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そこに、いつごろ創建されたのかわからない古い塔が、一面に生い茂った葦原に囲まれて立ち尽くしている。風が吹くと葦原がざわざわに唸りだす。なぜか、懐かしさに一杯になる、あの塔…。ずっと探し続けている。塔の秘密を解き明かすのは誰? 
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エニアグラムの受講生の多くはタイプ2w1で、たまにタイプ4とかタイプ9の受講生がいるくらいです。タイプ6やタイプ7の受講生もいますが、この20年間で数名に過ぎません。

タイプ3は一度のみで、タイプ1とタイプ5、タイプ8の3つのタイプは受講生になったことが有りません。他のタイプを知る機会が少ないので残念に思っております。

それでも、受講生たちの家族や友人、職場や学校や町内などにはタイプ2w1以外の人たちがいますから、そこでいろいろなエピソードを聞くことができます。そして、面白いエピソードを聞かされると、その多くがタイプ7である場合がしばしばです。

今回は受講生の友人のお話です。40代の仲良しの女性グループが4人で一泊旅行を計画したようです。タイプ判定もきっちりとしていますが、3人がタイプ2w1で、一人はタイプ7w6でした。

いつもこのタイプ7w6の女性が話題の中心にいて、みなを笑わせているようです。雰囲気がまるで久本雅美さん(タイプ7w6と判定済み)みたいだとか。なんと顔も少し似て、痩せ体型も同じらしい。

ところが、旅行予定の一週間前になって、タイプ7が自分の友人だというある女性を「参加させたい」と言いだしたみたいです。一同、顔を合わせて困惑したようです。

旅は、4人だとなにかと都合がよいものです。電車やレストランなど座席のワンボックスを4人で占められるとか、ホテルでは二人部屋を二つ取れ、バスならば二人ずつ隣り合わせでおしゃべりできます。

ところがタイプ7は「迷惑かけないから、お願い!」と懇願するのだとか。「今頃になって、なんなんよ!」と友人は不満タラタラらしい。この女性(タイプ7)はいつもは従順でみんなの意見に合わせる人なので、理解できず真の理由を知りたい、ってことになったようです。

真の理由は、たとえ講師であっても正解が出せるというものではありません。しかし、タイプ7が一人で、残りの3人がタイプ2w1であれば、ある程度の見当はつきます。

タイプ7は「女性を強く意識するタイプ(837)」です。女好きで、マザコンタイプですから、2w1のようなお母さん的な雰囲気を漂わせて、包容力があり、世話を焼いてくれる女性を好む傾向があります。しかし、同時に女を怖いと感じやすく、間近では緊張もします。

孤独を怖れる傾向もあります。その2w1が3人も居れば、圧倒されるので従順にもなるでしょう。相手が男3人ならば、そうはならないかもしれません。

たぶんなのですが。旅は一緒にしたい。自分だけ取り残されるなどは耐えられない。が、女性たちとずっと一緒にいるのは疲れる。女性たちとおしゃべりに興じたいが、せめて夜は、気を使う人もいない一人部屋で、ゆっくり過ごしたいのではないでしょうか。ちなみに、そういう状況に置いては人は誰でも知能犯的になるものです、とも。

後日、報告がありました。タイプ7の女性は一人部屋を強く希望したということです。そして、座席予約まで彼女が手配して、予定通りに4人から離れた席を自分の席にしたという。

楽しむことに関しては貪欲なので、どこそこの見学、買い物はどこがいいなどキッチリと計画を立てたようです。その手のことでは骨身惜しまずやってくれる人と言えます。

報告を聞いて、みんなで爆笑しました。他の人の「動機がわかれば怒らないで済むんですね」と。嬉しそうなみんなの顔をみて、私もニンマリです。

 

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「私がもっとも正したい人間の欠点は、攻撃性です」 これはイギリスの理論物理学者、スティーヴン・ホーキング博士が語ったものです。

「攻撃性は、洞窟で暮らしていた時代には、より多くの食べ物、土地、生殖のパートナーを獲得して生き延びるために好都合だったのかもしれませんが、いまでは私たちすべてを破滅させるおそれがあるのです」

続けて、「私たちに必要なのは攻撃性ではなく、共感です。共感があれば、私たちに平和に愛し合う状態がもたらされる」と語っています。以下にあります。

http://www.huffingtonpost.jp/2015/02/25/stephen-hawking-aggression_n_6757220.html

「エニアグラム性格学」というツールでみたら、攻撃タイプ(825)の中ではタイプ2が多数を占めていて、5~7割くらいがタイプ2w1です。もしかして、日本人だけでなく地球上にいる人間の5~7割がこのタイプの可能性があるかもしれません。

ただし、キチンとした統計学的な調査をしたならば、8~9割を占めるのかもしれず、逆に2~5割くらいしか占めていないかもしれません。どちらにしても、この数は確かなことではないので、その辺りは誤解のないようにお願い致します。

なお、他の攻撃タイプであるタイプ8とタイプ5が占める割合は1%どころか、0.001~0.00000001くらいではという感触です。あるエニアグラム会派では、それぞれのタイプはそれぞれ九分の一占めていることになっています。根拠も言わず、証明もされていませんが。

