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そこに、いつごろ創建されたのかわからない古い塔が、一面に生い茂った葦原に囲まれて立ち尽くしている。風が吹くと葦原がざわざわに唸りだす。なぜか、懐かしさに一杯になる、あの塔…。ずっと探し続けている。塔の秘密を解き明かすのは誰? 
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今年度の新ストーリー・ゲームを、1着で クリアされているミルクバーさんより、メッセージが届いています。(ちなみに、受講は一度もされていない)

ゲームをクリアしたいと思っている方へ。

 
私が思うに、エニアグラムを理解するということは、センスのあるなしが多少に関わってくるように思います。私は、優秀な大学を卒業したわけではないですし、むしろ、勉強など全くせず、学力も低い人間です。

 そんな私ですが、入試科目のひとつである「現代文」だけは得意でした。勉強など全くせずに高得点が取れていました。エニアグラムも「現代文」と似たところがあるのではないでしょうか。

 「現代文」という科目は、センスで解くものだという説が根強くあるようです。
読解力・語彙力・洞察力などが必要とされるのでしょうか。

 実際には、「正解の根拠」を探し出すコツ・解法があるようなのですが、そこら辺のことはよく分かりません。ゲームを解く方法としては、学習して理解するしかないというのが答えでしょうが、一応、私の場合を紹介します。


1、エニア性格学の基本理論を理解する。【HPを参照する】
2、著書・HPの文章(Q&A室も)を読む。(最低2回)
3、過去の物語ゲームの正解の根拠を著書・HPの文章から考えてみる。
4、自分流の各性格タイプのイメージを作らない(重要!)

 4、について補足しますと、まず、タイプ当てゲームは、竜頭さんが作り出したゲームであり、「究極のエニアグラム」理論も竜頭さんが見出した理論です。極端な話、竜頭さんと同じ頭になれば正解できます。

 他のエニアグラム理論から、エニアグラムを知った方は、「究極のエニアグラム」とは別個のものであるということを再度、認識したほうが良いでしょう。

 また、自分流の各性格タイプをイメージしてしまうと、究極のエニアグラムを理解することが遠回りになってしまうと思います。各性格タイプの特徴は、著書・HPの文章に載っていること以外は、一度、頭の中から捨てたほうが良いと思います。


*竜頭より一言 
 このブログを読んでくださっている方にヒントを差し上げたいと思います。第3ステージは少々難かしくしています。が、第2ステージは、一部ですが名前に着目してください。

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小沢一郎幹事長に関して、ウィキペディアで取り上げているなかで、面白い記事が見つかりました。
「慶應義塾大学経済学部に入学。慶應での一郎のニックネームは、老成していたため“おとうちゃん”だった。青年でありながら老人のような雰囲気を備えていた奇妙な学生だったという」

当会ではタイプ8を「お父さん気質」と呼んでいますが、単なる呼称ではありません。それを一言でいうならば、「本性がお父さんそのもので、さながらみんなの父親役をするような気質を持つ人」です。

ニックネームって、時々ドキッとするほどに、本人をよく顕して当を得たものになることがありますね。まさか大学生の頃に“おとうちゃん”と呼ばれていたなんて、もうビックリするやら、うれしいやら、ほくそ笑むやら、です。また、秘書たちも、「オヤジ」と呼んでいたと新聞に掲載されています。

ただし、「老成していた」とか、「老人のような雰囲気」とある点に違和感があります。老人っぽいわけないだろう、と、思うのです。

タイプ8は生まれついての「おとうさん」なので、いわば中年前期~壮年期くらいの雰囲気が、ず~っと幼児の頃からにじみでていたと考えられます。でも、幼児期のことは何も書いてありませんから、わかりません。

ただし、二浪して慶應に入ったようなので、そのニックネームを付けられたのは20~24歳頃になります。タイプ8はその当時も、「中年前期~壮年期」なのですから、それならば、年齢の割りには年寄りっぽいと言えるでしょう。青年というイメージからはかけ離れています。

ところで、中学生の頃の記述も興味深いものです。「東京の文京区立第六中学校に転校する。なかなか級友たちの中に入っていけず、いつも教室の片隅でひとりぽつんと座っていたという」

タイプ8は永遠の「中年前期~壮年期」にいるような人なので、中学生であれば、他の同級生たちの振舞い方を見たら、違和感を持っただろうと想像してしまいます。チャラチャラと落ち着きがないガキみたいな奴ばっかりだ! っていう感じなのではないかと

