

現天皇(今上天皇が正しい呼び方かもしれないが) は「国民とともに」という行動規範を持っているように垣間見られ、苦難を強いられている国民に語りかけずにいられない、というような様子にみえます。

なんだか、現天皇、なかなかいい線いっている、と、次第に見直しています。


★天皇・皇后両陛下 火葬への変更要望 墓所簡素化や合葬も
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2012042702000112.html

また、上記の報道にもあるように、「自らは火葬が望ましい」とか、「陵を簡素化したい」という思いもあるようだと報道されています。

国民を戦争に巻き込んだ昭和天皇は、そのようなこと言い残していません。

まともな人が少ないなか、まともというか、まっとうな人だと感じさせられることが多くなりました。

でも、実は、皇室には全く関心がありません。

(なお、天皇制そのものに反対しています。ですから、高貴な方々に対する言葉使いというものはしていません。どこかから大変な非難を受ける恐れはあると思います。)

しかし、関心が高い人たちが少なくないようで、こちらに何タイプなのかと、よく問い合わせがあります。

ところで、以前は、現天皇のことは、タイプ9なのではと想像していましたが、多くのタイプ誤認に気づいた時から、どうも、それも間違いだったと思い至りました。

やりなおさねばなりません。

現在ではタイプ4ではないかと予想していますが、判定しているのではありません。

これからいろいろ資料を探して調べて行こうと思っているところです。

ちなみに、昭和天皇のことを以前はタイプ5と誤認していました。現在は2w1と判定できると思っております。

現皇后も、以前はタイプ9かと誤認していましたが、現在は2w1と判定できると思っております。

ただし、このタイプだと確定したのではありません。誤解なきようにお願いいたします。

「判定できる」とした根拠は、いずれ、こちらで公表するつもりでいます。

多忙ゆえ、すぐに取り上げられないかもしれませんが、どうぞ、それまで待っていてくださいね。


 

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遠くに転居されたばかりの元受講生から便りが、2件届きました。

「宮本亜門さんがテレビ番組に出演しており、以前に竜頭さんがタイプ4だと判定していて私はタイプ2だと判定していました。竜頭さんのタイプ判定は間違っているとずっと思っていました。

それは『試してガッテン』というNHKの番組です。4月18日は「舌を見て100%危ない病気を見抜く法」でした。

幾つかのちょっと気持ち悪い舌が写っている写真が登場すると、亜門さんは怖がって、壁に向かってしまい写真を見られなくなりました。

ホントに怖そうな様子で、怖がっていない人たちに対して、「どうしてみんな平気なの?」と尋ねていました。私もちょっと気持ちわるかったんですが、じっと舌の写真を見入っていたので見られなくなることはありせん。亜門さんはやっぱりタイプ4だったんですね」

もう一つも元受講生からのメールです。文章が長いのでそのまま掲載しませんが、あしからずご了解ください。

こちらも、
「タイプ2だと判定していた人がタイプ4だと分かった」というもので、「町内での掃除に参加するのを嫌って20年間一度も参加していない」というものです。

タイプ2は「おかあさん気質」で女性性の強い人たちです。町内会の行事で掃除するという行為は、ごく自然に受け入れられるものです。

むろん、タイプ2もその他のタイプでも、仕事で疲れていたりストレスなどを抱え込んでいれば、そういう行事は避けたくなるものです。

しかし、自宅の掃除はしなくても町内会の行事を拒絶するのは、日本社会ではなかなか勇気の要るものです。それゆえ、大抵、夫か妻かどちらかが参加しているのが一般的です。

ところが、それにもかかわらず、近所づきあいを極端に嫌い、町内会の行事さえも参加しない人たちがいます。「わがまま」とか「変わり者」と思われているかもしれません。

調和タイプ(369)は世間体を恐れているので、まずいないだろうと考えられます。また、「世界と肯定的に結びついているタイプ(261)」は、女性性が強く、他人との協調関係を大切にする傾向があります。

http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/static/theory1.htm

http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/static/theory2.htm

 

