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そこに、いつごろ創建されたのかわからない古い塔が、一面に生い茂った葦原に囲まれて立ち尽くしている。風が吹くと葦原がざわざわに唸りだす。なぜか、懐かしさに一杯になる、あの塔…。ずっと探し続けている。塔の秘密を解き明かすのは誰? 
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①Aさん(50代男性)は、30年来の友人たちと旅行中の待ち時間に、お腹がすいたらしく、近くのスーパーでお茶や惣菜、酒のつまみなどを買って、街角(公園内ではない)にあるイスでやおら食べ初めたという。

Aさんのその様子を見て、ええっと思い、「こんなところで食べなくとも…」と思ったBさん(50代男性)がいます。しかし、それを口に出すことはなかったみたいです。
さて、Aさんは何タイプでしょうか? Bさんは何タイプだと思われますか?


②ある妻Cさんは自宅でテレビを見ながら大声を出して笑っていたみたいです。この夫Dさんは、仕事から帰宅して門を入ったところで、妻の笑い声を聞いてちょっと引いたみたいです。そして、妻に「大きな声で笑っていたね」とちょっぴりだが不快そうに告げました。でも、言ったのはそれだけです。
さて、妻は何タイプでしょうか? 夫は何タイプだと思われますか?


できたら、この①と②の4人のタイプを、あなたなりに予想してみませんか? 

これは羞恥心の違いで、生まれついての気質が違うために、羞恥心の強弱にも違いがあります。親の養育の仕方によって羞恥心の強弱が決定づけられるのではありません。

このケースでの羞恥心の強いほうがタイプ○です。あまり羞恥心が強いとは言えないのがタイプ○です。

いつもここを愛読してくださっている方には、答えは簡単に見つけ出せると思います。解答は、明日のブログに載せる予定です。


えっ、困りますか? 眠れなくなる?  そんなことは無いと思いますが、たまにはよいのではないかと…。では、安らかに、おやすみください!


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私のところには、時々とても面白い情報が入ります。受講生たちがたくさん情報を持ってきてくれるからだと思います。

受講生A母親が弁当を作りたがらない人だったんですよ。中学の2年生になったばかりのある朝のことなんですが、その日も、“弁当を作ってくれたあ?”って尋ねると、弁当包みを渡してくれたので安心していたら、昼になって包みを開くと、弁当箱には中身が入っていない。からっぽなんです。
ええっーーっ! (一同ビックリ仰天)


受講生Bそれって、どういうこと? なにが起こっているかわかんない。 
受講生Aうん、私もわからない。でも、私がしつこく弁当作ってと言っていたから、頭に来ていたのか面倒になったかして、それでカラの弁当包みを渡して、その場逃れみたいなことをしたんじゃないかと思う。Rさんはどう思われます?
講師のRあなたのお母さんはタイプ7w8でしたよね?
受講生Aええ、そうです。
講師のRあなたの推測は当たっているかもしれないが、でも、ニュアンスがちょっと違うような。なぜって、2w1の娘を持つと、このタイプの母親からは生意気に見えることがよくあります。娘の頼み方が少し横柄に聞こえていた可能性もあるんじゃないかと。それで嫌気が差して空の弁当箱を渡したんじゃないかと。ただの予想ですから、当たっていないかもしれませんが。
受講生Cあの~、私もよく似た体験をしています。遠足の時、弁当箱を空けたら、500円が入っていたことがあります。母親は、以前にタイプ7w6だと判定されています。
受講生C私の母もタイプ7w6ですが、弁当はキチンと作ってくれましたよ。遠足のときはとくに力が入ってて、でも、普段の弁当は汚い入れ方するんです。チクワの煮付けがよく入っていて、ご飯の下にサクワが一本アーチ型になって埋もれていたことがあるんですよ。ひどいでしょ!(笑い)
受講生Aえっ、一本丸々と切らないで入っていたの? うへーっ!
受講生Aそういえば確かおかずはチクワとかウインナーなどが多かったわ。
受講生B:チクワね。チクワはよく入ってたわ。タイプ7って、チクワ好きなの?
ええっーーっ!(一同大爆笑)