また、それは中学のときだけでなく、小学校でも幼稚園でも他の子どもたちの中には入れず、ずっと一人で過ごした可能性があると考えられます。

でも、家庭をもった時、また、何百人もの人を伴って中国を訪問した時は、自分の本来居るべき場所が見つかった、という感じなのではないかと思うのです…。


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1月24日の毎日新聞に載っていたことです。小沢一郎の元私設秘書で、衆院議員の石川知裕容疑者の父親が、記者会見して明かしたことの一部です。

石川議員は、早稲田大では政治サークルに所属。小沢氏の事務所関係者と知り合ったことがきっかけで、小沢氏の書生となった。私設秘書になってからも、盆と正月以外は2、3日しか休まず、寝る以外はすべて仕事だったようだ」

この記事を読んで、20年以上前にバイトしていた会社(1/23に取り上げている)のことを急に鮮明に思い出しました。その会社の終業は5時だったのですが、帰ろうと支度していると社長から呼び出されます。それがよくあるんです。

そこで、いろいろなお説教が始まります。やがて、他の正社員たちが仕事先から社に帰ってきます。すると、社長は社員それぞれに命じます。女たちに食事の支度を、男たちに買い物とか場の設営などです。

そして、午後7~8時から社員やバイトたちみなでうち揃って、社内の一角で宴会みたいなものが始まります。社長は、誰かに「〇を踊れ」とか、他の人には「〇を歌え」などと命じます。

「お前は踊りがうまいなあ」などとうれしそうな声をかけたりもします。いつもその場の采配をしていました。そして、宴会はいつ終わるとも知れないほどでした。

「お先に失礼します」と勇気を出して挨拶して、私は帰宅していましたが着くのは10~11時。この宴は毎週末開かれます。

翌朝は9時始業なのですが、30分前には支度を終えて席に着いていなければなりません。自宅には寝に帰るだけという毎日となり、日曜日にも呼びだされます。

いやはや、体が持たないだけでなく、家庭崩壊の怖れも出てくるので、約2ヶ月くらいで辞めてしまったのでした。


たくさんのバイトの人たちが同時に雇われたのに、次々と辞めていく人たちが続出するという、過酷な職場でした。正社員の顔ぶれもよく変わったみたいです。たぶん、休みなく働かされていたからではないかと思います。

でも、社長(8w7)のほうは、社員以上に働いていたのではないかと思われます。パワフルな人だと、顔を見ただけでわかるくらいです。
 
小沢一郎幹事長(8w7)は、67歳なのですから、凄いパワーです。全国を走り回っておられる…。そんな人の秘書ならば、寝る以外は仕事から離れることはできないでしょう。辞めるか、議員に立候補でもしない限り…。

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以下は、今年の初講座であったことです。

受講生A:家族で二泊旅行したんですが、娘はチョコばかり3箱も買うんですよ。友だちにあげるためじゃないんです。自分が食べたかったみたいです。同じチョコではないんです。種類は違うんですが、変だと思いません?

講師のR :娘さん確かタイプ7w6でしたよね。そりゃ漬物を買ったりはしないでしょう。

受講生A:夫のほうは野沢菜漬けと饅頭を、職場に持っていくために買いました。

講師のR :そりゃそうでしょ!タイプ9w1でしたよね。おばあさんらしい品物を選んでいるんじゃない?  それに、つきあいでお土産を買っただけで、自分のために買っていない…、

受講生B :うちの息子は木刀と手裏剣を買ったことがあります。それがオモチャぽくない物なんですよ。いざの時に使えそうみたいな。それって、やっぱり気質が出ているってこと? 息子は7w8と判定済みで…、

講師のR :そうみたいですね(笑い)。

受講生C :そういえば、私は豆とか塩とか、なんか料理に使えるものばかり買っているわ。

受講生
A:だって、あなたはお母さん気質だもの(みなで爆笑)。

受講生B :タイプ4の娘は、かわいいこけしとか妖精みたいな人形を買っていたわ。そう言えば、タイプ4の夫のことだけど、上司からもらったお土産品の包みを開けて、“なんで沢庵(たくわん)なんだ!”って、不満そうな顔していたこと思い出したわ!

