忍者ブログ
そこに、いつごろ創建されたのかわからない古い塔が、一面に生い茂った葦原に囲まれて立ち尽くしている。風が吹くと葦原がざわざわに唸りだす。なぜか、懐かしさに一杯になる、あの塔…。ずっと探し続けている。塔の秘密を解き明かすのは誰? 
[5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

前回では、我聞さんのエニアタイプはタイプ6が有力だと書いています。でも、まだ判定できる段階ではありません。

例によって、我聞さんが書き綴っている日記から気質を探ります。

★お父さんの日記http://otousan.daa.jp/

1211日の日記によると、次男のために豪華弁当を作っています。

「ハンバーグをメインに、玉子焼き、ブロッコリー、ナポリタンと手作り餃子」です。

品数も多いし、冷凍食品を使っていないなんて凄いです。愛情がこもっていると言えるかもしれません。

私も、餃子は冷たくなるとうまくないので弁当には入れません。で、私なら餃子を作ったら、ハンバーグは入れないと思う。もっと野菜料理を入れると思う。

なんだか不必要に豪華だと思ってしまう。私のほうが経済観念が発達しているのか、それとも彼がが愛情深いのだろうか。ま、どちらでもかまいませんが…。

でも、タイプ2のほうがお母さん気質ゆえ経済観念が発達するはず…。ただし、男のタイプ2ならばやりそうなことに見えます。

なお、箸を入れ忘れたみたいです。ちょっとソコツ? まあ、それくらいではタイプは絞れませんが。

125日の日記には誤字があり、女言葉もありで、以前に挙げたことがまた起きています。

また、一人称がひらがなで
「わたくし」です。「ボク」とか「オレ」とか「小生」とかではありません。タイトルが「お父さん日記」なのですから、「お父さんは…」などでもよいはずなのに、どうしてこれを使わないのかなあと思ってしまう。

つぎに、
「年末年始など少し長い休みになると、家で皆でゲームをやり倒すために大量にお菓子と炭酸ジュースを買い込」むのだそうです。

う~ん、年末は掃除や正月の支度などがあり、ゲームなどやっていられるのでしょうか? まるでサマーバケーションって感じです。

タイプ2の親であれば、年末ともなれば掃除を息子たちに手伝わせているような気がします。

また、掃除遺伝子のあるタイプ1ならば、やはり掃除に専念するような気がしますし、掃除に関する記事を書くのではないかと。

また、連休が続くんだからと好きなゲームを
「やり倒す」とは、どうも、子どもしかいない家庭のような気がします。

以前、正月二日に友人宅に招かれたことがあります。なんと、デイナーは「お好み焼き」でした。

その家の主婦がタイプ7w6ですから、子どもタイプ(長男気質)です。おせち料理とか鍋ものを作るような女性には見えなかったのですが、それでも驚きました。

料理嫌いならば寿司くらい注文していてもよさそうです。子どもが二人いましたが小学生でしたから、実質「子ども家庭」と言えます。そして、その夜はみんなでトランプゲームなどしました。

また、ある受講生が、中学1年の頃の思い出話をしてくれたことがあります。

父親が長期出張で不在となった正月、母親(7w8)がおせち料理を入れる三段の重箱に、お菓子類を一杯に入れたみたいです。

子どもたちは歓声をあげたらしい…、でも、受講生はタイプ2w1ですから、普通のお節料理のほうがよかったみたいです。

母親は父親不在になると機嫌がよくて、買い物したりゲームしたり夜更かしなどもあり、よく遊んでくれたそうです。タイプ7は、夫がいないと羽目を外す妻になるのか? それとも子どもに還るのか? 

さて、我聞さん、
「これでもか、ってぐらい堕落した生活を送るのだけど、やっぱり、これらもそろそろやめた方がよいかなぁ」などと、少しお父さんらしいことを言っています。

一般的な正月らしい過ごし方をしてないようですが、それは息子たちに合わせて無理してやっているのではないようにみえます。

なぜならば、「
わたくしも長いこと怒った事ないような気がするなぁ」と繋いでいるからです。

キチンとした礼装のような正月を迎えて、家族みんなで神社に初詣するべきだ、という考え方に囚われている父親であれば、イライラするような過ごし方です。

親としての務めを果たしていないかもと後悔や反省などをするところで、またその分、子どもたちに当たり散らすというようなことも、タイプ2w1であればあり得ます。

しかし、我聞さんには、そういう意識がチラッとあるくらいで、どうも親的な気質があるようには見えません。

結論的には、女性性の強い3つのタイプの中では、タイプ2らしくないところです。

そして、「ゲームをやり倒す」のであれば、勤勉で超真面目なタイプ1らしくないところです。堕落とは無縁のタイプですから…。(つづく) 

拍手[6回]

PR
今日も、河相我聞さんの日記を読んで、エニアタイプをしらべてみよ
うと思います。

★お父さんの日記http://otousan.daa.jp/

031日の日記にも、誤字が一つありました。この日は、ニュースになった
ことを取り上げていますが、あの頃ならば、「みのもんた」さんのことだと考えら
れますが、我聞さんは名前を挙げていません。

「むしろ地位も名誉もお金もあればあるだけ子供に対しての親の在り
方は難しいのかもしれないのだろうか
とだけ。

そういう気遣いをする方なんでしょうね。否定的に受け取られるのではと予
想するものには、注意や配慮をされているような…。

わたくし自身は、有名人であれば名前くらい載せてもいいと考えています。
それに30歳も過ぎた子どものしたことで、親が社会的な責任を負う必要は
ないと考えています。

1029日は、次男が「朝風呂に入ろうと思っているが、アクビをしな
がら携帯をいじり始めた。お前はホントに小学生か?と、ツッコミたく
なるのは置いておいて」
とあります。