エニアグラム性格学から見た場合も、どれほどタイプ2が繁殖しているのかはよくわかりません。が、一般的な見方としても、人類が洞窟で暮していた時代には、攻撃的できつく怖がり度が強くない気質(性格タイプ)のほうが生き延びる可能性が高いと予想できます。

しかも、当会の理論では、タイプ2はお母さん気質です。子どもを欲しがり育てたがります。子を欲しがるので、このタイプが増えた、と、単純に考えてみるのもよいかと‥。

なお、動物行動学のゲーム理論を知ってから、タイプ2w1の繁殖ぶりを解明できるのではないかと考えているのですが、これは私が進む分野ではなく、苦手な分野でもあり、これに関して私は説明ができません。興味がある方は以下のサイトなどがあると、ご紹介したいと思います。

http://www.math.kobe-u.ac.jp/publications/rlm13.pdf


http://www.cis.twcu.ac.jp/~asakawa/MathBio2010/lesson09/index.html
https://books.google.co.jp/books?id=kQ28dFBBTZ8C&pg=PA115&lpg=PA115&dq=%E
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しかしながら、人類を破滅させるのが「攻撃タイプ」だとは考えられません。攻撃性は全タイプにあります。

たとえば、防御タイプ(714)は怖がりな気質には違いありませんが、その中のタイプ7はタイプ2の次に繁殖しています。タイプ4はタイプ7の次に多い。過酷な環境を生き延びて繁殖できたのですから、防御タイプが損な気質だとは考えられません。

そして、全てのタイプに共感能力は備わっていると考えられます。

従って、問題なのは人間の性格にあるのではなく、社会システムにあると私自身は考えています。

資本主義社会が崩壊の間際にいるので、疑心暗儀や恐怖心や不安感などから、攻撃性がより強まるだろうと予想しています。

ちなみに、ホーキング博士を尊敬していますが、博士に同じ問題を別の角度から質問をしたら、このようには答えなかっただろうと考えています。

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嫌な雰囲気だなと思っていたら、キナ臭くなって、さらに焦げ臭くもなりそうで、心臓の弱い私()には高ストレスになっています。ですが、周囲をみると社会の変化に気づかず政治に無関心な人たちばかりに見えてしまう。

私自身、とくに政治への関心が高いほうとは言えませんが、なんだか以前よりも共感能力が高まってしまったようで、被害者や弱者の身の上に起きた悲惨な出来事に心奪われて、なんとかせねばと焦ってしまう日々が続いています。何もできないくせに、思い煩うのだけは一人前。困った人です。

さて、エニアグラム性格学から見たら、政治に関心が強いという気質があります。お父さん気質(タイプ8)がその筆頭になると考えられます。次はおじいさん気質(タイプ5)とお母さん気質(タイプ2)です。

子どもタイプ(17634)は政治に無関心になりやすいほうですが、子どもタイプとは言っても年長のお姉さん気質(タイプ1)の人は関心が高いほうです。

性別でみたら、男性のほうが女性よりも、政治的関心は高いと考えられています。ただし、みながみなそうとは言えません。最も年少型のタイプ4で、かつ女性であっても、政治に関心が高い人が確実にいます。また、「女の中の女」と言えるタイプ2w1の女性が、政治に高い関心を持っていたりします。

なお、国会議員のほとんどは2w1が占めているように感じられます。男女ともにです。統計的調査をしていないので、単に「感じられる」としか言えませんが…。また、支持政党とタイプは関連性が認められません。右派も左派も、極右と極左のどちらにもタイプ2w1がいると見ています。むろん、他のタイプもです。

ところで、最近、読んだ本によると、宗教に関心が高く信仰心の強さというものが、「気質」としてあるようだ(遺伝的に継承されたと言える・信仰遺伝子の項)と書かれています。『双子の遺伝子』(ティム・スペクター著・ダイアモンド社)です。

一卵性双生児が、生後まもなく別々の家庭に育てられました。家庭環境は全く違うが、二人はともに神の存在を信じており、どちらも宗教活動や慈善活動に熱心で、そうすることに大きな喜びを感じる人だったようです。ただし、所属する宗教は異なっていたようです。

つまり、関心が強いところが同じであっても、それだけのことで、全てのことで一致することはない。

一方、無神論者は、先進国や高学歴の人に多いと言われていたりしますが、国別では中国がダントツです。次は日本、韓国とベトナムにも多い。これなら「漢字文化圏」です。

ベトナムに旅行した折に、昔の墓とか記念碑みたいなものが漢字で彫られていて、こちらは少し読めたのですが、現地のガイドさんは読めず驚いていました。ちなみに現在のベトナムはローマ字を使用しています。

★世界無神論者マップ 
http://karapaia.livedoor.biz/archives/52130754.html

★世界各国の宗教(2000年)
http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/9460.html


これを知ると、無神論者が日本人と人種的に近い(地理的にも文化的にも)中国と韓国などに多いとしたら、「信仰遺伝子」みたいなものがあるかもしれないと思ってしまう。一概にはそう言えないのかもですが。

さらに興味深いことなのですが、2008年頃のこと、英国で始まったキリスト教福音派が組織したバスキャンペーン『非キリスト教徒は永遠に地獄で焼かれる』というバス広告が米国にも広がったみたいです。

一方、それに反対する人たちが資金を集めて、『神は多分存在しない。もう恐れるのを止めて人生を楽しみましょう』というバスキャンペーンをしたみたいです。私はこちらに組します。

なお、「永遠に地獄で焼かれる」だなんて凄いことを言う。「恐怖心を煽るなんて」と思ってしまう。信仰心の強い人のほうが過激になるのでしょうか?