受講生
C :すご~い! お土産にもタイプの特長がでるんですね。(一同大爆笑)

さて、お土産品を買う時は、それをあげる相手のタイプを知っていれば、
そのタイプが好みそうなものを選ぶことができます。エニアグラムには、そういう活用法もあるということになります。


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小沢幹事長の元秘書で衆議院議員の石川知裕容疑者が逮捕されたというニュースが21日にありました。以下です。

「小沢幹事長の資金管理団体「陸山会」が購入した都内の土地をめぐって、東京地検特捜部は、土地の原資となる4億円を収支報告書に記載しなかったなどとして、石川知裕ら3人を逮捕した。取り調べに対し、石川容疑者が、「報告書については小沢先生の了解を得て提出した」と供述しているとわかりました。しかし、報告書にウソの記載をしたことについては、「小沢幹事長には報告していない。独断でやった」と供述している」

小沢一郎国会議員に承認を受けずに、秘書が独断でやるなど本当なのでしょうか。ちなみに、彼のエニアタイプはタイプ8w7です。お父さん気質、または独裁者タイプと名づけています。
http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/static/page05.htm


上記にある「タイプ8の基本的な性格」として次のように載せています。「仕切り屋になり他人に支配的になりがち・自分に逆らう人間には手厳しい・情報を重視する」

また、私事ですが、20年以上も前のことです。2ヶ月くらいバイトした会社の社長が、8w7と判定できる男性でした。

奈良法隆寺の大仏のような顔つきというか、福耳でもあり、細木数子さん(8w7と判定済み)を男性にしたような方です。この社長は、パートで数ヶ月間だけ働く掃除のおばさんでも、その身元や家族構成などもしっかりと把握していました。

全ての情報が自分に集まるようにしており、社員の動静を探るスパイみたいな女性も配置していました。それで社長不在で気の緩んでいる時に、誰かが批判を口にしたりボヤクと、夕方には社長に筒抜けです。

そんなふうですから、職場でおしゃべりする人が一人もいなくなります。無駄口も叩きません。働き始めた当初から、なにか異様な雰囲気を感じて、いつも緊張していたことを覚えています。

また、ある社員が、些細なことなので、社長の許可を得ずに仕事を進めたことがあります。社長は激怒しましたが、怒り方が冷静で、しかも迫力がありました。


「こんな男性がこの世にいるのか!」という感じです。一生忘れることはないでしょう。エニアグラムを知ったばかりの時に、「タイプ8とは、あの人のことだ!」と直ぐに思い出して判定できるほどの典型的な男性だったのです。

上記と同じ日のニュースにも関連したことが載っています。
小沢氏の金庫番として大久保被告の前任者だった元政策秘書、高橋嘉信・元衆院議員は、昨年12月に大久保被告の初公判を傍聴した後、記者団にこう語った。“秘書は細部にわたり、すべて小沢先生の命令に従っているだけだ”」

なお、石川知裕容疑者は、「小沢先生」に命じられなくとも、また、打ち合わせなどもせず、「(自分は)独断でやった」と、供述されたのではないかと予想するのですが

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「お遊びコーナー」にあるストーリーゲームをようやく作り上げることができました。主に、他の人たちとの会話から、タイプを当てるというゲームです。

http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/cgi-bin/playpage.htm

2010版は、クリアするのに難しくないだろうと思います。ぜひとも挑戦して頂きたいと思います。

なお、2009年度版は難しかったようで、ようやく暮れから今年のはじめまで、8人の方がクリアされました。そのうちの3名の方が当会の通信受講生です。

残り5名の方は、当会の受講生になったことはありません。中でも、3年前から当サイトの記事を読んでクリアされた方がいます。年齢が17歳とあります。ということは、約14歳くらいから読まれているわけです。

どうも、エニアグラムのタイプ判定能力は、年齢とは関係ないみたいです。また、学業成績が優秀であっも、人間観察はしていない方も多く、また、使う能力も違うところらしい。

文章とか台詞から、気質を読み解くのは、なかなかに面白いが難しいものです。作り出すほうも苦心惨憺なんですが…。

ヒントとしては、口調とか、基本理論の「各タイプの強く意識する対象」とか、全体には細かいところに気づけば、クリアできるのではないかと思います。


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青字は、木下さんのブログに書かれているものです。

「6/13夕飯を美味しく頂いたのですが、家族で食べたというよりは、
1人で食べた気分になりました。ジャガーはというと、ベランダでグリーの操作中。タイシは、1人で遊んでいて僕の呼び掛けに完全無視。食事は家族の団欒も兼ねていると考えている僕は、我慢ならずにジャガーに挑む。タイシにも怒る!しかし、最終的に謝っているのは、やっぱり僕でした。ショボン」