彼は、学校に遅れるぞ!とか、親のほうは働きに行くのに朝ぶろはな
いだろ、などと怒ったりしない。

「パパをお見送りしてから朝風呂入る」と言われて、嬉しがっています。
どうやら、子どもを厳しく躾けるという発想は少なそうです。タイプ2らし
いところではありません。

尤も、私も躾けるという発想がなく、息子にはかなり甘いほうだったの
ですが…、でも、ウイング1の人たちは躾に厳しくなりやすいので、こち
らの可能性は低そうなところです。ただし、ゼロとは言えません。

10
27日の日記では、我聞さんの仕事が原因で息子さんとはスレ
チガイになり、会話ができないことを気にしているようです。

これも私自身はあまり気にならないのですが、わたしのほうが無神経
なのかもしれませんね。ただし、私でも仮に母子家庭であったならば
気にするようになるだろうと思うのです。

立場や境遇が代われば、自分の性格も変化するということを、多くの
人たちはつい忘れてしまいがちです。

1025日には、「長男、履歴書大丈夫かな」とあります。細かいとこ
ろまで見ていて、しかも、少し心配している。

しかし、1021日の日記には父子家庭だから大変なのだ!ではなく、
それより仕事の方が大変だったことを面白おかしく書きまとめています。

子育てのほうが大変ってことにならないのであれば、親タイプ(82)らし
くないところかもしれません。しかも我聴さんのところは父子家庭です
からね。

親タイプのほうが親としての責任意識が強いためか、自分にプレッシ
ャーをかけやすい傾向があるためです。

しかしながら、どのタイプでも子どもが病弱とか事故に遭ったなどがあ
れば、そうはなりません。ですから、ここでは親タイプらしく無い、と判断
できません。

「舞台中に食中毒になって大変だったわ、感動する場面で涙じゃなく
違うモノが出てきそうだったし」
とあります。

このような出来事はほぼ書き出さないのがタイプ1です。羞恥心が強
いタイプです。その他ならばタイプ4とタイプ7です。我聞さんはやはり
優等生気質(714)ではなかったようです。

1018日には
「着れなくなった」と書いています。正しくは「着られなく
なった」ですから、「ら抜き」言葉を使っています。

これはいつのまにか一般的な使い方になってしまいましたが、言葉に
厳密でないように見えるところです。でも、全タイプが該当しそうなの
で、タイプは絞れませんが。

さて、今回みてきたところでは、3つのタイプの中で、タイプ1とタイプ2
可能性が低いと感じられました。

でも、これで一つのタイプに絞るのは早いと考えます。ここまではタイプ6
が有力でした。ですが、これからはタイプ6ではないと思えるところをでき
る限り意識して探したいと思います。

早い段階で一つに絞ることが、タイプ誤認の原因としてよくあることです。

拍手[8回]

河相我聞さんは、岡田奈々さんととても似ています。それで彼の姉
()なのかと思われたくらいです。

なお岡田奈々さんはタイプ2w1と判定しています。

河相我聞さんの画像
https://www.google.co.jp/search?q=%E6%B2%B3%E7%9B%B8%E6%88%91%E8%81%9
E&hl=ja&rlz=1T4ADFA_jaJP356JP357&tbm=isch&tbo=u&source=univ&sa=X&ei=S
TeUUqONAoSckAW6_IHoAQ&ved=0CDYQsAQ&biw=1024&bih=679


岡田奈々さんの画像
https://www.google.co.jp/search?q=%E5%B2%A1%E7%94%B0%E5%A5%88%E3%80%8
5&hl=ja&rlz=1T4ADFA_jaJP356JP357&tbm=isch&tbo=u&source=univ&sa=X&ei=G
DeUUu6-KIjIlQW4mYDIDQ&ved=0CC0QsAQ&biw=1024&bih=679


そして、以前、エニアの受講生で我聞さんに本当にソックリな女性が
いました。タイプ9w8なのかタイプ2w1なのか判断できないうちに引
っ越されてしまいました。

世の中、似ている人は結構いるみたいですが、一週間前と一昨日
の2回、私も誰かと似ていたらしく、知らない相手から挨拶されてしま
いました。

顔が似ているとエニアタイプも同じなのかと思うようですが、同じことも
あり違うタイプのこともあります。

さて、前回は、河相我聞さんのエニアタイプを、3つのタイプまで絞り
ました。今日は一つに絞れるでしょうか。

「お父さんの日記」は、読み手を意識して書かれているようで、少しウ
ケを狙っているようなところもあります。

でも、全体としてはホンワカ暖かな温度がこちらに伝わるような文章
です。

★お父さんの日記http://otousan.daa.jp/

11月12日の日記は、誤字がみつかりました。「時()がきたない」
その他のところにも誤字が見つかっています。

261の中では、誤字の少ないのはタイプ1です。タイプ1は優等生気
質で、完ぺき主義的になりがちですから。その他は、タイプ4とタイプ7
です。
http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/static/theory1.htm

タイプ2とタイプ6は誤字脱字が多い人たちです。私もご多聞に漏れず
なのですが…(。´_`。)

「わたくしも小学生の頃は漢字練習が大嫌いで」とありますが、タイプ6
にもよくありますが、タイプ7も漢字練習を嫌う子どもをよく見かけます。

字が下手というか、バランスよく書けないように見えます。

なお、それは左脳優位タイプ(567)に多い、という印象があります。
http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/static/theory2.htm