講師の
Rところで、Aさんは、その日は何も食べられなかったの?
受講生Aカンパ募ったら、皆が分けてくれたから、いつもよりご馳走でしたよ。
ワーーーっ!(再度大爆笑)

偶然の一致だとは思いますが、このようなことがよくあります。また、タイプ7は本性が「長男」で、たとえ母親であっても、男性的であまり主婦らしい振る舞い方ができるほうではありません。(ちなみに、タイプ7がチクワをとくに好むという傾向があるとは思えません。手間のかからないものにしたのでは)

また、母親(タイプ7は長男気質)にとって、娘(タイプ2は母親気質)は、なんだか自分より年上みたいで、かわいがりたい気持ちになりにくく、また、世話したい気持ちにもなりにくいのではないでしょうか。

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今日19日の朝刊の一面です。「鳩山内閣の支持率は25%に急落。不支持率は61%」 スゴォ~イ低落ぶりです。

支持政党なしとか、政治に期待していない人たちがかなり増加しているんですね。私などは30年前からずっと政治に期待していないので、失望することもないのですが…。


昨日18日は、民主党の小沢一郎幹事長が、地元の岩手で、父佐重喜(さえき)氏、母みち氏の「偲(しの)ぶ会」を開いて2500人を体育館に集めた」という報道もありました。

年忌法要でもない時期なのに大法要を催すなど、やっぱり権勢誇示的な行動ではないかと思われます。

また、小沢氏は68年に死去した佐重喜氏について、親しみというか、父子の情愛というか、そういう情緒的な思いは、あまり持っていなかったと語っている」(80年出版の『人間小沢佐重喜』)。また、「何か決める時、小沢さんは誰にも相談しない」(側近議員)。

小沢一郎さんをタイプ8w7と判定していますが、当会には「母親を強く意識するタイプ」と言う理論があります。このタイプにとって母親の存在は大きいが、父親の存在は小さく軽いというような理論です。講座などで面白い表現をする時は、「父親はカボチャみたいなもの」などと。

タイプ8の人たちが親しみとか情緒的な思いを持つのは母親のほうで、その他は妻や娘です。ですから、小沢さんは正直に語っていると考えられます。また、1ヶ月くらい前の朝日新聞には、「母はライバル」だと小沢さんが言っていると書かれていました。

ところで、12日に、タイプ2の男性は本性がお母さん気質ゆえ、母親との関係は同僚またはライバルだと述べています。

ですが、タイプ2であれば母親という存在は小さく、カボチャみたいなものなので、実質的にはライバルでも、意識上ではライバルになっていないみたいです。


一方、小沢さんが「母はライバル」と言っていたとしても、情緒的な反応が大きくなってしまう相手です。また、母親から愛されたい、世話されたいと思っているのですから、実質的にはライバルにはなりえないでしょう。

なぜなら、ライバル
には、愛されたいとか世話されたいなどという期待はしないものですからね。タイプ8にとっては父親こそが真のライバルではないかと考えられます。

しかし、タイプ2にとっては父親は乗り越えたい相手でもありますが、リードしてもらいたい相手です。「ライバルにリードしてもらいたい」など考えられないものです。となれば、父親はライバルになり得ないと考えられます。


小沢さんをよく取り上げていますが、タイプ8と判定できる人はめったに無く、私にとっては貴重な情報を提供してくれる人です。彼の言動にはいつも注視しています。

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鶴見俊輔さんの生育歴を知って驚かない人はいないでしょう。母親は、明治28年(1895)生まれの下級武士の出で、質素で自分に厳しい生き方を当然のように息子に押し付ける人であったと言う。

「母親はくつろぐことのできない人で、そばにいるだけでピリピリして来た。いつ雷がおちるかと思って用意している、というふうだった(記憶している限りの幼い頃から)」

小学校に入る前に、朝早く起きて菓子を食べていると、「こういう恐ろしい子ができたのは自分(母)の責任だから、さしちがえて死ぬ」と。これを何度きいたかわからない、とある。
 