息子のことを、「生意気だけど、可愛く感じます」と、彼は2度も書いています。

8/20とにかく生意気で、腹がたちます。ソウルでのタイシは、わざと怒られるポーズをとったりするんです。

7/09タイシは暴れまわって収拾がつきません。普段のジャガーの苦労が見に染みます。皆さんのご家庭では如何でしょうか。僕の言うことは、全く聞きません。ナメられている事、間違いなしです。

親の注意に耳を貸さないというか、生意気な子どもはよくいます。でも、タイシ君は現在3歳2ヶ月です。その歳で父親の言うことを聞かないのですからね。この先はもっと聞かなくなるでしょう。

この場合、タイシ君は親タイプから探します。9852です。とくに8と2ですが、母親のジャガーさんが2w1であれば、このタイプの可能性が高く、またタイプ8はめったに生まれでないタイプですからね。

ところで、父親がタイプ6の次女気質で、子どもがタイプ2の母親気質になると、表面的には「父対子」という関係ですが、本性からは「次女対母親」になってしまいます。ですから、母親は次女の言うことは聞かないものです。

父親がタイプ2であれば、「母親対母親」ですから、先輩の母親のほうの言うことに、後輩の母親は従います。

つまり、タイプ2の父親はタイプ2の息子を躾けられるが、タイプ6の父親が躾けようとしても、タイプ2の息子を従わせるのは容易ではありません。


家庭内では、本性むき出しになるのです。本性がむき出しですから、親子関係が逆転しているような家庭をしばしば見られるのです。

なぜ、木下さんのような父子関係になるのか、それを説明してくれるところは皆無です。世界広しと言えども、このサイトだけではないかと思います。

子どもを躾けられない親たちがいることを信じられないことだと言う方はたくさんいます。でも、実際にはよく見かけます。

子どもタイプ(17634)が親になった場合、親タイプ(9582)の子どもを躾けるのは容易ではありません。また、あまり躾けたい子どもには見えないのです。


なお、タイシ君は本当は逞しくて頼りになる父親が欲しいと思っている気質に生まれた子どもの可能性が高い。そうなると、強い父親に叱ってほしいという思いが深層にあると予想します。

でも実際はそうではないので、よけい意地になって、父親の言うことを聞かないのだと予想します。ファザコンタイプなので、早くも複雑な心理状態にいるのです。

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タイプ6(次女気質)の人たちは、伝統的なものに興味が行くことが多そうに見えます。

私の姪の一人(6w7)は、短大で薙刀(なぎなた)を習っていました。周囲の人たちからは、「なんで、なぎなたなの?」と、よく質問されていたことを思い出します。

もう一人の姪は(6w5)は、日本舞踊を習っていました。日本舞踊は衣装代が高価すぎて親たちを嘆かせていましたが、彼女はひきませんでした。でも、3年くらいでやめてしまい、親をホッとさせたようです。

知り合いの男性は大学で弓道部に入っていましたが、茶道部にも入っていたと聞いています。女性ばかりの部ですから紅一点ならぬ「黒一点」です。次女気質ゆえか、女性たちの中に自然体で入っていけると考えられます。

昔の知り合いの男性(6w5)ですが、高校生の頃に、下駄履きで登校していました。昔とは言っても昭和40年代ですから、そのような男子学生は数人しかいなかったといいます。腰には手拭を引っ掛けて、いかにもバンカラという昔スタイルです。一人だけならばしなかった可能性はありますが…。

ある6w7の男性は、夏はかならず一度は浴衣を着ます。冬は作業衣(さむえ)をしばしば着ますが、もっと寒くなると綿入れになります。好きな服装だと言うのです。以前の受講生(6w7)にも、この人とよく似た人がいました。

30歳の男性(6w5)ですが、正月の挨拶で実家に帰るそうですが、母親に手伝ってもらって和服に着替えます。妻のほうは洋服なのですから、なんとなく逆なのではと思ってしまうのですが。

つい最近知りあった娘さんなんですが、着物を縫う教室に通いだしたと母親から聞きました。本人と会ってお話する機会を得ましたが、エニアタイプは6w7です。

各地の神社や仏閣を訪ねるのが趣味だと言った男性(6w7)もいます。ほんとうに、どうして和風好みなのでしょうか? 