ただし、印象に過ぎないものなのでタイプ判定には使えません。

また、タイプ7は、書いて覚えるタイプではなく、聞いて覚えるタイプのよ
うで、漢字練習が不得意で嫌うという傾向があるようです。

11月9日の日記には、夕食用の手羽先を次男がオヤツとして食べてしまっ
たらしい


遠足のオヤツを手羽先にするって言い出さないか心配だわ。そう思い
ながらも面白いので、今日も手羽先を買って冷蔵庫に入れておいた」

夕食用のものをオヤツに食べられてしまったのですから、そこで怒り出す
親が確実にいますが、彼は怒らない。面白がっています。

タイプ2w1の親なら怒り出しそうなところですから、このタイプの可能性
は低いと思うのですが、まだこれだけでは絞れません。

あまり叱らないタイプ2の親もいるだろうと思うのです。

なお、
遠足のオヤツを手羽先にするって言い出さないか心配だわ」
ありますが、私ならば心配になるようなことではありません。

で、我聞さん、ちょっとばかり常識人的だと思えるようなところです。

(つまり、私のほうが非常識人ってことか
(。´_`。)

しかし、こういうところで「面白い」と感じている親は、子どもにとって話
の分かる親ですね。仲良しになれるはずです。

子どもを見るとすぐに説教したり注意するのが親の務めだ、と思ってい
るような親たちをよく見ているので、そんな親たちに、このお父さん日
記を読んで頂きたいですね。

ところで、その言動から「常識的」という傾向がいつも顕著に見られた
ら、我聞さんは、タイプ6だと絞れますが、これだけでは当然に絞れま
せん。
http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/static/theory2.htm

なぜならば、どのタイプでもかなり常識的です。常識から大きく外れる
人はそれほど見かけません。ちょっとならばよくありますが…。

大きく外れたというエピソードがあり、その気質を調べたら調和タイプ
(369)以外ばかりだったために、このような理論を見い出したに過ぎま
せん。

拍手[4回]



紹介できるタイプが限られていることが多くて残念に思っています。

あまり出会わないタイプではないかと予想して、今日は俳優の河相
我聞(かあいがもん)さんを取り上げてみました。

ブログに日記を書いているとわかったためです。なお、動画を探しま
したが、いいものが見つからなくて、仕方なく上記のものを載せてし
まいました。

5年前にテレビ番組『笑っていいとも』に出演した時のものらしいです。

我聞さんは現在38歳です。とても33歳には見えません。大学生か
高校生にみえるほどです。

しかも、19歳の時に子どもを得ており、現在は息子さん二人が
19歳と12歳です。

妻とは嫁姑問題で2年前に離婚して、二人の息子と暮らしている
みたいです。

我聞さんのエニアタイプを日記から絞れるのかトライしてみようと思い
ます。あなたもトライしてみませんか。

★お父さんの日記http://otousan.daa.jp/

まず、一人称が「わたくし」になっているとか、女言葉らしきものがチラ
チラ見られます。顔立ちも「女顔」です。

ちなみに、「女顔」に関して興
味を持たれたならば、これまでしばしば
書いていますから、ブログ内検索にかけてくださいね。

誰がみても女顔だと思われる男性がいたら、それは男性であっても女
性性の強い気質です。

それは次の3つのタイプで、「お母さん気質」のタイプ2と、「長女気質」の
タイプ1、「次女気質」のタイプ6のことです。

また、この3つのタイプは、当会の基本理論にある「自分と世界は肯定
的に結びついているタイプ(261)」にも該当します。

http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/static/theory7.htm
http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/static/theory1.htm


それゆえ我聞さんのエニアタイプは、この3つのタイプの可能性があるとみ
ます。

彼の母親は同居しているのか別居なのか
、そこらあたりは判断できにくい
のですが、どうも男3人の世帯のように見えます。

2013/11/24の日記には、次男の要望である
「フライドポテトがたくさん食べ
たいぃ」
に応えて、ファースト店に行けばよいものに、インターネットで調べ
て自ら作っています。

なかなかやりますね。いいお父さんぶりです。

また元々料理好きらしく、ラーメン店を経営して厨房にもよく入っていた
ようなので、ここら辺りからも女性性の強い気質だと考えられます。

従って、早くも261という3つのタイプの中のどれかだと絞れると考えられま
す。

「ファストフード店には悪いけど、家で食べた方がいいんじゃないかと思って
しまいましたわ」
とあります。女言葉です。

「ファストフード店には悪い」などとありよく気が回ります。心遣いが繊細だ
と言えそうです。

「そういえば昔、次男が小さい頃お腹がポッコリしてたので、このお腹には
何が入っているのかな?と聞くと「幸せ」と返って来た事を思い出した


母親がいなくとも、男手一つで育てているのに、子どもは幸せだと感
じている。

俳優業は不安定な職業です。ストレスも多いと思うのに…、ガンバッ
テいるお父さんです。応援したくなりますね。

拍手[8回]



 


英国の国王にはあだ名がよく付けられているみたいです。

たとえば、エドワード8世は「大衆王」とも呼ばれ、弟のジョージ6世は「善良王」というものです。これだけでもちょっと気質が出ているような気がします。

エドワード8世のことをタイプ7だと確定したのではありませんが、タイプ7はきさくで、自分も楽しみたがり、他人も楽しませたがる気質ですから、このあだ名はタイプ7にマッチしたものと言えそうです。

弟のジョージ6世はタイプ4らしく(まだ未定)見えますが、以下のサイトに記しているように、「
情愛豊かで、誠実」なところがあります。

「誠実な家庭人」と言われていたのですから、「善良王」というあだ名とうまく繋がります。

タイプ4の標準的な特長
http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/cgi-bin/page05/05-4.htm