こういうところに日本人との違いが感じられて、国民性というか気質の違いが出ているような…。



★無神論者バスキャンペーン
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%84%A1%E7%A5%9E%E8%AB%96%E8%80%85%E3%83%90%E3%
82%B9%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%83%B3


 

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ある日、友人(A)が、自身Aの企画することで、私とBに声をかけたようです。それでBの店に一緒に出掛けました。でも、私は元々にAに仕方なく付き添っていただけで、友人もそれはわかっていたみたいです。

ところがB さんは初めて知り合った私に、まるで家来のようにその企画に関して指図してきたという出来事があります。あきらかに私より20歳くらい年下の女性です。あまりなことに唖然としていました。

後から、Aに、B さんに関することを尋ねたら、タイプ8w7と判定できました。驚くようなエピソードの持ち主で絶句することばかりでしたが、ここでは省きます。

初めて会った20歳も年上の人間に対して上から目線で指図する…、でも、こちらはなぜか言い返さなかった。圧倒されていたのでしょうか? 生まれて始めての体験でした。

無論のこと後日、協力できないとAに伝えました。このような女性と組むなんてって感じです。いやはや、タイプ8は生まれながらのボスなんですね。ゆえに見ず知らずの年長者にも指図できるのでしょう。

さて、あるエニアの集まりであったことです。食事もテーブルに出揃っておいしそうです。私はつい箸を出しました。すると隣にいた受講生が「先生、まだみんな箸をつけていないわよ」と注意されてしまい、ハッとして箸を降ろしました。

生徒にたしなめられという訳ですが、実は結構よくあるパターンです。注意してくるのはほとんど2w1女性です。教師と生徒という関係でなくとも、よくあるケースです。

たぶん、私は次男気質を少し持つお母さん気質(2w3)ですから、しっかり者のお姉さん気質(2w1)を持つ人たちよりも、子どもっぽい言動があるみたいです。http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/static/theory7.htm

で、エニアを知ったためか、このようなことは昔からずっと有ったのだと、ハタと気づきました。小学6年の頃、学級委員の女児(たぶんタイプ2w1)から私はかわいがられました。

可愛がられるとどうも気色わるいのですが、いつも何も言えないままです。で、世話焼きなこの女児から、「チビちゃん こっちおいで」などと手招きされていたのでした。しかし、リードするのは同じ2w1でもテキパキ行動する実力派タイプの人です。

で、2w3は2w1よりも出足が遅い、気づきが遅い、行動的でもないと考えられます。ところが2w3が、タイプ6やタイプ4と行動する時は、ほぼリード役をすることになってしまう。どうやら、そうなっているらしい…。

たとえば、友人(6w5)がどこか遠い所にドライブしたいと言うので運転手をしたことがあります。なんと彼女はずっと寝てばかり。少し乱暴な運転をする私でも、運転を任せられるらしい。また、頼られていたのです。

さて、これまで知った数々のケースでは、タイプ7w6の夫はタイプ2w1の妻にはリードされっぱなしでした。このケースが凄く多いのですが、多数を占めるタイプだからと考えられます。

でも、タイプ7w6の夫は、妻がタイプ4であると自然にリードし、家事などでも世話焼きになり、妻を可愛がっています。2w1妻であれば、家事など眼中になく、妻から注意されっぱなしなのにです。

タイプ9w8の妻であれば、タイプ9w1の夫を確実にリードします。そして、タイプ7w8の妻と7w6の夫とでは、リードするのは妻になるようです。

ちなみに、そのケースは「実録鬼嫁日記」という漫画でわかると思います。一度ご覧ください。自虐的な夫を面白く描いています。

テレビドラマになったそうですが、こちらはタイプを知り学ぶためにはお奨めできません。大勢のスタッフで作った作品は、タイプが少し変形してしまうと考えられます。

★ブログ「実録鬼嫁日記」
http://ameblo.jp/yugure/

http://yugure.exblog.jp/

http://www.fujitv.co.jp/b_hp/oni/backnumber/305000011-1.html

気質の大きな違いから大まかに9タイプあります。9タイプは、生まれながら各々が役割を持っています。生まれながら各々の精神年齢も決まっていると考えられます。

「人類は9人家族」だったのです。それを見出した時の感動は忘れられません。

そのために、人類は支え合うことができて争いも少ないと考えられます。その分類による気質の違いは人類だけでなく、他の動物にも見られるものです。

しかし、平和に生きられるようにできているのに、なぜこうも争いが絶えないのでしょうか。いとも簡単に戦争へと拡大できるという、そんな危うい怖い世界に生きていたこと、あなたはご存知だったんですか…。

★防衛費、補正予算倍に 「経済対策」名目に拡充
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2015010890070907.html

「本来は緊急性を要するために編成される補正に、日常的な自衛隊活動や通常の防衛政策にかかわる経費も大盤振る舞いされ、総額が膨らんだ可能性がある」

防衛費が2110億円程度になるとの見通しを明らかにした。1197億円だった13年度補正予算と比べ、金額はほぼ倍増。


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2、3週間前の頃だったと思うのですが、なにやら受講生たちが面白い話題なのかスッカリ盛り上がっていました。
尋ねると、テレビ番組の
『私のなにがイケないの!?』に出演した梶原雄太というお笑い芸人のことでした。嫉妬心が強く妻を束縛している、とんでもない夫だというのです。