従って、行事への参加は、それほど嫌悪するものとはならないと考えられます。また、「掃除」というものは女性がするものという観念が普遍的にあります。

生まれながらに、女児は人形遊びをするように男児は戦争ゴッコを好みますが、それと同じで、「料理」や「掃除」というものも、どうやら男女の役割というものが生まれながらにあるように思われます。

まるでDNAに書き込まれているかのような行動パターンが各タイプにあります。エニアグラムという性格類型論を知ることがなければ、永遠に発見できなかったものです。

さて、タイプ8は、このような行事には参加していないような気がします。自分を大将だと思っているタイプです。大将がするものではありませんからね。

タイプ5も参加しない人たちがいるだろうと予想します。タイプ5は、「おじいさん気質」で個人主義的ですから、参加しても熱心ではなく、早々と姿と消しているかもしれないと予想しています。要領がいいほうです。

そして、タイプ7については、4/28づけのマンガ『谷仮面』のその5で、掃除に参加したがらない傾向があると書いています。

なお、私自身もごく最近にタイプ4の友人から同じことを聞いており、この便りを頂いて驚きました。友人も、近所の人たちと一緒に草取りすることを強く嫌悪しています。

むろん、全てのタイプ4が不参加というのではありません。どのタイプも誰であっても、人目を気にしており、ご近所さんの噂の対象になることは避けたいものです。

それでも近所の掃除や草取りなどの行事に参加することが、どうにも嫌でならない人がいます。参加するのが当たり前だと思っている人たちからは、不審の目で見られているところです。尤も、全タイプに、怠け者でずるい人もいますからね。

しかし、それぞれの気質によって、つまりタイプによって価値観が違うために、参加できにくいこともあり、嫌悪することも違ってきます。

それを多くの人たちに知って頂くためにも、エニアグラム性格学を活用してほしいと願っています。

2・6・1 女性性が強い気質・協力しあうことが大切という価値観・参加しやすいかも
8・3・7 男性性が強い気質・競争しあうことが大切という価値観・参加したくないかも
5・9・4 どちらとも言えない・どちらでもない            ・どちらとも言えない

3・6・9 人目を気にして常識的・参加するほうに行きやすい 
8・2・5 自分は大物という意識・参加しなくてもいられるかも・要領がいい
1・7・4 優等生気質で超まじめ、人目をかなり意識する・集団行動ができにくい・ 
  ・参加せねばならないという義務意識が強くなり、心理的な負担となり嫌悪するかも

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4月22日に起きた三井化学の岩国大竹工場で爆発火災があり、なんだか嫌な噂が駆け巡っているようです。

ところで、そのお蔭というべきか、日本国内にある放射性廃棄物が白日の下に晒されることになりました。

こんなにも身近に危険物が保管されていたとは寝耳に水です。あなたの住まいの近くにもあると思います。

また、一番下の報道にもあるように、大熊町と双葉町の境界付近では20年後でも居住できません。なんと、20年後であっても、年間被ばく線量50ミリシーベルト超にもなります。

放射能の怖さというものは何だか特別のものがあります。ミエナイ・ニオワナイということで恐怖が増幅してしまうのです。

各地の危険物は、本当に厳重に保管されているのでしょうか。
 

★三井化学工場で爆発、社員1人死亡 周辺住民にも負傷者  4/22
http://www.asahi.com/national/update/0422/SEB201204220001.html


★文科省 別表2-3 平成20年度放射性廃棄物管理状況
http://www.mext.go.jp/a_menu/anzenkakuho/news/genshiro
_anzenkisei/__icsFiles/afieldfile/2009/09/07/1284216_3.pdf


★放射性物質:高線量域20年後も 政府、初の予測地図公表
http://mainichi.jp/select/news/20120423k0000m010076000c.html

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図書館内でエニアグラム講座の資料になるものを探していたら、とんでもない本を手にしてしまいました。子ども向け(高学年向き)の絵本です。ちょっと紹介します。

小学低学年くらいの少年が、雨の中を楽しそうに散歩している。(赤字になおしているのが少年の語りの部分)