ちなみに、ジョージ6世には弟が3人で妹が一人います。その中の末っ子が、ジョン王子で、「ロスト・プリンス」と言われています。

自閉症でてんかんの症状があり、脳の発達障害の疑いもあってか、人の目に触れぬよう隔離されて育てられ、13歳で夭折しています(動画にあり)

ジョージ6世は、
「僕達の中でジョニーだけが自由だった」と言ったようです。弟をよくかわいがったみたいです。

なお、タイプ4は自由を強く求める傾向があります。超真面目で受け身で主体的になりにくい気質であれば、目上から命じられたことは絶対的なものと受け取りやすいものです。

多くは自分で自分を縛っているのですが、それと気づく人は多くないような気がします。

でも、基本的に自由になりたがるのは全タイプですから、これだけでタイプは絞れません。

ところで、ちょっと寄り道をしますが、英国王室のご先祖様みたいな人にロロ(Rollo)という人物がいます。

恵まれた体格が災いして馬に乗ると馬を乗り潰すほどだったみたいです。それゆえいつも徒歩で移動したので「徒歩王」とあだ名されました。

また、きわめ付けの暴れ者だったので「海賊王ロロ」とも言われましたが、まあ、バイキングのボスなので勇猛だったのでしょう。

エニアタイプは、タイプ8かタイプ2なのかなあという感じです。この2つ以外のタイプは考えられません。攻撃的な気質でなければ、暴れ者とか勇猛という評判をとることはないだろうと考えています。

ロロの子孫が現在の英国王室に繋がるウィリアム1(1087年没)
です。「征服王」と呼ばれています。

その他のあだ名は、
平和王・殉教王・剛勇王・兎足王・懺悔王・赤顔王・碩学王・欠地王・長脛王・無思慮王(無策王)獅子心王、美髪王、等々です。

なかなかに傑作だと思いませんか。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%82%AE%E3%83%AA%
E3%82%B9%E5%90%9B%E4%B8%BB%E4%B8%80%E8%A6%A7


特徴をよく表しているみたいなので、英国の子どもたちも覚えやすいのでしょうね。

このところの日本の首相交代は早いので、特徴的で奇怪なあだ名でも付けてみたいところです。

さて、懺悔王(エドワード1066年没)などとあると知りたいですよね。この王はアルビノという白子で、柔弱な性格であったと伝えられています。

「修道士としての純潔にこだわったため、後継ぎをもうけることがなかった。柔弱で無為無策などと言われています」

純潔にこだわり、柔弱で無為無策とあれば、タイプ1かタイプ4などが挙げられそうですが、これだけでは判定は無理です。

そして、無思慮王(エゼルレッド21016年没)などというあだ名を付けられた王がいます。

他国人(デーン人)に国を奪われたからのようですが、千年前のことですから詳しい情報は見つからないので、タイプはわかりません。

でも、ヘンリー8(1547年没)はよく知られています。映画『ブーリン家の姉妹』がありますが、映画や小説などに繰り返しよく取り上げられる王です。

暴君として知られていますが、男子の世継ぎが欲しくて妃を幾人も変えた王です。ですから、「男性を強く意識するタイプ261」と絞れます。自分の子どもを欲しがる傾向からタイプ2w1だろうと想像しております。

妻を斬首しろと命じた冷酷な王ですが、以前は「陽気な王様」と言われていたこともあったようで、人生なにが起こるかわかりませんね。

このように、特徴が顕著な王でなければ後世に記録として残る可能性は低くなり、エニアタイプの判定もできません。

なお、ヘンリー8世の娘であるエリザベス1世は、最初はタイプ8なのかと予想していましたが、タイプ2の可能性のほうが高そうです。いつか調べてみるつもりです。

そして、このヘンリー8世の娘で、「
ブラッディー・メアリー(血まみれメアリー)」というあだ名をつけられた女王がいます。メアリー1世のことです。

カトリック
信者であったために、プロテスタントを迫害して数百人を処刑したので付けられたあだ名です。

また、メアリー1世の前にジェーン・グレイという女王がいます。なんと在位は9日間です。

しかも、聡明な16歳の娘。メアリー1世が処刑するように命じ斬首されました。

血なまぐさい王室の歴史がありますが、他の国でも似たようなものです。
権力者の世界ほど恐ろしいものはありません。でも、怖いもの見たさで、つい首を伸ばしてしまう…



レディ・ジェイン・グレイの処刑
http://www002.upp.so-net.ne.jp/sava/dictionary/jane/jane_grey.htm
http://blogs.yahoo.co.jp/tsukasanomika/48043314.html


 


 

拍手[4回]

前回も、ジョージ6世のエニアタイプを一つに絞ることができませんでした。今回も無理なようです。

でも、少し寄り道になりますが、変ったやり方を試みたいと思います。

まずは、例によってウィキペディアに載っている情報(青字)からタイプを絞りたいと思います。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%BC%E3%82%B86%E4%B8%96_(%E3%82%A4%E3%82%AE%E3%83%AA%E3%82%B9%E7%8E%8B)

ジョージ6世は誠実な家庭人。

「誠実な家庭人」という情報でタイプを絞ることは難しいと思います。

ただ、政治とか国王としての職責というか、それらに対して熱心というか意欲的であれば、家庭を大切にする人間には見られにくいのではと考えられます。

となれば、タイプ8の可能性はあまり考えられません。タイプ8は権力指向が強い気質ゆえ、国王にでもなればかなり政治に介入しそうです。

しかし、国王であっても英国は「立憲君主制」であり、政治への口出しは制限されていると考えられます。

そこで、自分がタイプ8になった気分で、どこまで君主として政治に介入できるのか、また、社会的な影響を与えることができて、王の地位にふさわしく権力を行使できるのかと、少し調べてみたくなりました。