たとえば、胸元の開いた服はダメ、男性の美容師はダメ、医師が男性だったら診察はダメ。パソコンは捨てられてしまった。同窓会に行くのも禁止。驚いたことは、なんと妻にGPSをつけて行動を監視しているとか。

また、妻がどこで何をしているかを電話かメールで2時間ごとに、夫に報告しなければならないことになっている。そして、これらの約束を守らなかったら妻は反省文を書かなければならない、などとホント、とんでもない夫のようです。

どうやら、妻は美人らしく、夫の言い分としては「自分に自信がない・不安だから」妻を束縛しているのだという。

さて、これだけの情報でタイプが判るのか、質問をされてしまいました。受講生の多くがタイプ7だと見ており、その他、タイプ2と予想した受講生が一人いました。以下を読まずに、これだけの情報からタイプを一つに絞ってみませんか?

   ……………………………………………………………

タイプ7は「女性を強く意識するタイプ(837)」ですから、女性の存在は大きく、女性のことばかり考えている傾向はあります。美人妻であれば、男から求愛されて奪われる恐れを予想して、監視することはおおいに考えられます。

テレビをみて、梶原雄太さんのようなことができたらいいなあ、と内心思っている男性もいるのではと予想します。ただし、それを実行に移せるのか、というと、どちらかというと、あまり考えられません。

そんなことをしたら、妻を怒らせて妻は逃げ出してしまうのではないかという不安が募るほうではないかと…。タイプ7は女性が大好きですが、女性を怖がる傾向があります。また、元々弱気になりやすく小心者ですからね。


一方、梶原雄太さんは不安だと言いながら、妻が逃げ出すという予想ができないようです。不安感が少なすぎます。彼女に嫌われたくないのであれば、そのようなことはできないのでは…。

さらに、タイプ7は、逃げる女を追いかけたがり、女から追いかけられると逃げたくなるほうです。となれば、妻も、夫から追いかけられたら逃げ出すかもしれないという想像が働きます。

妻に、自分を追いかけるように手を打つ、つまり、妻に嫉妬心を起こさせるほうを選ぶような気がします。女性に対して神経質で細やかです。隠れて妻を監視するならばあり得ますが、梶原雄太のような大胆で露骨な手を打つことは考えられません。

さらに、タイプ7は、自分の家族に関することで矢面に立たされて批判される番組に出演することも、ほとんど考えられません。羞恥心がかなりあります。結論として、雄太さんはタイプ2w1と判定できると考えています。

なお、タイプ2とタイプ7とで比較したら、羞恥心はまるで違い、落差が大きすぎます。タイプ判定では、この羞恥心や怖がりだという気質を真っ先に注視する必要があります。ここが一番のポイントです。

また、タイプ7は、多くのことで秘密主義的とも言えるのであり得ず、プライバシーを公に晒すことなど考えられません。しかし、
視聴者を笑わせたり楽しませるためならば、多少は恥ずかしいことをしたり言ったりできるかもしれませんが、私的なことではチラリくらいで、あまり考えられません。

ところで、シェークスピアの名言として有名なものがあります。
「嫉妬をする人はわけがあるから疑うんじゃないです。疑い深いから疑うんです」

男女間で巻き起こる嫉妬は、837の男性と261の女性との間では最も起きやすいのではと考えています。元々に疑い深くなる傾向があります。真相は気質(=タイプ)なのですから、わけがあるからではありません。さすが、シェークスピアはよくわかっています。

なぜならば、837の男性にとっては、女性の存在は大きく、女性を強く意識するタイプです。女性に過剰反応します。

261の女性にとっては、男性の存在は大きく、男性を強く意識するタイプです。男性に過剰反応します。過剰反応の一つとして、嫉妬もあります。

http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/static/theory5.htm

しかし、これ以外のタイプでも、精神状態や境遇、お互いの容姿その他から、嫉妬心に苦しめられることは充分にあり得ます。そこが人間の柔軟な?ところであり、面白いところではないでしょうか。


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タイプ8の小2女子の作文を読まれて、どのような感想を持たれたか、よかったらこちらにお教えくださいね。これまで頂いたものは2通です。「こんなにしっかりした小学生がいるんですね。さすがタイプ8ですね」・「小学2年生で、大人的意志あることになるほどと思いました」

ところで、この女性がエニアサロンで話してくれたことを少しご紹介したい思います。青字の部分です。

子どもの頃から母親に着せられる花柄の服がいやで、いつも拒否して着なかったので母親が困っていた。花柄の服など絶対に着られない。
小学校の卒業式の服は自分で決めました。白のブラウスにスリット入りのロングスカートで、黒のヒール靴で式に出ました。ハイヒールとまでは言えないかもしれないが踵は低くはない。
母親がいつも私に干渉してくる。口うるさい。でも母親とは良い関係でいたいので、母親のことではよく悩んだ。いつか母親に私がどんな人間なのか知らしめたくて、干渉されないようにするにはどうしたらよいかと思案していた。