「なんで?」と尋ねても、好きなんだから…と言うばかり。「好き」という回答であれば、理由など無いに等しいのです。
「好きだ」などという訳のわからないことを言うとしたら、本能がそうさせているのだ、と考えざるを得ません。

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父親の自殺によってタイプ2の子どもは、複雑な心理状態の極みみたいなところに陥るかもしれない、と前回12/07に取り上げています。それならば、母親が自殺した場合はどうなるのでしょうか。

実は、当会の理論を知れば、案外と簡単に割り出せます。以下です。


タイプ2・お母さん気質・父親の存在が大・親タイプ・父親の自殺→重度の複雑系
タイプ8・お父さん気質・母親の存在が大・親タイプ・母親の自殺→重度の複雑系

15歳くらいの思春期にいるタイプ8の子どもが、母親の自殺という大ショックに遭遇したら、絶望的になり自暴自棄にもなり無気力にもなる恐れがあります。重度のコンプレックスに陥るのです。

「母親を強く意識するタイプ(8347)」は、母親の死のほうが、父親の死よりもショック度が大きくなります。とりわけタイプ8にとって、自殺死というのであればショックというだけでは済みません。

母親とは子どもを守り育て愛して慈しむ存在です。母親がやさしく暖かく見守ってくれるので生きていくエルネギーが湧いてきます。

なお、タイプ8の子どもは、子どもながらも、家族や女子どもを守らねばならないという役割を持っていることを無意識とはいえ自覚しているタイプです。

つまり、タイプ8は、自身のDNAの中に、一族の女子供を守れと書かれているタイプなのです。ですから、その心境を考えてみますと、以下のようなイメージとなるでしょう。

「自分がまだ成人していないのに、母はその自分を残して逝ってしまった。自分を慈しんでくれる母、温かく見守ってくれるべき母は、その使命を果たさないままに自殺してしまった。それは許しがたいことだ。もっと子どもの自分のために頑張ってほしかった。
しかし、自分は弱い母を支え守るべきなのに、それを果たせなかった。母の苦しみを知らずにいたのは自分である。母が追い詰められているのに、なぜ自分は支え助けることができなかったのか。
無力な自分…、まだ子どもでしかない自分…、そんな現実を呪いつつも、どんなに後悔しても母はかえらない。この世にたった一人、自分を愛してくれるはずの母はもういない…。母の恩に報いたいのに、その機会さえ奪われてしまった…」等々。

それらが延々とエンドレスに続くのです。時が経てば少しずつ忘れられるかもしれませんが…。

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タイプ2は、父親コンプレックスに陥りやすい気質です。思春期頃に父親の自殺という大事件に遭遇すれば、この傾向に拍車がかかる恐れがあります。

(なお、成人していたり依存していない場合は、父親の死から受けるショック度は低くなります)

しかし、元々あまり父親らしくない不甲斐ない父親ならば、信頼もせず期待もしていないでしょう。そんな父親ならば、自殺されても、さほどショックにならないかもしれません。

事態を受け入れやすくなると考えられます。がしかし、それでも、心の中にわだかまりが渦巻き、悶々とした気分に支配される恐れがあります。

ところが、タイプ2以外の人たちにとっては、父親の死因が自殺でも他殺でも同じくらいのショック度になるだろうと考えられます。

たとえば、同じくファザコンに陥りやすいタイプ1とタイプ6は、子どもタイプです。自分の子どものために頑張らねばならないという動機が、タイプ2と比較すると低くなると考えられます。

このような親意識が低いのであれば、親が子を見捨てて死を選んだという事態は、大ショックではあるが、複雑な心理状態に陥るというものではない。

一方、親的な資質(お母さん気質)を色濃く持つタイプ2は、親とはこうあるべきだ、という親としての生き方というか指針を内在させているタイプです。

つまり、タイプ2は、自身のDNAの中に、子どもを守り育て教え導くようにと書かれているのです。従って、それを放棄して自殺してしまう父親は、許せない存在ということになると考えられます。

しかし、同時に父親を信頼したい、誇りにもしたい、慕いたいという思いも強いのですから…。心は乱れに乱れてしまうのです。

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竜頭 万里子 (りゅうとう まりこ)
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