以下の情報(青字)から考えてみたいと思います。

イギリスの君主
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%82%AE%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%81%AE%E5%90%9B%E4%B8%BB

結論的には、日本の皇室とはかなり違っており、権力行使ができそうなところがあるように見えます。

たとえば、一応は、「特定の党派や主義に偏らないよう制限されており、首相と内閣の決定に従」わざるを得ないので、ここは日本の皇室と同じです。

しかし、議席が単独過半数を獲得されていない場合(ハング・パーラメント)は、
大半の支持を集められる人物を選ぶに際しての国王の選択範囲は広がる」と書いてあります。

この文を書いた人の勝手な言い分なのか?それとも一般に受け入れられているものなのか判断できるところではありません。

しかし、タイプ8であれば、一人でも力のある人間の言ったことならば、それを利用すると考えられます。

女王は首相よりも早く外国の機密情報を受け取ることがある。

ダイアナ妃の事故死も誰よりも早く受け取っていた可能性もあるということですね。

「国王は首相と毎週謁見をする。その際国王は自分の意見を述べてもよいが、立憲君主として、究極的には(下院の支持を受けている)首相と内閣の決定に従わざるをえない」

なんと毎週も!首相と会って意見を述べることができる! であれば影響力を及ぼすことはできると考えられます。

また、
「バジョット(英国の思想家)の言葉を借りれば、「立憲君主制のもとで国王が手にしているのは……3つの権利である。相談を受ける権利、何かを奨励する権利、警告する権利である」

こういう考え方があるとわかれば、飾り物の王などにはなりたがらないタイプ8であれば、奨励と警告できるという権利を行使して社会に影響を与えることができる、と考えるような気がします。

「国王は恩赦を行って、有罪の判決を受けた人を赦免したり減刑したりする」

ここにも何ほどか君主としての権力を発揮できるのではと思われます。

政治犯その他を君主の考えで、赦免したり減刑できるという権利があるならば、タイプ8ならば、それは最も行使したがる類のことではないかと想像します。

「貴族の身分とその他の栄典は首相の助言によって授与されるが、助言なしに国王から個人的に贈られる栄典もある。国王個人の判断で勲章を授けられる(4種ある)。

タイプ8は、本質的にボス型人間です。まして君主に生まれたら、臣下を褒めたり叱りつける、つまり毀誉褒貶で他人を操作したがると考えられます。

下記にタイプ8は「白黒や賞罰をはっきりとつける」と記しています。

★タイプ8の標準的な特長
http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/cgi-bin/page05/05-8.htm

尤も、ジョージ6は、王位に就かなくてはならぬと知って「私は取り乱して子供のように泣き崩れた」と日記に書いています。

その時は41歳です。ちょっと子どもっぽ過ぎます。タイプ8にはあり得ないところです。

ただ、英国君主はスゴイんですね。国王は
「主権者」「国家元首」となっています。

日本の主権者は「国民」で、「国家元首」は規定されていない。首相だということにもなっていない…、初めて知りました。

また、英国は、
United Kingdom of Great Britain and Northern Irelandで、王国なんですね。

日本はただの「日本国」で、以前は「大日本帝国」であり、「日本皇国」となったことはありません。

そして、英国では、
国王は軍の最高指揮官です。

さらに、「国王が自ら裁判に関わることは無いが、裁判は国王の名において行われる」というのですから、「国王大権」が名ばかりでも、その地位は神に近いもののような…。

なお、
タイプ8の標準的な特長として、「自分が法律で、自分が裁判官」と記しています。

つまり、最も王らしい王になるタイプだと考えられるので、もしも憲法で、王という存在を「象徴」だと定めているならば、改正したくなるような気がします。

その他、「国王は過たない」とされて、国王は刑事訴追されることは無いとあります。

国王だとて生身の人間なのですから過ちを犯す可能性がありますが、これではまさに神ですね。

さらに、国王は、イングランド国教会の首長でもあり、宗教上の権威でもあります。

日本人一般が持つイメージとかなり違います。

かつての日本の天皇は神のような存在で、英国のほうが人間的で開放的で、神のような存在ではない、と思っている方は少なくないと思います。

そして、
日本の皇室と違い、英国王の私有財産は凄いんです。日本の皇室は私有財産は無きに等しいもので、ここでも両者の違いは大きいようです。以下にあります。

★イギリス王室の知られざる秘密まとめ(資産・家系図)
http://matome.naver.jp/odai/2128816287638578701

★天皇家の財布
http://uiam.at.webry.info/200610/article_14.html

このように、タイプ判定をする場合、気質とは関係ないことまで調べることがよくあります。

また、そういう作業や得られた知識を通して、タイプ判定がより的確になるのではと思っております。

エニアグラム講座では、時代背景や歴史や文化やその他など、さまざまなことを考慮して正しいタイプ判定ができるように訓練している、と言えるのではないかと思います。

拍手[1回]



前回、ジョージ6世のエニアタイプを一つに絞ることができませんでした。今回はどうなるでしょうか?