中学に入ってから父親とあることでぶつかったので、母親のいる前で父親の股間を思いっきり蹴り上げました。悶絶しましたよ。それ以降、母親の私への口出しをかなり少なくなりました。

20代の頃はパスチロで食べていました。結婚してから体調が悪くなり働いていません。夫のことですが、職場の上司との関係で悩んでいて、どうも頼りない人なんですが、そういう時の様子を見ると、かわいいなと感じましたね。

息子が一人いますが勉強は得意なほうではありません。この息子の将来を考えて一応手を打ってはいます。

4年くらい経っているので記憶が確かではありませんが、およそこのようなお話しでした。さて、タイプ8は生まれながらの「お父さん気質」で、女性ではあっても男性のような気質です。http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/static/theory7.htm

ゆえに、花柄はとても着られないはすです。しかし、それにしても、小学6年生の卒業式の服装には驚きますね。受講生たちも驚いて、一斉にガヤガヤ盛り上がりましたが、彼女が話を続けるとすぐに口を閉じました。

父親の股間を蹴り上げたという話では、もう啞然として騒ぎ出すこともなく…、すっかりと引きつけて意識を集中させられる。パワーの強さを感じさせました。

若い女性が、パチスロで暮らしていたということに、「ただただ驚いた!」と後日、受講生から聞いています。私からみても、まるで別世界の女性でした。

勉強が苦手の息子ゆえ何か手を打っていると言うので、どういう手があるのかと尋ねました。で当然ながら答えてくれません。みんな知りたいところでしたのに…、

なお、当日の服装は地味な灰色でしたが、光沢があり高価でゴージャスと言えるくらいのものでした。勝負服を着てきたと言えそうです。

タイプ8は「女性強く意識するタイプ(837)ですから、母親に関するお話が多く、また、聞き手の多くは女性でしたから、スキはなく、寛いでいるような様子もなかったと言えます。また、聞き手にそれが伝染しているかのようでした。 http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/static/theory5.htm

母親はタイプ2w1と判定しており、夫もタイプ2w1らしく見えましたが、まだ判定はしていません。ただ、「頼りない夫をかわいいと感じる」のであれば、夫はタイプ8やタイプ5では無いと考えられます。

タイプ8のボス型女性が、同じタイプ8を配偶者に選ぶとは思えません。自分の意のままになる夫を選ぶのではないかと。タイプ2の女性は頼れる夫を本質的に求める気質です。ゆえに、「頼りない男性」を「かわいい」と感じることはまず考えられません。

タイプ2は「男性を強く意識するタイプ(261)」で、男性への期待が大きいために、夫への不満が多くなるという傾向を本質的に持ちやすいと言えます。

タイプ8は男に期待しない。従って、父親や夫や息子のことで悩んだり翻弄される可能性は低いと言えます。

他のタイプを知ることで、自分にとってごく当たり前だと思っていたことが、実は自分のタイプ固有のものだと気付くのではないかと思います。つまり、エニアグラムを学ぶことで、より客観的により正しく自分を把握できる、ということだと思います

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タイトル『二年生になって』

わたしはもう、二年生に、なった、きもちで、いろいろなことを、一ねんせいの子に、おしえて、あげたいとおもいます。やさしくて、りっぱな、二年生に、わたしはなるきもちです。

早くも教える側に立っています。さずがにタイプ8(お父さん気質)の女の子です。

★人類は9人家族http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/static/theory7.htm

担任教師は三重丸をつけて、「きめたように、よい二年生になってください」と書き添えています。「よい二年生」ではなく、「立派な二年生」になろうとしている女の子を、この教師ははたして理解できているのでしょうか。さて、次の作文にも驚かれるのではないでしょうか。


タイトル『のどのよこに』

きのう、やっと、へんとうせんが、なおりました。おかあさんに、かがみで、みせて、くれました。わたしは、みただけで、「わー」と、びっくり、してしまいました。
それは、のどちんたんの、よこに、大きな、まんまるい、ものが、ついていました。
わたしは、「おかあさんこれは、なあに」。「おかあさんも、できてる」と、わたしが、きいたら、「だれだって、すこしはついているよ」といいました。

そこで、わたしは、おかあさんののどをみたら、おかあさんが「ちいさいころ、わたしみたいに、へんとうせんを、よくしたので、きっちゃったよ」と、いったので、わたしは、とてもびっくりしてしまいました。わたしも、おかあさんみたいに、きって、しまうほうが、すっきりして、いいと、おもいます。

凄いです。切るのが怖くない! タ
イプ8が、怖がりな気質ではないことがよくわかります。たぶん、切開手術などしても、決して尻込みしたり、わめいたり、泣き出すこともないだろうと想像できます。それどころか、ここぞとばかり自分の強さを発揮するのではと思うのです。

タイプ7の小5の男児が、歯科医院の玄関で大声で泣きわめいて必死の形相になるとか。母親がどんなにしても医院内に連れ込むことができない、というような類のことはしばしば耳にします。

タイプ6のある男児は、医師の前ではいつも良い子になり、痛くてもずっと我慢をしているようです。タイプ2は大声でわめき泣く子もいますが、じっと耐える子もいて、いろいろです。まあ、それは全タイプだと思うのですが。