こんな母親への反発からなのか、「小学校にはいってから、近所の子と組んで本を万引きして、本屋に売って小遣いを稼いだ。家出、女性関係(10歳少しで歓楽街の女性と関係をもち)、自殺未遂、学校は三度ほうり出されて、中学2年でやめている。成績も平常点はビリに近いところにいつもいた」

そんな息子に悩み、天理教からキリスト教に宗旨替えした母親は、息子にも入信を迫るが、彼は従わない。
母親はおもいあまって精神病院に入れるが、母親がベッドのそばにつきっきりゆえ、彼の状態はよけいに悪くなり、入院は自殺未遂(見せかけの自殺でないことを証明するほどの量の睡眠薬を飲んで道路に倒れている)の処理を含めて3回にもおよぶ。

いやはや、息子の不良ぶりも破天荒ですが、母親のほうも大胆なことをしています。過激な気質だと考えざるを得ません。


「自分を独占されることが愛されることだとしたら、愛されることだけはこりごりだと、今はおぼえていない小さな時から確信もっていた。それは窒息しそうな体験だった」

ところで、鶴見俊輔も母親も同じ「タイプ2w1」と判定しています。タイプ2は「お母さん気質」で、しかも「男を強く意識するタイプ261」です。行動的で短気でもあり、ともにウイング1は重そうで、ピリピリタイプと考えられます。

タイプ2の母親は息子に思い入れが強くなる傾向があり、立派な人間に育てねばならないと、必死に躾けようとする傾向があります。

一方、息子も「お母さん気質」ですから、同僚にもなりますがライバル同士にもなります。幼くとも母親に素直に従うような息子ではありません。

ですから、母親が悲壮になるほど、息子のほうも引き下がらないので、深刻な戦いになってしまうのです。しかし、ここまで壮絶な母と息子の関係は見かけたことはありません。

なお、2w1同士であれば、顔をあわせばいつもと言うべきか、激しい応戦合戦を繰り広げている家庭ならば、しばしば見かけます。どちらもなかなか懲りず、どちらも引き下がらず、どちらもへたばらないのですから…。


鶴見さんは、「自分は悪人として生きるほかない、という気力によってかろうじて生き続けた」とまで言うのですが、そんな間柄なのに、「どんなに悩んでいた時でも、母が自分を愛していることに確信を持っていた」と言います。 (以上、みな鶴見俊輔集より抜粋)

息子が他のタイプならば、厳しく躾けようとする母親から「愛された確信する」ことはないと思われます。とくに、8374という母親の存在が大きいタイプにとっては、悪魔のような母親に見えるようなことかもしれません。

ところで、鶴見俊輔さんについて知りたい方は、以下に詳しく紹介されています。エピソードなどがお薦めです。
  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%B6%B4%E8%A6%8B%E4%BF%8A%E8%BC%94


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4月某日の受講生からの質問です。

受講生A:うちの長女は入社して1ヶ月も経っているんですが、毎日、きつい顔をして帰ってきます。何かで気に入らないことがあると、すぐに怒り出します。どうしてなんでしょうか?
講師のR:それで、帰宅後はどのように過ごしているんですか? 
受講生A:たいてい大急ぎで風呂に入って、髪にドライヤーをかけて、バタバタと明日の支度なんかしているようです。“服にアイロンをチャンかけてね”と、きつい口調で私に注文つけるんですよ。
講師のR:たしか娘さんはタイプ7w8でしたよね。
受講生A:ええ、家では女王さまをしてます。私なんか家政婦さん扱いですから…。
講師のR:たぶん職場で大変に神経を使って、ミスしないよう、聞き漏らさないようにと緊張続きなのではないでしょうか。それで気が立っているので、怒りっぽくなっているのではと思います。わがままになるのはそのせいなので、仕事に慣れるまでは優しく接してあげてください。 