いつものようにウィキペディアに載っている記事(青字)からタイプを絞りたいと思います。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%BC%E3%82%B86%E4%B8%96_(%E3%82%A4%E3%82%AE%E3%83%AA%E3%82%B9%E7%8E%8B)

前国王エドワード8世に比べてジョージ6世は見劣りがするのではないかという噂もあった。

写真からみると、エドワード8世のほうが自信家に見えず、弟より見劣りするように見えますが、写真だけでわかることではありません。

たとえば、小沢一郎さん(8w7)の顔写真やテレビ主演している画面を見るだけでは、きつさや威圧感、自信家らしさというようなものは伝わってきません。

受講生たちは、噂と違う「おとなしく見える」と言っておりました。

ですが、少し前に、
石原良純さん(2w1・天気キャスター)があるテレビ討論会にて、小沢さんを新宿で見かけたが、「あまりの威圧感に、怖くて声をかけられなかった」と述べていました。

ですから、本人を直接見ていないと分からないものなのでしょう。

なお、上記の動画を観ると、
ジョージ6世は、ナーバスでシャイなどと思われていたようです。

公の場でないところでは、物腰が軽く、少し愛らしい笑顔が見られます。

また、家族4人で過ごす私的な場面では、妻のほうは被写体としての自分を意識しており、シャンと映っているように見えます。

でも、ジョージ6世のほうはその傍で犬に餌やりをしています。一家の大黒柱のようには見えません。

スピーチするときも吃音があるせいなのか、腰が据わっていないような印象が残り、自信家らしくも見えません。

テニスのプレーしている姿から、身体の動きが硬そうに見えますが、これは神経質な気質の人によくある傾向です。

ちなみに、現在のエリザベス2世の若かりし姿が映っています。若い頃は美しかったみたいです。なお、この人はタイプ2w1と予想しています。判定はまだしていませんが…。

ジョージ6世とエリザベス(妻)は、ロンドンがドイツ空軍による大空襲にさらされても、ロンドンにとどまることを選択した。…中略…爆弾がバッキンガム宮殿の中庭に着弾し、宮殿で執務中だった国王夫妻が九死に一生を得たこともあった。…中略…国王一家は、戦時中のイギリス国民と等しく危険と貧困を分かち合った。

敵軍の空襲にさらされて命の危険もあるのに、宮殿にとどまっています。立派な王ですね。しかし、これだけではタイプを絞れません。

王としての責任感や国民への義務意識が強いとしても、それは全タイプにあり得ることだと考えます。

ジョージ6世は公式演説を行い、「男女の別、国の大小に関わらず、信念はみな平等である」と断言している。

ジョージ6世は、南アフリカ連邦政府から白人とのみ握手するよう求められたことに愕然とし、連邦政府から自身につけられた護衛官たちを、ナチス・ドイツの秘密警察だった「ゲシュタポ」と称して非難している。

兄のエドワード8世は人種差別的な言動があったようですが、弟のほうはそういう傾向はなかったみたいです。

でも、どちらも全タイプにあることなのでタイプが絞れる情報ではありません。

さて、今回も気質がわかるような情報が見つかりませんでした。タイプ4らしいところは見えますが…。他に伝記などがないか探してみようと思います。(続く)
 
 

拍手[3回]




英国王エドワード8世のエニアタイプを探りましたが、次はその弟であるジョージ6世のエニアタイプ探ってみたいと思います。

ジョージ6世は、映画『英国王のスピーチ』で知られていますが、吃音に関することばかり取り沙汰されているためか、それ以外の記事が少なくて、タイプ判定は無理かもしれません。

とりあえず、いつものようにウィキペディアに載っている記事(青字)から、タイプを絞りたいと思います。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%BC%E3%82%B86%E4%B8%96_(%E3%82%A4%E3%82%AE%E3%83%AA%E3%82%B9%E7%8E%8B)

「アルバート(後のジョージ6世)は病弱で、すぐに怯えだして、泣き出す子供といわれていた」

病弱という点では全タイプが該当しますが、その後の記事からは、怖がりで神経質になりやすい気質の防御タイプ(714)から探します。

次は調和タイプ(369)から探します。その次は攻撃タイプ(825)ですが、この場合、防御タイプのウイングの重い人から探します。


http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/static/theory2.htm

「アルバートは以前にも増して公務に時間を割くようになり、国王の名代として、炭鉱、工場、車両基地などの視察を行っている。このような産業施設の訪問によって、アルバートは「産業王子」と呼ばれるようになっていった」

勤勉家らしいところが、上記だけでなく他のところにも見られますが、それだけではタイプは一つも絞れません。

また、それは本人が率先して取り組んだのか、誰かの助言あるいは指示で動いたのかわかりません。従って、ここではタイプは絞れないと考えます。

幼少の頃から悩まされていた吃音症に起因するおどおどとした様子と、生来の内気さから、兄エドワードほどには目立った存在とはいえなかった。」

吃音症だからといって、みながみなおどおどするものではありません。

知り合いのタイプ2の男性は、あまりしゃべりたがらず寡黙気味でしたが、自信家と言えるほどで態度もふてぶてしいという印象が見えました。周囲の人たちが怖がっているのか警戒しているような感じでした。

知り合いのタイプ6の男性も吃音で悩んでいますが、友人たちとおしゃべりする時はスラスラと詰まることなく話せます。会議などで緊張すると吃音が酷くなっています。

おどおどとした様子は見えません。おとなしいという形容が合っています。

前にあった「怯える」がよくあるとしたら、「おどおど」であればうまく繋がるところかもしれません。防御タイプから探すところです。

また、「内気」は、タイプ8を除いて全タイプから探すところです。タイプ5でも内気に見えたりします。

タイプ2の男性の中にも見かけますから、攻撃タイプにも内気だと見られることはそう珍しいことではありません。

「これは酷いよ。私は何の準備も、何の勉強もしてこなかった。子供の頃から国王になるように教育を受けていたのはデイヴィッド(エドワード8世)の方なんだから。

国事に関する書類なんかこれまで一度も見たことなんか無いんだよ。そもそも、私は一介の海軍士官に過ぎないんだ。

海軍将校としての仕事以外は、これまで何もやったことの無い人間なんだよ」と愚痴をこぼしたという。

兄が退位する前日には、母メアリーのもとを訪れており、アルバートはその日の日記に「ひどいことが起こってしまいましたと母に告げ、私は取り乱して子供のように泣き崩れた」と記している。