さて、タイプ8の作文用紙の片隅には、イラストみたいに自分の?顔を描いています。口を開けて扁桃腺を見せているような感じですが、きつそうな顔でかわいくありません。

担任の先生は、この作品に三重丸をつけています。(前の作文『どうろのあんぜん』には丸はついていません) 子どもらしくないところです。ギョとしたのでは…。

もう一つ作文がありますが、タイプ8らしいところは見つかっていませんので取り上げません。

このタイプ8の女性と知り合った受講生はエステルームを経営しており、存在感のある客が何タイプか知りたくて講座で質問されました。

明らかにタイプ8と分かるものでしたが、彼女は、他の客と鉢合わせしないよう規模の小さな所を選んだようです。そして、大方の客は使用したものを散らかしていくが、彼女は元に丁寧に戻していき、いつも礼儀正しい振る舞い方をしていたようです。

また、しゃべりまくる客もいるが、彼女と無駄話に興じることはなかったようで、他の客(たぶんタイプ2w1ばかりだと言う)とはまるで雰囲気が違った。異彩を放っていたみたいです。

小学生の作文を読む機会はほとんどないので、この作文と類似のものはないかとネットで探してみました。以下にあるものをざっと読んだ限りでは、タイプ8らしいものは見つかりませんでした。


★面白くてかわいい「小学生の作文」http://matome.naver.jp/odai/2137336692658966301

★内閣府政策統括官賞の佳作を受賞した小学生の文
http://www8.cao.go.jp/koutu/keihatsu/h18-sakubun/19html/s-1-2.html


 


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以前、「エニアグラムサロン」と名付けた受講生たちの集いを、2か月に一度、開いていたことがあります。たまにゲストを招いてお話をして頂くこともありました。

ゲストのタイプはできるだけバラエティに富むように心がけました。招くことができなかったのは、タイプ5とタイプ9だけです。主に私の友人や知人などで社会的に活躍している人たちを招きました。また、人前でも緊張しないで話せる人にお願いしましたが、たまにそうでない人もいましたが概ね好評でした。

その日のゲストはタイプ8の女性で、ブログ(20081110)にも取り上げたことがある女性です。年齢はアラフォーだったかと思います。

彼女は落ち着きがあり物静かな印象もありますが、堂々とした物腰で威圧感もあり、受講生たちは圧倒されていました。大抵、いつもはゲストが話している最中でも隣席の人たちと私語に興じてしまう。おしゃべりなタイプ2w1が多数を占めていますから致し方がありません。

しかし、この日はみな背筋もキリリと姿勢よく、無駄口は全くなく、ゲストの話に集中していました。タイプ8の存在感がいかほどのものか推し量れるところです。

後日、彼女から、小学2年生の時に書いた作文の原稿を頂きました。タイプ8の子ども時代はどうだったのか?知りたい方もたくさんいるだろうと思います。かなり興味を引くところです。

タイトル『どうろのあんぜん』

わたしたちが、いつも、とおるみちは、がっこうへ、いくみち。おおだんほどうを、わたるのは、2かい、わたります。右手をあげて、いるときは元気に、「おはようございまーす」と、いっています。
どうろを、はしる、くるまや、わたしたちをまもって、くださる人は、こうつうしどういんの、「おじさん」や「おばさん」 いつも、わたしは、ありがたいとおもいます。
ときどき、よこっちょを、むいて、いると、あなぼこに、入ります。一ど、前ばっかり、見ていたら、よこから、じどうしゃが、はしって、きました。わたしは、「あ」。と、ぶつかりそうに、なったとき、ぶんだんの子が、とめてくれました。
これからは気を、つけるように、わたしは、ランドセルに、二つのおまもりをつけてます。その、おまもりと、けんこうに、なる、おまもりで、おとうさんと、おかあさんが、つけてくれました。
でも、わたしは、じぶんが、気をつけなければ、いけないとおもいます。そして、わたしや、みんなが、気をつけて、こうつうしどうの、「おじさん」や「おばさん」がいなくても、じこに、あわないようにします。
くるまが、なかったら、こうつうじこも、ないと、おもいます。でも、くるまが、なければ、どこにも、いけれません。「やっぱし、くるまが、あったほうがいいかな」 
それなら、くるまの、人も、あるいている人も、気を、つけて、こうつうの、ルールを、まもって、すみよいまちに、わたしは、したいと、おもいます。

タイプ8らしさが満載な作文ですが、あなたはどう思われたでしょうか。タイプ8だとは思えないと感じる方もいるかもしれませんね。でも、ご本人とお会いして子どもの頃からの思い出話なども聴いており、判定には自信を持っております。

一番に目を引くところは太字にしたところです。
「じぶんが、気をつけなけければ、いけないおもいます」とあります。子どもの作文で、このような意志の強さを感じさせる作文は初めて目にしました。その他もあります。

「わたしが………じこに、あわないようにします」・「すみよいまちに、わたしは、したいと、おもいます」

小学2年生の子が、社会のルールをまもり交通事故を減らそうと、主体的に取り組むという決意表明をしている。文章は拙くとも、その心がけからは幼さは感じられません。

社会的なところに関心を持っているところは、さすがに大人タイプです。しかも、「
いつも、わたしは、ありがたいとおもいます」とあります。その反対で、交通指導員のおばさんたちが旗で誘導するのを見ても当然のことにように思っている子どもたちが多いのではと思うのですが…。