受講生B:うちの娘も入社して二ヶ月くらい経っています。1ヶ月くらいのときは、毎日テレビの前でゴロゴロしてばかりで、何んにもしませんでしたよ。この頃は、寝坊して遅刻したみたいです。
講師のR:あなたの娘さんはタイプ2w1ですから、職場にすぐに慣れてしまう気質ですからね。二ヶ月もすれば緊張感もぐんと薄れて、寝坊くらいするようになるのではないかと…、

さて、入社したばかりの若者たちは、疲れ切って帰宅している頃だと思います。タイプに関わらず、誰もが緊張する時期です。

しかし、緊張感というものは、その強弱がタイプによってかなり違うものと言えるでしょう。緊張しやすいのは防御タイプ(7・1・4)で、またの名は優等生気質の人です。

この3つのタイプは、職場や学校では緊張が緩むことなどほとんど考えられません。ずっと張り詰めたままでしょう。帰宅しても、明日のことを考えるので、緊張を解かないままでいるのです。

また、わがままになるのは家族に対してのみで、職場では用心深く、優等生的な振舞い方をしていますから疲れます。


ところが、攻撃タイプ(825)の中で最も場慣れと人慣れの早くて容易に打ち解けるのは、タイプ2です。緊張感も、防御タイプよりはずっと緩いのです。こちらも疲れているのですが、自宅ではすでに緊張を解いでゴロゴロしています。

タイプ2であれば、二ヶ月も経てばソコツな気質が出てしまう時期なので、遅刻したり忘れ物や、仕事でミスしたりなども考えられます。こちらのタイプは、緊張していたほうがミスしないので、緊張を緩めないほうがよいのではないでしょうか。

ただし、日頃から変化と刺激の多い生活をしていると、環境が激変してもあまり緊張しなくなります。そんな714であれば、上記のようになるとは限りません。間違えないでくださいね。

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ある日、「何か人づきあいにおいて、理解できないことがあったら質問してください」と受講生を前にして語りかけました。すると…、

受講生A:先週のことですが、会社で送別会があって、夜も更けて、一人ふたりと帰り出して、席が空いたので、「おいで、おいで」と、同じ課の女性を手招きしましたが、この人、私たちの席のほうに来ないんです。なんか不機嫌そうで、とうとう来なかったんですが、どうしてなのかわからないんです。
講師のR:その人は、あなたの同僚なんですか?
受講生A:いえ、2年先輩ですが…、なにか?
講師のR:先輩に対して、おいでおいでと手招きしたんですか?
受講生A:えっ、いけなかったんですか?
講師のR:そのジェスチャーは、相手が子どもでないと……、

受講生B:法事が終わって、好意のつもりで姑に対して「(姑の自宅まで)送りましょうか」と言ったのに、姑から断られました。なんとなく不機嫌そうにしていたように見えるんですが、それはどうしてなんでしょうか?
講師のR:あなたの姑さんはたしかタイプ7と判定していたと思うのですが?
受講生B:ええ、その通りです。

講師のR:タイプ7は年上や目上の女性には礼儀正しい言葉使いをするほうですからね。自分の姑に対してならば、「お送りしましょうか」と、「お」くらいは付ける人なのではないかと思います。
受講生B:えっ、「お」をつけなくちゃいけなかったんですか?
講師のR:他に原因があるのかもしれませんが、その可能性もあると思います。
 
上記の受講生はたまたま2w1の人でしたが、タイプ2だけでなく、タイプ5やタイプ8の人たちも、自分の立場を失念して、不躾な言動をしている自分に、気づいていない場合があります。

攻撃タイプ(8・2・5)は敬語を使えないとか、礼儀正しい言葉使いができない人を結構みかけます。第三者から教えられて、初めて自分の行為が「不躾」だと知るのです。

相手が目上だとか年上だということに、意識を向けていないのです。むろん全ての人たちがそうなのではありませんが。


なお、「こましゃくれた子ども」をよく見かけますが、そのほとんどは2w1と判定できるだろうとみています。タイプ2はお母さん気質です。

ですから、子どもなのに、本人は無自覚で、「みんなのおかあさんのつもりでいる」ので、大人と対等のような口調になり、なんだか、こましゃくれて見えるのです。

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タイプ6の人たちのことをもっと具体的に知りたいというメールが届きました。でも、具体的にっていうのがなかなかに難しいのです。