「ひらりひらりと僕は雨つぶをかわす」

「ひとつぶでも当たったら死ぬという法律にしよう」
などとつぶやいていると背中に雨粒が当たる。

「ひゃっつめたい」 「2つぶまで当たってもよい法律に改正しよう」

 雨はたくさん降りだした。「すごい、すごいぞ」

「ギリギリのところまで引き付けておいて、すんでのところでかわすんだ」


そこへまた雨が少年の頭へ、「ひゃっつめたい」

「僕 しんじゃったよ。でもよくがんばったろう?」


道路に体を横たえて…「あと20秒で生きかえれる法律にしよう」

「ねえ神様 いいでしょう?」 
 -終わり
 

作者の製作年齢などは全くわかりませんが、法律を自分で考え出し、自分で決めたルールもすぐに破ることができる子ども、という設定になっています。

さながら、現在の民社党政権みたいなものです。というよりも、どの政権でも、どの国でも、いつの時代でも同じなのだろうと考えざるを得ない。人類i普遍の傾向だと!

政治家や権力者たちは、自ら法律を作っておきながら、その法律を自らは守らず、さらに自分たちに都合のよい法律に変えてきた。それが歴史の真相ではないかと考えられます。

たとえば、放射性物質に関しても同様です。「放射性物質汚染対策特措法」が施工される前は、核種ごとに放射性廃棄物は厳重に管理されるもので、普通の産廃業者は事実上取り扱えないものでした。

それが、警戒区域内の産廃を民間の産廃業者が取り扱える法律に変えようとしています。また、その改正案のパブコメ募集が締め切られたばかり(4/9)です。

国民の声を聞き入れるフリをしているが、その募集さえも一週間だけという短期です。

(ちなみに、原発施設では、放射能がクリアランスレベル(しきい値・基準は100Bq/kg)以下のものは、法定上は放射性廃棄物とはみなされず産業廃棄物として処理されることになっていた。それが特措法改正で8000Bq/kg以下の焼却灰はそのまま管理型最終処分場に埋めてよいものになる。つまり、国内に放射能に関する基準が二つあり、その開きは80倍もあるという矛盾した法律がまかり通るということです)

寄り道しましたが、さて、この作者の他の作品を見ると、それも唖然とするものでした。

タイトル「LEMON」というもの。
男児は「テニスボールを買ったばかりの日なので、なにかしでかしてやりたい」という気分になり、ビルの二階のガラス窓をめがけたボールを投げいれて、「これでよし先手必勝・サービスエースだ」と言い駅のほうに走った。

タイトル「SUNDAY CUT」では、散髪屋に来ている男児が髪をカットして女性の美容師から、カット代を請求されるがサイフを忘れてきたと気づく。美容師の気を他のところにひきつけて、その機に店の表ガラスを割って逃げ出します。

それだけのストーリーです。かなり悪質な悪戯をする少年です。そして、こんな作品を世に出せる人がいることを、とても信じられません。

それを出版できる出版社や編集者にも、あ然としてしまいます。

当会のエニア理論で解くならば、ルールを自分に都合よくコロコロ変えられるのは、「自分は世界の中心にいると自己認識するタイプ(8・2・5)」から探すところです。

http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/static/theory1.htm

なお、これまで知っている悪童のほとんどはタイプ2w1と7w8です。

ちょっとした悪戯ならば、その他のタイプにもいます。軽いいたずらならば、7w6や6w7によく見かけます。

しかし、これほどの作品を出せる人であるならば、タイプ2w1しか考えられません。

なぜならば、
タイプ7w8は優等生気質であり、ルールに縛られやすい気質でもあり、羞恥心も強いので、このような作品を出版することは考えられません。

結論的に言えば、作者はタイプ2w1と考えられます。しかも、かなりの恥知らず2w1と考えられ、同じタイプの人たちにとっては迷惑なことではないかと思います。

なお、政治家も圧倒的にタイプ2w1が占めています。

小沢一郎がタイプ8w7ですが、それ以外のタイプをこれまで調べたところでは、まだ見つかっていません。


8w7の悪童もいますがめったに見かけないタイプですから‥、また、上記のようないたずらは考えられない‥。

ちなみに、私が尊敬する人たちのほとんどはタイプ2w1です。これを読んでタイプへの偏見が生まれないようにと願うばかりです。

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