タイプ8は、指導者側からの視点で物事を捉えたり考える気質ですから、それは幼児期から備わったものと考えられます。

また、タイプ8は他者へ迷惑をかけないようにしますが、指導するほうの人間であれば、指導される人間より、何につけても立派にできなければなりません。ゆえに、人から注意もされることもない、他人の世話にならず、借りや負い目にならないように心がけ、弱みも見せません。

それゆえ、タイプ8は基本的に礼儀作法に厳しい気質ですから、とくに優等生発言をしたのではないとも考えられます。

また、作文の特長としては、句読点が極端に短いところです。まだ文章訓練を受ける年齢ではないので、たぶん、それは気分的なもので、ゆっくりと確かめながら話しをするという特長があるような気がします。

たとえば、小沢一郎さん(タイプ8w7)の話し方はかなりゆっくりですが、作文にしたら句点がしばしばで、句読点も多くなるかと考えられます。

ゲストの女性も話し方はゆっくりで、大きな声ではありませんでしたが、遠くの人まで聞き取れるものでした。このような話し方であれば、聞き手の意識を集中させられる…、また聞き逃すこともないのでは。

おしゃべりなタイプ2の中には、かなり早くしゃべる人がいますが、それでは印象が薄く、聞き流してしまうおそれがあります。それと比べるとわかると思いますが、タイプ8は指図する人ですから、効果的な話し方をしていると考えられます。(
つづく)

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受講生から前夜(11/09)、突然に電話がありました。「
羽生結弦選手はなぜ棄権しなかったのか? 自分なら棄権するだろう」と言い、何タイプなのか?棄権しないのはどういう性格なのか知りたいと言うのです。

中継を見ていなかったので答えられず、とりあえずネットで情報や映像など探してみました。

11月8日に上海、中国杯の試合において、羽生選手は公式練習中に中国選手と激突して負傷した。中国選手のほうは棄権したが、羽生選手は棄権せず、演技の結果は2位。

しかし、このことで大きな話題になっているみたいです。
羽生選手のエニアタイプは、以前に他の受講生から質問されて調べたことがあります。タイプ2w1でウイング1は重いと判定しています。

このタイプは競争心が強く負けず嫌いですから、棄権すれば優勝を手にできないので出場したと考えられます。また、タイプ2は努力を重視するタイプです。以下に取り上げています。
http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/active/page15/15-1~/15-11.htm

報道にあった記事です羽生のコーチであるブライアン・オーサー氏は羽生の判断を尊重したとして、次のように話していた。 「今はヒーローになる時ではない、と言い聞かせたが、結弦の決意は固かった」

タイプ2w1でウイング1が重くなるほどに、「努力信仰」が強く、努力に努力を重ねている自分を認めてもらいたいという欲求を強く持っています。

勝ち負けも大切ですが、そこが最も観てほしい、評価してほしいところです。それゆえ無理な状態であっても挑戦するほうを選ぶ可能性があります。

また、タイプ2は無謀な気質でもあり、大胆にもなりやすく、リスクも過小評価しやすい傾向がありますから、ケガも大したことではない、出場しても大丈夫だ、と思い込みやすい傾向があります。そして、ウイング1が重いほど神経質で臆病なのに、反発心も強くて意地っぱりにもなりやすい。

一方、電話してきた受講生はタイプ7w6です。「血だらけで試合に出て観客から同情を得ようとしている。その心根が気に入らない。みっともない!」と言います。それで「評価も不当に高く問題だ!」とか。

タイプ7は努力しているところは他人には見せない、できるだけ隠すタイプです。無理して挑戦すると勝てず、余裕をもって華麗に演技して優勝したいほうです。

また、元々に神経質で緊張しやすい気質であり、ケガでもしたら縁起が悪いと感じて、成功できないと想像しやすくなります。

このような気質の人からは、羽生選手のように無理して出場することは理解できにくいと考えられます。

しかし、同じタイプ2でも、ウイングが軽い場合は努力信仰があるとはいえ、羽生選手のような状況に置かれたら棄権するほうを選ぶ可能性があります。それに、ウイング3には努力信仰というものもありません。

なお、ネットでの反響には、
金メダリストの意地と思います。こんな時に後先考えない羽生君だからこそ、感動を与えるのです」痛々しすぎてよくやった!とか言える雰囲気じゃねーよな」などがありました。

タイプ2でウイング1が重い人たちは、タイプ2の中でもかなりの多数派にみえるくらい多く、よく見かけるタイプです。となれば、
羽生選手の今回の出場に対しては、好意的に受け取り、感動したという方がたくさんいるのではと思います。

しかしながら、今日のニュースには、
日本スケート連盟は、頭部挫創などで全治2〜3週間との精密検査診断結果を発表した。頭部挫創のほか、下顎(かがく)挫創、腹部挫傷、左大腿(だいたい)挫傷、右脚関節捻挫と診断された」とあります。

結果的にみるのもなんですが、やはり棄権したほうがよかったのではないかと、私は思います。

ところで、審査員の多くが羽生選手と同じタイプ2でウイング1が重い人が多数を占めたので、採点が高くなった?ってことは、ないの、かな?