それで急に気づいて、またも木下博勝さんのブログを覗いてみたら、なんと「世渡りについて」というタイトルがありました。岡野雅行著の「人生は勉強より、世渡り力だ!」という本の紹介をしているのです。

10年以上も前に受講生された方の娘さんが、タイプ6と判定できる人でした。家族からは「世渡り上手な〇ちゃん」と言われていました。

ちなみに、私の親戚には、タイプ6の人は比較的多いのですが、周囲の人たちと適当にうまくつきあうことができ、まさに世渡り上手に見える人ではあります。

さて、2/10付ブログは→一年くらい前に読んだ本ですが、なるほどと思わせて頂きました。世の中は世渡りだ!と明言されています。とは言っても、悪どく生きるという内容ではなくて、お礼の言い方、仕方など、本来は出来ているべき事も、盛り込まれています。世渡り上手になるには、ある程度の遊びも必要なのかも知れませんね。

ここで注目したいのは、「お礼の言い方、仕方など、本来は出来ているべき事も、盛り込まれています」のところです。

お礼の言い方も、考え出すと難しいものではないでしょうか。口の中でモジャモジャと濁し、で、どうも、どうも…、で終わってしまっている人も多いように感じます。えっ! いえいえ私のことではありませんよ(´Д`;)

しかし、彼は「本来できている事」と言う。しかも「世渡り上手になるには、ある程度の遊びも必要なのかも」です。まあ、それもそうかもしれませんね。お硬いことばかり考えていたら、世渡り上手になれないのでしょうね。

そして、1/25付大学の近くでお茶をしながら、韓国語の宿題(基本の復習)をしています。個人的には、かなり嬉しい時間です。僕の母は、家事一般が超苦手な人でした。仕事と勉強が好きで、夜はいつも勉強していました。勉強がストレスの解消!と断言していたのを覚えています。子供の頃はそんな母が嫌いでしたが、今は母の気持ちが分かります。親子だなと、実感します。僕も、今は、勉強する事がストレス解消になっているからです。

木下さんは医師ですから学業成績は優秀だったのでしょう。そういう人たちは勉強することがストレス解消になるようですね。

知り合いのタイプ1の女性も50歳になりますが、同じようなことを言っていました。私には全くわからないことなんですが…。タク! うらやましい人たちがいるもんですね。(o´_`o)ハァ・・・

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受講生たちから家庭内の子どもたちの様子をよく聞かされます。その中でも傑作だったのは、「猫舌」に関することです。

「うちの亭主(タイプ7)は猫舌で、大して熱くないのに、お茶が熱くて飲めない!って言うので水を少し入れると、今度は冷たすぎるって言うんですよ。わがままなんです」

「うちの娘たちもみな猫舌です」と母親(タイプ9)が語る。娘さんが二人いますがタイプ6と4です。

「私の家では猫舌でないのは私(タイプ2)だけなんです。夫
(タイプ1)も息子(タイプ3)も娘(タイプ7)もみなアツアツだと食べられません。少し冷めるまで待って食べ始めます。確かめてから食べます。用心深いんです。私と違います」

むろん、これは私が身近な人たちから得た情報ゆえ、不確かなものです。また、大人タイプ(9852)にも猫舌の人がいて、子どもタイプ(17634)でも猫舌ではない人がいました。