ここは少し驚くようなことです。次男に生まれたら、兄になにかあれば自分のところにお鉢が回ってくるとわかっているはずです。

自分は次の王位継承者ですから、その準備はなされて当たり前のような気がします。

また、現代と違い、早死にする人たちはよく見かけただろうと思うのです。そして、それらは教育係から躾けられている類のことだと思うのです。

しかし、アルバート王子にとっては青天の霹靂みたいなことだったようです。

つまり、王位とか権力者などになりたがらない気質が元々にあったためだと考えられます。

たとえば、タイプ8(ボス型タイプ)であれば、兄よりも自分のほうが王にふさわしいのに、などと考えるのではないでしょうか。

従って、年少タイプから探してもよいと考えています。http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/static/theory7.htm

末っ子気質のタイプ4、次は次男気質のタイプ3、その後に長女気質のタイプ6くらいから探します。


http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/static/theory5.htm

そして、本人が日記に記したのであれば、最も重要な情報です。

「取り乱して子どものように泣き崩れた」のであれば、タイプ4から探すところです。泣き虫もタイプ4から探します。

ここまで見ると、
ジョージ6世のエニアタイプは、タイプ4が色濃いみたいな感じです。

でも、これだけで判定してよいのでしょうか。私はまだ判定できる段階ではないと考えています。(続く)

拍手[5回]

これまでに見たところでは、ウィキペディアにある記事から、王位を捨てた男性のエニアタイプはタイプ7w6の可能性があります。

ウィキの下ほうにある記事からも7w6らしいところを見つけています。

エドワード8世Edward VIII
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%89%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%898%E4%B8%96_(%E3%82%A4%E3%82%AE%E3%83%AA%E3%82%B9%E7%8E%8B)

 「幼少期に乳母から虐待を受けた経験から、長く神経性胃炎と双極性障害を患っていた。また大人になってからも、何か自分に気に入らないことがあると、すぐに大声で泣き叫ぶなど、年不相応に幼い面が多く見られたという」

当ブログで5年前に、「双極性障害」に罹りやすいタイプとして、タイプ7を揚げています。ですから、この箇所を見てビックリしました。

「ブログ内検索」にかけて、一度ご覧頂けたならばと思います。

また、「双極性障害」に罹りやすい子は、「分離不安」があると言われています。

タイプ7という判定が正しかったとしたら、マザコンタイプですから母親から離されてしまうのは他のタイプとは違い、大ショックと考えられます。

しかも、母親代わりの乳母につねられていたのですから、トラウマになっているかもしれません。

以下のサイトはもう少し詳しい記事があります。(以後の情報はこちらから取り上げてます)

http://www.japanjournals.com/index.php?option=com_content&view=article&id=1514


こちらには「母親のメアリーは、ヴィクトリア女王が見込んだほどの才女で、完璧な国王のサポート役に徹するあまり、子供を父親からかばうような母性に欠けていた」

つまり、王子は、母親の愛に飢えており、精神的に不安定だったのではと思うのです。従って、成人後も、母代わりになるような優しくてシッカリ者の年上女性に惹かれやすくなっていた、と考えられます。

「ウォリスは、欲しいものを意のままにし、慇懃無礼でもあった。しかし、彼女のそんな支配的な性格にエドワードは、他の女性にはない強烈な魅力を感じ、詰ったり、叱ったりされればされるほど、ウォリスに依存していくようになる。15分でもウォリスが席を外せば、彼は不安になり、彼女の姿を探さずにいられないほどだったという」

これが本当ならば、エドワードは超さびしがりでかなり依存的と言えそうです。

エドワード8世は、はじめて自分の求めている女性に出会った。

つまり、「女性の支えがないと生きていけない」というのは本当のことで掛け値なしだった…。

ところで、当時はドイツと戦っていたのですから、ドイツにしばしば招かれていたエドワード8世は顰蹙をかってました。

193710月、ウィンザー公夫妻はイギリス政府の忠告に反してヒトラーの招待を受けてドイツを訪問し、ヒトラーの山荘に滞在した。夫妻の訪独はドイツのメディアで大々的に報道され、滞在中の挨拶はナチス式敬礼で通していた」

「大戦後に自ら認めた回顧録『ある王の物語』の中でウィンザー公は、自らを親独派であったことを認めたうえで、決してナチズムを支持していた訳ではない、と記した」

王族の頃とは違い扱われ方がすっかりとダウンしていた。しかし、ドイツでは一級の王族扱いをされた。

そう考えたならば、殆どの人がうれしくてホイホイとドイツに出かけてしまうのではないかと思います。

タイプ7だとしたら、目立ちたがりで注目を浴びたがる気質です。

寂しいのも嫌います。夫婦二人で隠棲するという、そういう気質ではありません。

実際、パリ在住の頃は、毎晩のようにパーティを開いたこともあるようです。

であれば、招いてくれた国に肩入れしてしまうのではないでしょうか。

ドイツでなくとも王族扱いしてくれる国ならば、大のお気に入りになったのではと想像しています。

さて、当会の1つ目の基本理論には、「愛を求めるタイプ」としてタイプ7を揚げています。

「女性を強く意識するタイプ837」でもあり、女性が大好きになりやすい気質でもあります。

実際にも、王冠を捨ててまでも女性の愛を求めた男性がいたのですから、当会の理論の正しさが実証されたということになります。

さて、あなたは納得できますか?