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前回(10/28)、取り上げたように、5人のひきこもりの男子たちをみなタイプ2w1と判定しています。また、両親の離婚で父親不在という共通点がありました。

この場合、タイプ2は「父親を強く意識するタイプ(261)」ですから、父親の役割が大きく事を左右します。子どもとの関わり合い方について、まずは父親と話し合い、その気質を理解してもらう必要がありますね。
http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/static/theory5.htm

父親と別居しているのであれば、電話やメールなどでちょっとした声かけをまめに…。でも、精神状態が悪い時は、どこかに気分転換させて楽しいひと時を重ねてほしいところです。

その場合、注意したり上目線にならないことが重要です。タイプ2に限らず、どのタイプの子どもであっても、関わり方として最も必要なことは優しさにつきます。意見したり注意する、訓話するなどは愚策というか、最も避けなくてはならないものです。

子どもが落ち着いているとか、ちょっとした前向きなことをしたら、「いいね!」とか、「やるじゃん!」とか何気に軽く褒めてほしいのです。うまくやれたら、「よく頑張ったね」「凄い!」と、これも何でもないような雰囲気で軽く褒めてみてください。

子どもは狭い世界に閉じ込められていますから、できるだけ世界は広いんだとわかるような体験を探し出してください。街住まいであれば田舎体験、田植え体験、間伐体験などもいいかもしれません。

珍しい職業がいろいろありますから、それらを見学できる機会も探してほしいところです。世界を知るほどに、心は開かれていくと考えられます。

叱らねばならないことも起きますが、その後にかならず褒めてください。うまい褒め言葉を日頃から用意してメモしてほしいとよくお話しています。とっさには思いつけないからです。

これは、タイプ2の子どもは、父親からの叱責と褒め言葉で、元気にもなり意欲減退もするという顕著な傾向があるためです。

つぎに、以前に取り上げた「
宝塚ブスの25ヶ条診断」(http://busu25.net/check.php)にもあるように、タイプ2は、「人のために頑張れる」という気質です。

自分の頭の上の蠅も追えないのに…、
他人事なのに…、なぜか弱者には手を貸そうという気持ちになりやすい気質です。従って、年下の子どもたちと交わり、その子の保護者役ができるような体験ができる何かを探してみる必要があります。

養護施設を訪ねるとか、学童保育やその他で手伝いをしたり。あるいは、高齢者の介護現場を見学したり、何かで手助けできないかと、本人に気づかせられる機会を見つけてください。

人に必要とされることにトライさせるのです。タイプ2はお母さん気質ですから、基本的に他人から指図されたり、指導されることを好みません。大人の言うことに耳を貸しません。

やる気を起こさせられるとしたら、年少者や高齢者や弱者との関わり方の中から、必要とされている自分を見出した場合です。

ひきこもりの子の日常生活を健全にする、昼夜逆転の生活を変える、などといったことを目標にしても、ひきこもり状態から脱出できるとは思えません。それらを注意する必要はないのです。

できるだけ世に出て、様々な体験ができるように、何か手立てを考えることが有効だと考えられます。

また、以上のような父親の協力が得られないのであれば、父親代わりになる男性をどこかから見つけ出して下さい。タイプ2の叔父さんとかご近所の世話焼きなおじさんたちに応援を頼んでほしいのです。

この人たちも「人のために頑張れる」という気質なのですから、ともに元気になれる機会です。しかも、幸いなことに、タイプ2の男性は歩けば棒に当たるくらいに多く、世話焼きで良質な男性もけっして少なくありません。

このおじさんたちから、将棋とか駒回しなど、旧来からある遊び方など教えてもらうのもいいものです。ゲームを一人でやることが、どれほどつまらないものか体得してほしいと思う。

少し元気を回復したら、柔道や剣道などやスポーツクラブなどに入るのもよい方法です。できるならば仲良しの友だちがいたら、一緒に入ったほうが馴染みやすくなり、持続できます。そして、このような武道家は父親代わりになりますし、礼儀作法を教えてくれる男性は貴重です。

ただし、叱るだけという指導では怖がって引いてしまうので、褒めたりやさしく声かけをする必要があり、それらを事前に、事情を話して理解してもらう必要があります。

本人の周りに父親代わりになるような世話焼きな男性をより多く配置してほしいものです。母親では、また女性では、うまく導くことができません。

ただし、本人の心が後ろ向きでくじけている時は女性カウンセラーでなければ受け付てもらえません。女性的なやさしさ穏やかさしか受け付けないと考えられます。

タイプ2は元々に男性を警戒する気質ですが、精神状態がわるくなるほど男性が怖くなるからです。しかしながら、本当は男性大好きという気質です。

ですから、その子にとって、その男性が自分に関心を持ってくれる、おしゃべりしていると楽しい、となれば、ひきこもりからの脱出は早くなると考えられます。少し元気を回復したら、男性のカウンセラーや教師や師匠のほうが影響力があり、指導にうまく乗ってくれる可能性があります。

つまり、男女をどのような場面に振り分けて活用するかは、本人の精神状態によって違ってくるということです。また、タイプの違いによって、対処法が違うってことを知ってほしいのです。

うまくまとめられなかったのですが、タイプ2の子どもたちとの接し方や方法など参考にできるものであれば、どうか役立ててほしいと願っています。

ひきこもりが長引くほどに、社会復帰が難しくなります。ですから、ご家族だけでなく、身近に接している人や、学校やその他の関係機関もできるだけ早く手を打ってほしいと願っています。

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