それでも、猫舌って、大人たちよりも子どものほうが多そうなイメージはあると思いますが、まさかエニアタイプでも、子どもタイプに多いのかあ! って感じです。

猫舌って、考えてみるとおかしなものですね。ネット上で見つけたものは、朝日大学歯学部の硲哲崇(さこ・のりたか)教授が、猫舌について語っていることです。

「科学的にはなにもわかっていません。そもそも組織学的な検査を行っても、舌の組織の厚さや薄さ、神経の多さや少なさなどに、個体差はほとんどないとされています」

「最近は舌の使い方なのではないかという考え方があります。舌の先は温度に対して敏感なのですが、逆に真ん中から奥にかけては熱さを感じる部分が少ないのです。つまり、猫舌でない方はうまく敏感な部分に触れないようにして食べることができている」

「食べ方のテクニックとしては、熱く感じるところを避ければいいということは言えますね。たとえばお茶を飲むときも、熱に敏感な舌先を下の歯の歯茎のところに当てて隠して、ずずっと吸い込むような感じにする。空気とお茶が触れますから、若干温度も下がります」

「でも、科学的根拠はありません。猫舌に関してはわからないことが多いのですと言います。

一般的には、自然界の動物たちは火を通したものは食べないので、みな猫舌だが、人間たちは火で調理するようになったので、熱いものが食べられるようになった、などと言われています。

でも、犬や猫を飼っている人の中には、犬なのに猫舌?!っていう犬がいること、猫なのに猫舌ではない猫がいて、熱くても平気なのを知っています。

なお、これらのことは、統計調査されたことではないので、どれほどの猫舌人間がいるのか、犬や猫にどれほどの猫舌がいるのか、占める割合がわかっているのではありません。

ついでながら、猫舌にあたる英語は、Sensitive tongue。敏感な舌で、猫舌ではありません。では今夜も安らかな眠りを! (=^・^=) ニャオ

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かなり以前のことです。「のりたま」というネームで、かつてあった無料Q&A室で質問されています。もうお忘れかもしれませんね。

ずっと失念したままで、正式に回答していないことに気づきました。申し訳ありません。以下に関連するQ&A室での質問と回答(16-989)が載っています。

http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/q&a/past/15.htm

回答のほうから先にお知らせします。漫画「ホーリーランド」の作者・森恒二さんのエニアタイプは、2w1と判定できます。かつては「タイプ2w1が濃厚に匂ってきます」と回答しています。

今回は、インタビューに答えている内容から、2w1と判定しています。以下に一部を転載。
http://manganohi.com/interview/11/4979.html

森恒二:子どものころからずっと身体を鍛えていましたし、もともと体格も良かったので、けっこう勝てちゃうんですよね。ほかではあんまりほめられないし、成績も良くなかったので、ケンカに勝てるってのがうれしかった。それでだんだんケンカが好きになっていっちゃって(笑)。ただ、その辺のヤンキー君なんかとやる分には勝てても、格闘技をやっている子には負けちゃうんですよ。それで格闘技に興味がわいてきたんです。

インタビュウア-:ユウのモデルは先生なんじゃないんですか?

森常二:いや、僕はあんないい子じゃなかった(笑)。ケンカも巻き込まれたっていうより、自分から首をつっこんでいたところがありましたしね。ユウのあのナイーブな感じは学校の友達をモデルにしたんですよ。僕の経験を参考にしたところもありますが、雰囲気的なところについては、全く僕ではありません。

自分から首を突っ込んでいくのですから、血の気の多い気質だとわかるところです。ちなみに、2w1の佐藤愛子さんが、自分のことを「ケンカ好き」と言っており、それをこのブログで取り上げています。1月10日付です。

森常二:三浦君のアシスタントをしたことはないですね。頼まれたこともないです。高校生の時に合作で描いたことがある程度ですね。

森常二:同級生でした。ただ、当時の彼(三浦健太郎)はまんがを描いていなかったですし、学級委員をやるようなものすごくまじめで物静かな優等生だったんですよ。自分はどっちかっていうと不良でしたし(笑) …中略…それまで「ケンカがコミュニケーションでもいいじゃないか」みたいなことを思っていたんですよ。