1つ目の基本理論http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/static/theory1.htm

・世界と私は否定的に結びついている3タイプ(8・3・7)
  絶対愛を求める
  (条件をつけず、どんな自分でも愛してほしい) 


・世界と私は肯定的に結びついている3タイプ(2・6・1)
  権威に認めてもらいたがる
  (役に立つ人間と認められ、必要とされたがる)


・世界と私は両価的に結びついている3タイプ(5・9・4)
  世界を知り、自分を知りたがる
  (自分を正確に理解してほしい)

拍手[3回]


とりあえず、ウィキペディアに載っていることはみな事実だとみて、エドワード8世のエニアタイプはタイプ7らしいとみました。

しかし、事実ではない可能性もありますから、他のタイプの可能性もあります。それを確認して進めたいと思います。

エドワード8世Edward VIII
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%89%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%898%E4%B8%96_(%E3%82%A4%E3%82%AE%E3%83%AA%E3%82%B9%E7%8E%8B)

「これ見よがしにウォリスと同年の8月から9月の間に王室の所有するヨットで海外旅行に出かける、ウォリスと共にペアルックのセーターを着て公の場に登場する等アピールを繰り返した」

上記は、1月に王位を継承してから8か月くらいの頃のことです。

愛する女性との結婚を受け入れさせようとしてペアルックのセーターを着てアピールしたようです。

でも、ちょっと子どもっぽいと感じさせられます。子どもタイプから探すところですが、タイプ7だとしたらウイング6のほうが該当するエピソードです。

なお、ウイング8はボス型気質がありますから、王という権力を手に入れたならば、そこで何らかの政的な言動が出てくるのではないかと予想します。

こちらのウイングであれば、子どもっぽさもごく身内でないと分からず、外ではめったに出ません。

「首相らが出席しているパーティーの席上で、ウォリスの夫に対して。“さっさと離婚しろ”などと恫喝した挙句に暴行を加えるなどといった騒ぎまで引き起こした」

この振る舞い方だけを見れば、「7w6の可能性は低い」となります。

しかしながら、それは一般人の場合であり、王位に就いたのであれば7w6でも、そのような振る舞いする可能性はあると考えます。

しかも、たぶん四面楚歌の状態ではなかったかと。タイプ7であれば基本的に短気ですから思い通りに事が進まないのでイライラとして、つい暴力的になったと考えられます。

また、タイプ7w6が一般人ならば、イライラが高じても暴力的になることはあまり考えられません。

王位に就いていたからだと考えられます。7w8のほうならばあり得ますが。

動画は19361211日にラジオを通じて、国民に語った言葉で有名な箇所です。

自分が望むように重責を担い、国王としての義務を果たすには、愛する女性の助けと支え無しには出来ない。(I have found it impossible to carry the heavy burden of responsibility and to discharge my duties as King as I would wish to do without the help and support of the woman I love.)

「晩年には、リチャードニクソンとも親密な関係になり、BBCのインタビューに答えるなど、衰えを感じさせない活動ぶりを見せていた」

若い頃から活動的でしたが、王位を退いてからも愛する人と結婚できたので落ち着いた静かな暮らしができるところですが、そうはしていません。

各国を訪問しており、住まいもあちこち移動しており、晩年になっても活動的です。タイプ7によくあります。

なお、私の知人の7w6の男性ほど活動的な人は見たことがありません。あちこちに出没して、すぐに退去して次なる集まりに出席します。

資料などもたくさん作って集まりの中心的人物でした。よく気遣う人で、人受けが良くて、みんなを楽しませてくれました。

華やかな目立つことをよくしています。書き出してみると、なんだか明石屋さんまさんを描写しているように見えます。

しかし、ある時の様子からは、何もしないでいると、どうかなってしまうのではという恐怖感があるような印象があります。

または、人々から忘れ去られるのが恐怖にもなるという感じがしました。

一方、知人である7w8の男性は、年上の女性に取り囲まれていると幸せそうで、いつもニコニコとして女性たちの会話を聞いているだけでした。

この男性は静かで落ち着いたという印象があります。しかし、同性の中ではきつい視線を出しており、自分の主張は絶対に通すのだという姿勢が見えました。

ビートたけしさんのイメージと重なるような感じです。

しかし、どちらのウイングであっても、女性にはまめで女性好きな気質は丸見えでした。

尤もウイング8が重くなると女性には声掛けしにくくなるのか、不器用さが見られました。

ウイング6のほうは軽快さとユーモアなどから人気者になることがあります。むろん、暗くて陰気、不器用でユーモアの欠片もない7w6男性もいます。

「マスコミからは“比類なき君主制度のPRマン”などと評される」、「派手な女性遍歴から“プリンス・チャーミング”や“世界で一番魅力的な独身男性”などと評されたこともあった」

従って、このように評されるとしたら、ウイング6の可能性があると考えられます。 (続く…)

拍手[4回]

カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
プロフィール
HN:
竜頭 万里子 (りゅうとう まりこ)
性別:
女性
職業:
講師・カウンセラー・ライター
趣味:
読書・散歩
ブログ内検索
カウンター
バーコード
アクセス解析
忍者ブログ [PR]
【 ♥ イラスト提供:Night on the Planet ♥ 】