このように、主人公のユウが実在の人物だったので、それでうまく描けていて、作者がタイプ2だとは予想できたなかったのではと思うのですが。

それにしても、「ケンカがコミュニケーションでもいいじゃないか」とは唖然としてしまいます。そこから見ると、「ホーリーランド」は、明らかにケンカでコミュニケーションしている漫画です。


ちなみに、1/10、三浦健太郎さんも取り上げています。マンガ「ベルセルク」から、タイプ4w5ではないかと観ていましたが、「すごくまじめで物静かな優等生だった」とあり、やはりそうであったか、という感じですね。

なお、インタビュー記事には、丸々とタイプ2w1らしさが出ていました。納得していただけるものと思います。また、回答を取り上げるのが、かなりかなり遅くて…、これを見つけてくれるでしょうか? よかったらご連絡ください。

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時の人・小沢一郎幹事長は、毎年のように故・元首相の田中角栄の墓参りをしています。角栄は、小沢が死んだ息子と同じ年齢だったためか、あるいは優秀だと認められたのか、息子のように小沢をかわいがったと言います。

ちなみに、角栄はタイプ2w1で、息子と同い年の若者が優秀であれば、かなりかわいがる気質です。2のお母さん気質の人たちは男好きで、年下で、自分を慕ってくる、自分に教えを求める若者に肩入れしやすい傾向があります。

ところで、親の墓参りをしない人たちが少なくない昨今ですから、恩を忘れず墓参りとは、タイプ8らしくないというイメージを持っているならば、それは訂正したほうがよいのではないでしょうか。

一昨日のニュースにもありました。
「小沢一郎が葬儀委員長を務めていた八尋護(やひろ・まもる)の葬儀では、滝のように双眸(そうぼう)から涙があふれたとあります。小沢に魅せられた八尋は、小沢をそばで支え続けて、忠臣とか金庫番とささやかれたという」

837の3つのタイプは、人を信用しにくく警戒心も強く、疑り深くて利己的なところがあります。彼らにとって世界は否定的で戦場みたいなところであり、みな自分のことしか考えていないエゴの塊だ、と思いやすいタイプです。利他的になりにくいのです。

しかしながら、自分に信頼を寄せてくれる人物がいると、初めは信じられなくとも、それが本物だとわかれば、驚きつつも感動して、恩に感じやすい傾向があります。しかし、状態によっては、他人を支えることはなく、利用するか追い落とす存在でしかありません。でも、惚れた女はよく庇護するほうです。

逆に、人の世話をしたがり助けることも多い、また、他人を信用しやすいタイプ2のほうが、他人から信頼を寄せられても慕われても、さほど感動するほうではありません。自分も簡単に他人を信用しているからで、それはさして難しいことではないからです。しかし、惚れた男ならば支えたがる気質です。故・八尋護は、タイプ2の可能性があります。

タイプ2は熱血で、タイプ8は冷血な人間だと思われることがあり、それも間違ってはいないのですが、タイプ2が恩を忘れやすく、タイプ8が恩を忘れにくいという傾向はあります。


ただし、タイプ8は、自分に歯向かう人間、敵対する人間、裏切る人間には冷血度が増し、けっして忘れることはないでしょう。でも、タイプ2も裏切られたらショックを受けますが、時とともに忘れやすい気質です。

タイプ8は部下などに期待したり頼ることはないが、タイプ2は部下に期待して頼るので、期待に応えない人間に立腹して追い出すことがあるかもしれません。

タイプ8にとって、部下は自分の命じたことだけをやればいいだけですが、命じた以上のことをすると立腹して追い出すかもしれません。でもタイプ2は、自分が命じなくとも、部下が気を利かせてやるものだ苛立ち、立腹して干渉的になる傾向があります。

しかし、タイプ8の部下になったら自分が裁量できるものは何一つなく、イエスマンにならなければ務まりません。タイプ2の部下になり信頼されれば、何かを一任されることがあります。

こんなふうに両タイプを見比べていくと、本当に、性格というものはうまくできているなあと思うのですが、皆さんはどう思われたのでしょうか。

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